笑顔の威力@家政婦のミタ
最終回の視聴率凄すぎ!まさか40%なんて!なんでこのドラマがこんなに人気なんだろう?って考えてたんだけどミタさんって「都合のいい人」なんだよね。美味しいご飯を作ってくれて何でも出してくれて何でも言うことを聞いてくれて逆に余計なことは何も言わなくてしまいにゃ「お母さん」にもなってくれる。4人の子持ち男のさ、嫁を探すのは大変だよ?それを恋愛なんていう、しち面倒くさいことを飛び越えてとびきりの女性が子供たちのお母さんになってくれるなんて。しかも子供たちが望んで、だよ。なおかつ、ミタさんは旦那を求めていないのよ。だからパパさんは浮気しても構わないわけよ。(子どもには軽蔑されるかもしれないけど、ミタさんは構わないだろう)実家のお母さんと暮らしてるようなものだよね。ミタさんってなんて都合のいい存在なんだ!一家に一人ミタさんが欲しい!そういうところが受けてるのかしら~なんて思っていたのです。最終回の前までは。「みんなの希望通りにミタさんがお母さんになって、ミタさんも心の傷が癒されて、めでたしめでたし」それもアリかなって。でもちゃんと脚本の遊川さんは最終回で描いてましたね。他人だからその距離感でいられたんだよ、と。家族や身内ってややこしいのよ。愛するがゆえに厳しくなるし、歯がゆくもなり、近すぎるから鬱陶しくもなる。家政婦だから聞かれたら「答え」を教えるけど、母親になったら自分で考えること、を教えなきゃならない。それが親の役目だから。子供たちはガッカリするけど、ミタさんの態度は正しい。決して別れが辛いから嫌われようとしたわけじゃないと思うんだよね。まあ汲み取り方が正しいかどうかはわからないけど母親として豹変するミタさんが見れてよかったな、と。でも、このドラマで一番の素晴らしかったところは、「笑顔には威力がある」ということを改めて知らしめたことだと思う。言葉ではよく言われるけど、こういうことなんだって実感したよね。それくらい、ミタさんの笑顔は素敵だった。正直このドラマにはハマってなかったけど、あのシーンは涙が出たもん。笑えて良かったね、って。笑顔って泣けるくらい感動するもんなんだ…って。どんな悲しいことがあっても笑っていいんだよ。もう笑えない、と思う日もあるかもしれないけど、笑っていいんだよ。ちょいと話はズレますが、先の震災で知り合った子から手紙を頂きまして。彼女は高校生なんだけど、たぶん彼女と同じように思ってる方も多いと思うの。「たくさんの方に支援していただいたことを忘れずに、頑張ります」って。いやでもね、私は忘れていいんだよ、と返したい。支援してもらったんだから清く正しく生きないと!なんて気負う必要なんてどこにもない。たまには学校をサボってもいいし(いやホントはダメだけど)、嘘をつく日があってもいい。嫌なことがあったら人の悪口を言ってもいいし、不貞腐れてもいい。誰かのために生きることは美しいけれど誰かの人生を背負って生きるのは辛くなるだけだから。誰かの分まで生きなくていい、あなたはあなたの人生を自由に生きてください、と伝えたい。ミタさんの笑顔を見ながらそんなことを考えた。そんなメッセージもあったのかしらん。あとこのドラマの主題歌がとても好き。「愛なき世界に生まれたわけじゃない」このフレーズに胸がぎゅっとなる。愛は世界を救う。言葉通りの世の中でありますように。