いつのまにか
空気が冷たくなっていた
吐息が白くて
手がかじかんで
ある日は雲ひとつない青空
ある日はぼんやりした曇り空
青空がいいとか
曇り空がいいとか
冬が好きとか嫌いとか
そういうことではないのだと
ふいに思った
どうしようもない私は
ただ空を見つめるのに精一杯だけれど
そんな私でいいのだと
言ってくれた気がして
大事なことはいつも失くすまで気づかない
次こそは繋いだ手を離さないようにと
思っているのに
どうしようもない私は
今日もただ空を見上げて
でもそれでもいいのかもしれないと
少しだけ笑った