ご訪問ありがとうございます。
相変わらずのミニカーにお時間でございます。砂漠と言えば、ら
くだと言うことで、キャメルタバコのステッカーを置いてみました。
これを欲しているクルマが今回の一台になりそうですね。
場違いかも知れませんが、砂漠にF1マシンが登場です。今回の
一台は京商のウィリアムズ15Cになります。キャメルのロゴステ
ッカーに釣られたようです。確かにキャメルのロゴが付けば、『完
成』ですからね。
ミニカーの世界においても、タバコ広告は規制されてしまうようで、
ある意味仕方がないのかもしれないですが、何か寂しく感じてし
まいます。対策として適当なデカールを探せばいいのでしょうけど
、貼り間違いが怖い、そんな中で思いついたのがステッカーです。
キャメル以外のスポンサーロゴは、しっかりと再現されており、キ
ャノンやセガといった日本企業に目が行ってしまいます。当時の最
強チームに日本企業が参画していたことは喜ばしいことですよね。
カーナンバー2をドライブしていたのは、アラン・プロストで年間7
勝を挙げて、1993年のF1チャンピオンに輝き、自身4度目のタ
イトルを花道に引退をしました。プロストのF1キャリアにおける最
後のマシンをリサ店で見つけた時は嬉しかったですね。
そして、もう一台としてマジョレットのルノーRE40を登場させたい
と思います。リアウイングが欠品しているのは残念ですが、貴重な
ターボF1時代の3インチミニカーということ、そしてドライブしていた
のがプロストなので外せませんでした。
ルノーRE40は、1983年シーズンを戦ったF1マシンで、カーナン
バー15のプロストは年間4勝を挙げ、シーズンを優位に進めました
が、最終戦でネルソン・ピケに逆転されて、初タイトルを逃しました。
プロストは責任を問われチーム離脱を余儀なくされ、ルノー自身の
F1活動も1985年を持って活動を停止しました。そういう意味では、
プロストとルノーにとって大きな心残りだったのかも知れません。
10年の時が過ぎ、プロストは3度のチャンピオン獲得したトップ
ドライバーとなり、ルノーはエンジンサプライヤーとしてF1に復帰
して、ウィリアムズとのタッグで蜜月関係を築くまでになりました。
1993年のウィリアムズのシートは、プロストとマンセルとセナの
三つ巴の結果プロストが獲得しましたが、ルノーとの関係を考え
ると順当ではなかったかと思います。
それに、FW15の絞り込まれたフロントノーズの曲がり具合を見
ていると、プロストの鼻によく似ている気がするので、相応しかっ
たのではないかとも思えます。以上プロスト贔屓の独り言でした。
とプロストのための記事だったのですが、当時最強のチームを率
いていた車いすの闘将フランク・ウィリアムズにも捧げたいと思い
ます。訃報に接し安らかな眠りにつかれますようにお祈り致します。
メイン:京商 キャノン ウィリアムズ FW15C
:マジョレット ルノー RE40
背景:キャメルタバコステッカー