2016年11月18日(金)ソワレ

企画演劇集団ボクラ団義「今だけが戻らない」@CBGK!シブゲキ

 

以下ネタばれになります。

今現在公演中の為、見たくないよという方はスルーでお願いします。

 

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ボクラ団義さん、2回目の観劇です。

1回目の観劇「耳ガアルナラ蒼ニ聞ケ」の感想はこちら。

 

映画のようなオープニングや変わった舞台設計など、

この劇団はこういうカラーなんだなと思いました。

 

前回は時代劇サスペンスでしたが今回は現代劇のサスペンス、

しかも、「タイムトラベラー自供型サスペンス舞台劇」と銘打っています。

 

なんだかよく分からないけど面白そう!

 

こういうのもこの劇団の特徴らしく、過去の作品にもそういうものがあり、機会があればぜひ観てみたいです。

 

 

で、今回は。。。

 

なんか複雑でした(笑)

 

 

気持ちの方ではなく、内容の方です(笑)

 

今回は途中10分の休憩のある舞台。

 

前半は5年前、10年前、20年前の事件の詳細と、実はそれぞれに繋がりがあったという真実を中心に繰り広げられます。

 

まあ、ここまでは少し複雑ではあったものの、ほうほうこの人が!みたいな感じで興味深く観ていました。

 

休憩に入る直前では、舞台装置に、まだ出てきていない登場人物のプロフィールが文字情報として流れます。

一体この人は誰だ!?と思わせておいて休憩タイム。

 

実はどのタイミングで休憩に入るのか観ながらふと思っていたのですが、

知らない登場人物の情報を与えておいての休憩。

惹きつけますねえ(笑)

 

 

休憩に入ると、親切にも客席でブレイクタイムパンフレットという1枚のパンフを配ってくれました。

そこには現在公開可能な情報という事で、各事件や各登場人物の詳細が載っています。

 

それを見ながら自分の頭も整理。

 

後半はそれの謎解き、解決編なのですが、

 

もうね、ややこしかった!(笑)

 

自分の理解力が足らない、頭が悪いと言われればそれまでなのですが、

 

この人が実はこの人で?

自殺に見せかけたけどあの人がこの人になり変わって?

 

同じ役の人が2人舞台上にいたりして、怒涛の謎解きシーンでは

「???」がずっと頭の上にありました。

 

複雑ではあったものの、胸のつかえも取れたところでラストシーン。

5年前の事件が起きる直前の、仲間内でちょっと雰囲気が悪くなるシーンを「もしもこの時の雰囲気が良かったら」に変えたようなシーン。

 

不覚にも涙しました。

 

タイトルの「今だけが戻らない」ともだぶって、

死んだ仲間は帰ってこないし、あの楽しかった学生時代も戻ってこないんだと。

 

理解不足なところもありましたが、

役者さんたちの熱演と、大活躍の回転舞台装置がとても素晴らしかったので、

心からの拍手を送らせて頂きました。

 

「???」のところは配られたアフターパンフレットと購入したパンフレットを見て復習したいと思います。

 

今回、内容の濃さとチケット代が合致しているのではないかと個人的には思いました。

 

 

しかし、

自分の理解不足を棚に上げてなんですが、

頭をフル回転して観たせいか疲れてしまい、

正直、もう1度観たいとは・・・・・・ごめんなさい・・・m(_ _)m

 

もう1度見れば理解も深まるかもしれませんが、

結果も知ってしまった今、面白さも半減してしまっているし、

そんな中、休憩込みの2時間50分は長すぎるな、と。。。。

 

そうなると、もう1度見たくなるお芝居ってなんだろうって思っちゃいますね。

 

あとは、これは自分で指定した座席に関係している事なのですが、席が前方だったせいか舞台全体が視界に入らず、見上げたり顔を左右に振ったりして肩が凝ったり目が乾いたり(笑)

その疲れもありまして。

座席が前すぎるのも考えものだなと深く反省しました。そして勉強になりました。

 

そういえば、長い時間ずっと座っていたのに腰・お尻が全然痛くなかったです。

座席がふかふかでうまくフィットしてくれたのか、全くそちらの疲れは感じなかったのがすごいなと思いましたね。

 

それだけでもこの劇場はいい!と思ってしまいます(笑)←単純

 

 

今回の残念な点はなかったです。

 

劇団やお芝居に関する事は全くなかったのですが、斜め後ろにいた女性が少し気になりまして。

 

面白い場面では声を出して笑った方が役者さんにも良い事は分かっていますが、周りにいるお客さんから見ると『笑いすぎ』とも受け取られかねません。

まるで家でテレビを観ている状態。

もしくはバラエティ番組の笑い屋さん。

舞台上で役者さんが誰かに強く叩かれるシーンでは「痛っ!」とも叫んでいましたし(苦笑)

自分もバラエティ番組など観てる時思わず言ってしまう時はありますが、舞台や映画を観ている時は思っていてももちろん口には出しません。

周りには他のお客さんもいるし、公共の場所である事を自覚してほしいものです。

 

なにかしらの舞台を観に行くと必ずそのような人が1人はいるので、とりあえず自分の近くにはいないでほしいと心から願うばかりです。

 

 

あとは・・・

前回某劇団の舞台にてアウェイな雰囲気を感じてしまったので、少し恐怖症になってしまったのですが、ここはウェルカムな雰囲気でほっとしました。

初めての観劇の時にもそうだったので大丈夫だとは思ったのですが、お客さんに対する心遣いがひしひしと感じられたし、固定ファンも多そうなので安心して観劇できました。

 

 

そんな感じでしたが、総括すると、

のちに発売するであろうDVDよりも生で観た方がいい舞台なのは間違いないです。

 

2016年9月9日ソワレ

劇団6番シード「Life is Numbers」@中野ザ・ポケット

 

以下ネタばれになります。

見たくないという方はスルーでお願いいたします。

 

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劇団6番シードさん、初めての観劇です。

今注目している沖野さんが客演、かつストーリーが面白そうと思って、前々から楽しみにしていました。

 

面白かったです!

 

まずテンポが良かった!

これが1番ですね。

 

登場人物が多いのにごちゃごちゃせず、またそれぞれの展開が気になって、2時間集中して観る事ができました。

いかに生活の中に数字が関わっているかを再認識しましたし、

あまり数字に振り回されるのもダメだなって言う事も思いました。

 

カフェナンバーズに集うそれぞれの客が最後には全員が関わるところと、それぞれで展開していた話が繋がったところが秀逸でした。

 

笑って、感動して、ラストはほっこりもする、そんな舞台でした。

こんな小劇場でやるにはもったいないぐらいの素晴らしい脚本だと思います。

 

 

さて、お目当ての沖野さんは医者役なので白衣でした。

白衣、お似合いでした(笑)

 

今回のお芝居を見て思ったのは、やっぱり不思議で面白い役者さんだな~って事。

 

笑ったシーンというのがほとんど沖野さんが喋った場面でした。

でもそんな面白キャラではなく、医者役なので普通にお芝居していればこういうお医者さんいそうだよねって思うような役です。

なのに、言い回しで笑いも取れるというのは、素人考えですが、すごい事なんじゃないかと。

もちろん、他にもそういう役者さんはたくさんいると思います。

ファンでもあるBQMAPの前田剛さんもその1人だと思います。

 

 

初めて沖野さんを観たボクラ団義の「耳ガアルナラ蒼ニキケ」での坂本龍馬役は、笑いもなくただただ龍馬になりきって演じていました。

次に観たポップンマッシュルームチキン野郎「うちの犬はさいころを振るのをやめた」ではR-18回ということもあり、舞台上でズボンを脱いでパンいちで側転をするという暴挙(笑)

そして今回。

次は何をしてくれるんだろう、どんなお芝居してくれるんだろうと思うような、そんな役者さんだと思いました。

 

 

役者さんと言えば、今回は登場人物が全員個性的でしたね。

特にダメな人物が気になってしまいます(笑)

 

女性建築士と同棲している彼氏。

彼には少し頭に来ていました(笑)

女性は結婚したいと思ってさりげなくプロポーズしたのに、まだ1人がいいって言って断る。

それをゲームしながら受け答えする。仕事が長続きしない。

『こんなやつとは別れた方がいいって!!』

って言いたかったです(笑)

 

フリーター2人組。

今時の若者って感じ。銀行強盗を企てるけどその方法が安易すぎて笑った。

未遂と言えども『こんな事で人生を棒に振るな!』って言いたかったです(笑)

 

 

あと、音楽。

開場時からずっとビートルズが流れていて、逆に珍しいなって思っていました。

そしたら本編では重要な要素になっていました。

こんなに心に染みたビートルズはなかったです。

 

 

当ブログ恒例の残念な点をあげるコーナーですが、

お芝居自体に残念な事はなかったんです。

 

でも劇場に入る時にちょっと気になる事が。

 

入ると割とすぐチケットもぎりの人がいるはずなのですが今回はいなくて、あれ?チケットは?と思っていたら、当日引換のテーブルの人が気づいてチケットをもぎってもらいました。

 

で、先へ進むとフライヤーを配っている人が2人いらしゃったんですが、最初お喋りをしていて(業務的な事が私語が判断つかなかったですが)、近づくと「チケット拝見します」と言われたので渡したのですが、もうもぎってもらったので「そこで切ってもらいました」と伝えると了解してくれました。

 

つまり何が言いたいかというと、他の劇団の入場時に比べると、

「お客さんウェルカム!!」

という雰囲気が少なかったかなと思います。

 

結果的に、チケットを最初から持っている人と当日引換の人の受付は別になっていた訳ですが、もう少しドア近くにいて、フライヤーを配る人はまた別にした方がいいのではないかと。

 

あとお喋りも気になりましたね・・・。

お客さんの姿を見つけたら業務上な事でも一旦止めて、対応してほしかったです。

お客様あっての公演だと思うのですが・・・。

 

って少し厳しいですかね(^^;

 

 

客席でも他の劇団の公演と比べると、関係者が多いのかなって思いました。

開演前の雰囲気と言いますか、仲間同士で喋っている感じが、ファン同士で喋ってるのとは違うような。

キャッキャッウキウキのお客さんとは雰囲気が違う人が「お疲れ様です~」って、またそんな感じの仲間に近づいていたり。

もちろん自分の周りには一般のお客さんもいましたが、まるで内輪で楽しんでいるかのような、一般のお客さんは肩身が狭いような、そんな気持ちになりました。

 

それが受付にも表れていたのかなって。

「どうせ内輪が多いからいいだろう」みたいな。

 

って気のせいですかね(^^;

 

 

で、その味方にしたい一般のお客さん、隣にいた男性でしたが、

この方も少し残念でした(^^;

 

ラスト近くでなぜかチラシをガサガサ触り始めて、音が気になりましてね。

役者さんの確認で、上演中にペラのパンフを見る人はいますけど。

多分もう終わるよ?なぜ今!?って思いました(笑)

前の席に座っていた人も気になったようで、こちらを少し振りかえるような素振りをしていました。

家でDVD観てる訳じゃないんで、生の舞台、音は本当に気をつけましょう。

 

 

 

さてさて、個人的な事ですが、

8月から9月にかけた観劇月間もこれでひと段落です。

 

今行く予定のものはないですが、

行きたいものとしては11月のボクラ団義さんの「今だけが戻らない(仮)」ですね。

前回の「耳蒼」がとても素晴らしかったので、次回作も楽しみです。

 

2016年9月4日(日)ソワレ
クリエ プレミア音楽朗読劇VOICARION「Mr.Prisoner」@シアタークリエ


※以下ネタばれになります。見たくないという方はスルーでお願いします。

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先日観たVOICARIONの2作目です。
キャストはこちら

こちらも錚々たるメンバーです。


最初に謝っておきます。

この日、とっても眠かったんです。
開場前に食事をしたのですが、それがいけなかったのか、座席につくととんでもない眠気に襲われまして・・・。

でも始まったら集中して観るから眠気も吹っ飛ぶだろうと。

実際、「女王がいた客室」の2回目観劇の時でも開演前は眠かったんです。
しかもストーリーも分かってるしオチも知ってるなか、この時は完全に眠気は吹っ飛び、1回目の観劇のように楽しめました。

今回もそうだろうと思ったのですが、心地よい音楽と流れるようなセリフで瞼が閉じていくのを止めるのに必死でして・・・。

もう、眠くて眠くてしょうがなかったんです!
もしかしたら少しだけ船を漕いでいたのかもしれません!
本当に申し訳ありません!


でもね、決してつまらなかった訳ではないんですよ!

私の食べ過ぎが原因です。
自分では食べ過ぎたとは思っていないんですが、かた焼きそばのデザートセットは・・・ちょっと多かったですかね・・・


もちろん、キャストの皆様も音楽も照明も演出も、相変わらず素敵で素晴らしくて、初めて藤沢朗読劇を観た人なら感激・感嘆するレベルです。

自分の非を棚に上げて言わせて頂きますと、ストーリーにメリハリがなかったのかな、と少しだけ、ほんのちょーっとだけそう思います。

「女王がいた客室」では割と笑いどころがあったので、観ているほうもところどころ力を抜ける時があってからの、後半は感動のラストへ~という形でしたが、「Mr,Prisoner」は淡々と進んでいったように思いました。

「女王がいた客室」を観たから余計そう思ったのかもしれません。


メリハリ云々は個人的にほんの少しそう思っただけで、何度も言いますが今回も本当に素晴らしかったんですよ!


まずはキャストの皆さん。

山寺さんは今回9役を演じられ、本当に同じ人の声なのかってぐらいすごかったです。
「七色の声」を生で聞く事ができて感激しました。
山寺さん演じる囚人はどことなく「羊たちの沈黙」のレクター博士を彷彿とさせました。

林原さんは少女の声と大人の女性の声を演じ分けていて、その切り替えの早さに驚きました。
プロの技を見た気がしました。

上川さんは朗読劇で拝見するのは初めてでしたが、2役を演じ分けられていて見事でした。
そして低音ボイスの素敵な声でよく通って聞こえました。
でもマイクに乗る声の通りやすさはやはりプロの声優さんの方が上かもしれないです。
ここが声優さんと俳優さんの違いなのかなと思いました。


そして音楽。

「女王がいた客室」から少し人数が減って、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションの4人編成でした。
でもこれは終演後の紹介時に知った事で、まさか4人で演奏しているとは思えないほど、音の厚みがすごかったです。


そして舞台セット及び演出。

牢獄の檻をイメージした緞帳を使用していました。
緞帳自体は過去作品でもあまり使用していなかったので珍しかったですね。
そこから立ち上るスモークとライトがこれから始まるお話をイメージしていて良かったと思います。

舞台セットも「女王が~」で使用したそれぞれの朗読位置がそのまま使われていたのですが、観劇した座席の場所のせいか今回は演奏者のお姿が少しだけ見えました。
特にパーカッションの稲野さんが良く見えたのですが、何種類もの打楽器を演奏していて、見るたびにいつも何か違う楽器を演奏していたので目を奪われてしまいました。
そして相変わらずチェロの音色は素敵でした。

今回座席は真ん中ぐらいの列でしたので、照明の素晴らしさがよく分かりました。
印象的だったのは、やはりラストの雪が降っているような演出ですかね。
ステージ全体と前方の座席に細かい雪が降っているようでした。

そしてそこからの~客席頭上から雪!
まさか本当に降ってくるとは思わず驚きました。
不思議な成分で出来ているのか、目にははっきり映るのに気が付くとなくなっていて通路にも残っていなかったと思います。
スモークを固めて作ったような?だから残らない?とかいろいろ考えてしまいました。

本当に文翁さんの演出にはいつも驚かされます。

あと、VOICARIONでは場内アナウンスも秀逸でした。
「女王が~」では舞台がホテルだったので、出演者を「従業員」と呼んだりシェフがいたり。
「Mr.Prisoner」では休憩時間に入ると「脱獄でございます」とアナウンスして笑いを取ったり。
真面目そうな声でそういう事を言われると余計可笑しいんですよね。

こういう茶目っ気は大好きだし、本編以外のところで物語に浸れるのも良いです。



うん、眠かった割にはよく覚えていた(笑)

いつも書いてる「今回の残念な箇所」は、間違いなく自分です。
次回からはあまり食べ過ぎないように、
でもお腹が空いてぐーっと鳴ってしまうとそっちに意識が行ってしまうので、軽めに食べる事にします・・・。

2016年8月28日(日)ソワレおよび9月1日(木)ソワレ
クリエ プレミア音楽朗読劇VOICARION「女王がいた客室」@シアタークリエ



VOICARION 自体はまだ公演が残っていますが、「女王が~」は終了しております。


いわゆる「藤沢朗読劇 」とよばれるものです。

実はファンです!!!!


一度観たら圧倒されます。
キャスト、音楽、衣装、照明などなど。

一言で言うならば「上質」。


今回チケ代は8,000円でしたが、


チケ代以上に大満足できる数少ない公演です。

様々な公演の中には、高い割に内容が伴っていないようなものもあり、ギャラ分で高いんじゃないの?なんてのもありますからね…(^^;

なので8,000円もほいほい出してしまうし、今回は2公演観劇しました。


“VOICARION(ヴォイサリオン)”とは東宝とタッグを組んだ朗読劇。
そのためか会場も日比谷のシアタークリエでした。
久しぶりに日比谷界隈に行きましたが、劇場が集まってて面白い場所だなって思いました。


さて、「女王がいた客室」ですが、藤沢朗読劇ではキャストはいつも声優さん・俳優さんを起用しています。
キャストはこちら。

過去の公演では土日のみで同じキャストの4回公演とかが多いのですが、今回はご覧のように色々な声優さんがご出演!
なので、どれに行こうかとっても悩みました。
(本当は1回ずつ観たいところでしたが、さすがにお金が・・・笑)

で、結局、8/28と9/1に決定。
どの方も人気の方なのでチケ争奪戦は必至。
私も8/28分は東宝の先行で外れ、プレイガイドの先行でも外れ、残りは一般しか道はありませんでしたが、奇跡的に繋がりしかもそれが最前列というミラクルが起きました。
ありがたやありがたや!

9/1は先行で無事ゲットできましたが、それも4列目という良席。
表情もよく見えて両日とも堪能できました。


さて、内容はというと、

今回も素晴らしかったです!!!
大満足です!!!



もうね相変わらず上質でしたよ。

キャストのお芝居はすごいし、音楽も素敵だし、衣装・照明も凝っていたし。

藤沢朗読劇では、同じ日程で違うキャストさんが同じ役をやるのを観たのは初めてでした。
(再演という形では役違いはあったかな)

なので、中村さん・勝平さん・沢城さん組を観たあとに、平田さん・山路さん・水さん組を観た時は最初違和感アリアリでした。

もう脳裏に『この役はこんな感じ』っていうのが残ってましたからね。

でもそれがどんどんと塗り替えられ、新しいアレックス・マイカ・エレオノーラがイメージされていきました。

比較的年齢の高い後者(失礼w)でしたが、アレックスとマイカの年齢設定はこちらの方がしっくりきましたね。

興味深かったのは、1回目観劇の時に笑いの起きた場面では2回目観劇時には起きず、またその反対の現象が起きてました。
キャストさんのセリフの言い回しによるものなのか、その時のストーリーの流れによるものなのか分かりませんが、これが生の舞台ならではの現象なのかなと思いました。


3役は代わっていきましたが、唯一代わらなかったのは、陛下こと竹下景子さん。

本当に、さすがの一言に尽きます。

大女優さんではありますが、私の中では「三択の女王」のイメージが強く、少しミーハーな気分で臨んでいたら・・・ひどいしっぺ返しをくらいました(笑)

竹下さんのお芝居にただただ涙・・・。

衣装もとてもお似合いで本当にこの時代の高貴な女性がいらっしゃるようでした。


音楽ではチェロの音がとても心地良かったです。
演奏者はどなたも一流の方ばかりですので間違いはないのですが、事前にyoutueでチェロの松本さんの映像を見ていて電子チェロみたいな楽器をカッコよく弾いていらっしゃったので、特に耳に残っていたのかもしれません。

残念だったのは、演奏チームがセットの影に隠れてしまった事。
過去の公演では、キャストの後方で演奏しているものの、その姿は全体的に見えていたのですが、今回はステージの広さやセットの事もあったのかもしれませんね。
演奏しているところを観るのも藤沢朗読劇の楽しみの1つですので、来年のVOICARIONではよく見えるようにお願いしたいです。


「女王がいた客室」は公演終了しましたが、9/3~9/5まで「Mr.Prisoner」が始まります。
こちらも観劇予定です。とっても楽しみです!



 

2016年8月26日(金)ソワレ
クロジ「きんとと」@全労済ホール/スペース・ゼロ


※公演は終了しておりますのでネタばれしています。


クロジ さんは初めて観劇しましたが、

いや~良かった!!!!

舞台セットの美しさもさることながら、ストーリーがもう・・・切なくて・・・。

先の読めない展開で2時間があっという間でした。
まさかあんなラストになろうとは・・・

そして、プロローグとエピローグ。
舞台セットと舞台上の役者さんは同じなのに、エピローグが始まった時はなんだか衝撃でした。
ああ、ここに繋がっていたのか!と。
そして少し救われた気がして泣けました・・・・

本当に素晴らしい舞台でした。


出演していた役者さんたちも、有名声優さんが多めでしたが、さすがに声が通ってて後ろの方の席でしたがとても聞きやすかったです(笑)
有名声優さんが出演すれば集客率は上がると思いますが、それを差し引いても何回も観に行きたくなる舞台でしたね。
自分は1回のみでしたが、都合が合えばもう1回観たかったです。
チケ代も、小劇団にしては少しお高いかな・・・と思っていたのですが、大満足です。
それだけの価値がありました。
観に行けて本当に良かったです。


役者さんと言えば、萩泉役の藤波瞬平さん、

色気がハンパなかったです!!!

役どころが男娼ということなので、着物を着崩して登場する事が多く、肌の露出も女優さんより多いんじゃないかってぐらい(笑)

色気ムンムンなのに口調は男っぽいところがまたヨシ!(笑)
ギャップ萌えですね。

パンフなどのグッズは終演後に販売との事でしたが、観る前はパンフどうしようかな~って悩んでたのですが、観た後は購入を即決断しました。

そのパンフ内の役者さんの写真もまた美しくて・・・
見るたびにあの切なさが蘇ってきます。。。。



これだけ素晴らしかったのですが、通常小劇団の公演にはあるはずの事柄が2点なかったのが残念でした。

①座席にフライヤーおよびアンケート用紙がなかった

入場する時に配られる事が多いと思うフライヤーですが、この時は配られてなく、今回のはないのかな?と思いつつ座席へ。
ふうと一心地つくと前の座席の人たちがフライヤーを見ている・・・。
まだお客さんの座っていない座席を見渡すとフライヤーが置いてある。
でも置いていない席もある。
一度席について離席したから無いのか、足りなくなったのか(そんなバカな笑)、座席が後ろから3列目ぐらいだったので関係者席と思われて最初からなかったのか、その辺は分かりません。
よって、通常一緒に挟みこんであるアンケート用紙もなく、感想書きたかったのに書けなかったです・・・。
あと、フライヤーも実は観劇の楽しみの1つであるので、残念に思いました。


②面会がなかった

関係者には楽屋の方であったようですが、一般のファン向けにはありませんでした。
まあ、出演者が有名声優さん多めでしたから納得なのですが、アンケート用紙に感想を書けなかった分、目当ての役者さんには一言でも直接言いたかったですね。
あとロビーではグッズ販売もしていて人で溢れていましたから、そこに出演役者さんたちが出てきたら大変な事になるのは目に見えているので、それもあったのかもしれません。


上記2点ありましたが、非常に満足度の高い舞台でした。

2016年8月11日(木・祝)マチソワ及び14日(日・千秋楽)
BQMAP「酒呑童子~僕らはもう、戦わなくちゃいけなかった」@シアターサンモール

 
※公演は終わってますので、ネタばれガンガンしていきます(笑)


推し劇団BQMAPの25周年記念公演です。

25年ずっと続けてくるのって大変な事だと思います。
星の数ほどある小劇団の中には、解散してしまったり、解散まではいかないけど1人で劇団を続けていたり、華々しく「○周年!」と言える劇団は少ないんじゃないかと。
まあ役者ではない自分が偉そうにこんな事言うのはどうかと思いますが(^^;

BQMAPとの出会いは2012年「プリオシンの竜骨」を観てから。
同じシアターサンモールでした。
内容は真面目でしたが、途中にブレイクみたいな感じで出演者によるお絵かき大会が始まったのは驚いたし、今でもよく覚えています。
そして何事もなかったかのように本編に戻る・・・。
波の表現を白く長い布を使って表したり・・・。
小劇団の舞台を観るのはこの時が初めてでしたが、チームワークのとれたいい舞台だと思いました。
その後もBQMAPの舞台を見続け、衣装・お芝居・照明など完成度が高い劇団なんだなーと思うようになりました。
役者さんたちの名前と顔も覚え始め、今ではすっかりファンに。
そして今に至る訳ですが、この辺で「BQMAPと私」は止めておいて(笑)、今回の感想です。



最初に言いますが、
今回も素晴らしかった!!

詳しくはここ から。


つい最近観たボクラ団義の「耳蒼 」のオープニングのような派手さはありませんが、「酒呑童子」のオープニングもなかなかどうしてカッコよかった!

シルエットによる頼光四天王の登場シーンとか、テンマル役の郁子さんが後ろを向いたまま仁王立ちしてそれをバックに「酒呑童子」の文字が映るという演出もカッコよかった~!

テンマルの想い、頼光四天王の1人・渡辺綱の意識にダイブしてしまった夏乃やダイブされてしまった渡辺綱の想いなど重く話が進みそうな時に、ちょいちょい笑いがあるのがBQMAP。

今回のツボは、阿倍晴明のダジャレと藤原兼道の“まろっぷり”(笑)

ちなみに、晴明役の臼井さん、復帰おめでとうございます!
去年の公演中に怪我をしてしまい、ブログによると「左膝の前十字靱帯と腹側靱帯の断裂と半月板損傷」だったそうです。
聞いただけでも痛そうです・・・。
きっと辛かったであろうリハビリをがんばって、また舞台に立つ事ができて、本当によかったです!!
(風雲天狗、またできますね!w)

そんな復帰作にダジャレ。
ストーリー的には重要な役どころなのですが、こういうところに笑いを入れるところ、好きです(笑)
臼井さんはやはりBQMAPに欠かせない役者さんだなって改めて思いました。

でも笑いばかりではありません。
想いが通じた人、かたや通じなかった人。
見どころ、思いどころ満載でした。

最後のシーン、現代の祇園祭にてお神輿に乗ったり引っ張ったりしている、神様になった「鬼」たちが笑顔でステージ真ん中から登場してきた時は、涙腺崩壊でした。

今回3回観ましたが、3回ともうるっときてしまいました。

祇園祭ってこういうお祭りだったんだと初めて知りました。

25周年にふさわしい、とても素晴らしい舞台だったと思います。
どこかで呟きましたが、、
BQMAPの舞台はいつも完成度が高いので、何回も観に行きたくなるし、次回作も観に行ってしまうのです。

そんな次回作は来年2月にミュージカル!
初の試みという事ですが、きっと面白いに違いない!
期待して冬を待ちたいと思います。

 

 2016年7月29日(金)ソワレ
ポップンマッシュルームチキン野郎「うちの犬はさいころを振るのをやめた」@シアターサンモール


以下ネタばれになります。

東京公演は終了しましたが、大阪公演は8月13日(土)~16日(火)まで梅田HEP HALLで公演ですので、見たくない方はスルーでお願いします。


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知らない劇団シリーズ第2弾です(笑)
しかし今回知ってる役者さんはいます。
日替わりゲストのボクラ団義の沖野さんです!!!

なんだか気になる役者さんになりつつある沖野さん。
詳しくはボクラ団義「耳ガアルナラ蒼ニキケ」の感想をご参照ください。

お芝居も素晴らしかったけど、実はこんな事がありまして。。

「耳蒼」後、沖野さんのツイッターをフォローしたら数日後にご丁寧にお礼のリプをいただいてびっくり。
なんて律儀な人なんだ!と。
こちらからもお礼の言葉と、ついでにここのブログに書いた「耳蒼」の感想をよかったらお読みくださいとリンクを貼って返したんです。

主演の役者さんに直にこんな事を伝える機会なんて滅多にないと思って、思いきってオススメしてみたんですが、読んで頂けたら嬉しいけど、読んでくれたのか読まなかったのか分からないしなー、自己満足になるけどいっかーって思っていたら、数時間後に読んでくれた旨のリプが!!!

えええ!そんな早くに読んでくれたのおおおお?!
い い ひ と だ  !!!!

そんな事があった1時間以内には今回のお芝居のチケットを買ってました。
ええ、単純です。てへ。


さて、この長い名前の劇団と、長いタイトルのお芝居の感想です(笑)

開場前には「開場前パフォーマンス」なるものをおこなうとの事。
最近演劇界ではそういうのがはやってるんですかね。
「耳蒼」の時も前説あったし。

今回のは客入れ時からステージ上では役者さんが背中を向けてスタンバってました。
何が始まるのかと思ったら、結果的にはちょっとしたお芝居でしたが、内容がいろいろヤバめで・・・(笑)

出演は、某夢の国のネズミとガールフレンドのネズミとおなじみのサブキャラ+大阪にある某巨大テーマパークのキャラ達など。
ネズミの性格の悪さゆえ仲間たちやスタッフと対立してしまい、大阪の巨大テーマパークに引き抜かれそこで働くものの、昔の仲間たちの大切さに気付き元の鞘に戻るが、昔辛く当たってたスタッフに殺されてしまう・・・という、何ともブラック(笑)
実はその日から2日後にたまたま夢の国に行く予定が。
タイムリーすぎですwww

あとからチラシを見てみたら、役名が「ネズミ」「メスネズミ」「ナンバーツーの男」など。
うん、さすがにはっきりとは書けないよねww

そのあとに諸注意の説明。
この回は「R-18ステージ」との事。
ちょっとオトナな内容があるのかなと思ってましたが、以下の点が組み込まれているそうです。

①ドアの開閉の音が喘ぎ声
②役者がどんどん服を脱ぎだす
③とある役者がTバック
④自分が異性に興奮する仕草をセリフに折りこんでいる

予想以上にオトナ向けでした。

ちなみにこのR-18ステージ、公演スケジュールでは大阪公演含め3回しかないようです。
そのうちの2回目にぶち当たりました。


本編のストーリーはというと…
戦時中、平穏に暮らしていた喋る犬(?)が軍により未来を見る力を与えられ、それに苦しみながらもある少女の命を救う、とざっくり言うとこんな感じ。

全部観終えた今だから言える事だけど、全体的にはとてもいい話なんです。
最後の方では少しうるっときそうになったり。

しかし・・・・なにせR-18ステージですから(笑)
ある体の一部を手で隠した全裸の人がステージ上に出てきた時はびっくりしました!
うまく隠して動き回って、たくさん練習したんだろうなーって変なところで感心してしました(笑)
体を普段から鍛えていらっしゃるのか、とても引き締まっていて、キレイな体でしたよ←
そして上記4点のオトナな点はもれなく盛り込まれていて、笑ったし面白かったです。

でも正直言って、それをずっと観ていて一時不安になりました。
イロモノのにおいしかしない!って。
そりゃあ脱げば誰だって面白いし、エロいセリフを言えば笑うし。
今回初めて観た訳だからこれだけで判断できないけど、途中引いてる自分がいた事は確か。

ところが後半は一転話が締まってきました。
笑わせておいて最後は泣かす。
これも狙いなのかもしれないですね。

つまりは、R-18ステージではない回も観た方がより面白いかも!という事が分かりました。
普通に演じているバージョンを観た後にこれを観ると引く事もなかったし、面白さも倍増したと思います。


さて、日替わりゲストの沖野さんは、中盤頃に登場しました。

例の全裸の役者さんの前に座りちょうど頭でアノ部分を隠しているという衝撃の登場!
そこからお客さんを巻き込みなぜかゴムパッチン。
しばらくして再登場した時は、おもむろにズボンを脱ぎだし「パンツだけは見せたくないんだ!」と言いつつ、何回も側転!

バッチリ見えてますけど!!!!

R-18とはいえ、気になる役者さんがステージ上でズボン脱ぐなんて初めてです・・・・。
笑ったし面白かったけど、前回のカッコ良くて熱い坂本龍馬からの降り幅が大きすぎて、いろいろ衝撃的でした・・・・。


そして残念な点や気になった点も多少。

・一部のセリフが気になった

とあるセリフの中で「黒人なのに○○できない」とか、そんな感じのセリフがありまして。
確かに顔を黒く塗った役者さんが黒人を演じてたんですが、気にし過ぎかもしれませんが、少し差別的な印象を受けました。
そもそも「黒人」という言い方も多少の差別的要素があるかと思われます。
細かい事は忘れてしまいましたが、他にも同じように感じたセリフがあったような・・・。
あくまで個人的に感じた事ですので。


・笑えるセリフがよく聞こえなかった

R-18ステージで組み込まれている点のうち、異性の興奮する仕草を言う場面。
役者さんによってはスパッと言い放ってドカンと笑いが起きていましたが、中にはせっかくの笑えるセリフを少し噛んでしまいあまり笑いが取れなかった事も。

先程も書きましたが全3回のうちの2回目だし、マチネでは通常のバージョンなので、覚えきれていなかったのかな?段取りに慣れてないのかな?と思ってしまいました。
少しもったいないな~とも思いました。


あとこれはお芝居の事ではないのですが、

・隣のお客さんが…

自分が一番苦手というかむしろ嫌いなタイプのお客さんが隣にいました。

それは、家でテレビ観てる感覚で生の舞台を観ている人。

以前声優さんのイベントへ行っていた時に山ほどいたんですが、独り言をブツブツ呟いたり、ニコ生のコメント感覚で1人でつっこんだり、前傾姿勢でステージを観たり。
普段は家でこういう風にしてテレビやDVDを観てるんだろうなーと安易に想像できます。

そういった人は演劇の舞台を観に行くようになって遭遇しなくなったんですが、とうとう隣に来てしまいました(笑)

お芝居の途中でびっくりした時は「あーびっくりした~」。
下ネタの場面では、あまり品がいいとは言えない笑い方とオーバーなリアクション。
終演後は「腰いたーい」。

終演後の独り言は誰か知り合いが近くにいたのかと思うぐらいはっきりと言っていたんですが、まあ終わった後なのでよしとします。
でも隣にそういう人がいると、舞台に集中できなくて困るんです。
上演中の独り言は言っていなかったので、それがなかっただけましと思えばいいのかもしれませんが・・・。

ここに愚痴を書いても仕方ないので、次回は遭遇しない事を願うばかりです。


・シアターサンモールの罠

何回か来ているシアターサンモールですが、座席の場所ばかり気にしていて、全体的な事を忘れていました。
それは、通路はさんだ前方のエリアは段差のない席だったという事。
今回そのエリアのしかも後ろの列だったので、下手側は前の人の頭で全く見えないという事態が発生。

チケットは当日精算だったため座席は当日分かった訳ですが、非常に見にくかったです。
何とかしてほしいものですが直前に取ったので文句は言えません。少し言っちゃったけど。
前方エリアなら3列目以内が見やすいかもしれないですね。


総括的な感想としては、満足度70~80%ですかね。
沖野さんに関しては100%です(笑)。
9月の客演公演も面白そうな内容ですし、また違ったお芝居が見られるのかなと期待しています。


次の観劇は、8月10日~14日公演、本命のBQMAP「酒呑童子」です。
またシアターサンモールです(笑)

2016年7月8日(金)夜 企画演劇集団ボクラ団義「耳ガアルナラ蒼ニ聞ケ」@あうるすぽっと


東京公演は7月10日(日)まで、これから大阪公演もあるのでネタばれされたくないかたはご注意ください。



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しょっぱなから失礼ですが、知らない劇団&役者さんなのに、ストーリーと劇場が駅直結(笑)という点に興味を惹かれ観にいってしまいました。
そこそこいろんな舞台は観ているのですが、お気に入りの劇団やお気に入り・知ってる役者さんが出演しているから観に行こうって思うのに、こういう事は初めてでこの行動力に自分でもびっくりです(笑)

結果は・・・面白かったです!!!!

観に行って正解でした。
内容は、坂本龍馬暗殺の真相を史実とフィクションを交えて、結局犯人は誰なの?なサスペンス劇、といったところ。

幕末&サスペンス・ミステリー好きとしては好奇心をくすぐる舞台でした。
登場人物がとても人間くさく描かれていて、本当に内部でもこういう対立や思惑が渦巻いていたのかなあと。
上演は2時間半と少しという長丁場でしたが、飽きもせず、気分は前のめり(実際やったら他のお客さんに迷惑ですので)、目をキラキラさせてずっと観てました。
ずっと座ってた割にお尻は痛くならなかったです。
長時間に耐えうる劇場の椅子、素晴らしい!(笑) 


演出的な点でも楽しかったです。
緞帳のような白い幕にちょっとした説明を映し出してこの時代の事を分かりやすくしたり、舞台セットの襖や梁に、オープニングでは役者の名前を映したり。
これはまるで映画かドラマのオープニングようだと思いました。
こういう使い方もあるのか!と驚いたけど、とてもカッコよかった~。
そして「これから始まるぞ!」ってこちら側も観る姿勢が変わりますね。
長いだけにメリハリも大事。

舞台セットも不思議だったな~。
文章で説明するのは難しいけど・・・
まず舞台上に階段を作って2段にして、そこでもお芝居が繰り広げられます。
その2段目の上手に横向きにさらに階段を作って上に上がれるようにしてるんだけど、階段を上った役者さんは2段目に作られた襖から登場、と。

役者さん、移動が大変(笑)

そういう視覚的トリックも長丁場をクリアするために必要なのかも。

あとセットではないけど、2段目で繰り広げられてるお芝居と、1段目でさっきまで繰り広げられていたお芝居の時間軸が違っているのも面白かった。


役者さん的な感想は、もちろん皆さん初めて観る方ばかりなのですが、やはり主役の坂本龍馬役の沖野さん、とても素晴らしかったです。

土佐の志士役の役者さん達はもれなくオール土佐弁だったので、覚えるのも大変だったろうなーと御苦労が伺えます。
その中でも一番セリフが多いと思われる主役はもっと大変だと思われます。
普段から土佐弁で話してないと身に付かないレベル(笑)
合ってるか合ってないかは素人には分かりませんが、そこは完璧を目指すだろうし目指してほしいです。

激しい殺陣のあとにセリフを言う時も、息を切らさず普通に発していたところも感心しました。

新しい国をつくるために奔走する龍馬は荒々しいイメージなのに対し、彼を取り巻く女性たちとのシーンはどこか色気を感じました。千葉さな子と勝負するシーンは印象的。今思い出しても好きなシーンです。

沖野さんの演じる龍馬はカッコよく、とても魅力的でした。


役者さんといえば・・・
藤堂平助役の役者さん、声が高いし独特だなーって思ってたんですが、「薄桜鬼」の平助、つまりよっちんの声と似てる事に気づきました!
たくさんの役者さんが出てきて、正直誰が誰だか分からない時があったんですが、この方だけは声で判別できました(笑)


劇団のサービスについても少し。
まず会場に入るなり、出演の役者さんがチケットもぎりのスタッフと一緒に立っていてびっくり。
今回は志士役らしくお侍さんの格好・かつらで何かを手渡してくれました。
大柄な役者さんだったので『え?お相撲さん?』って一瞬思っちゃいました(笑)
その役者さんを知ってるお客さんは「ああ~!」って手を振ったり。
こういうサービス、嬉しいですね。

そして手渡してくれたものをあとから見てみたら、スタンプカードでした。
リピーターを増やそうという趣旨ですね。
2回目はステッカー、3回目は特になし、からの~4回目お好きな役者のブロマイド、5回目オリジナル扇子、6回目集合写真パズル、と豪華な特典です。

私も好きな劇団の公演には少なくとも2回は行くので、こういうサービスがあるともっと行ってもいいかな、と思います。

あとは前説!
演劇では珍しい前説がありました。
注意事項を言ったりする時間の筈なんですが、ちょっとしたネタ(この時は坂本家の家紋について、なぜ桔梗柄なのか、明智光秀と関係があるのか)もお話ししていて、興味深くて楽しかったです。
この時だけ撮影OKというのも良かったです。
30分とはいえ、もらったチラシ見たりスマホ見たりしてもなかなか時間は潰せないので、これもサービスとしては有難かったです。

終演後にはアフターパンフレットなる1枚の紙を受け取りました。
その日出演した役者さんの顔写真・お名前と役柄そして主宰さんからのお言葉が載ってました。
史実と違う点、という事も書いてあったので読んでスッキリ。
なぜなら、新選組の伊東甲子太郎は池田屋事件の時にはいなかった筈なのに、舞台上で一緒に戦っていたからずっと「?????」と思って気にしていたから、あやうくアンケートに書くところでした(笑)
初見の自分には、役者さんの名前と役が載っていて、「あーあの役の人がこの人か!」って、まさに観終わったあとに観るべきパンフレット(というか紙)で大いに役立ちました。


あとは全然関係ないのですが・・・
劇場に行くエレベーターに乗り込んだ時、階数ボタン横の空間が空いていたのでそこに立ちました。
到着すると、ほとんどが劇場のお客さんなので、私は「開」のボタンを押して降りるのを待っていたんですが、ほとんどの人が「ありがとうございます」って言ってくれました。
この舞台を観に来た人は、劇団や役者さんのファンだったり、もしくは関係者だと思うのですが、そういう小さい事でもお礼を言ってくれる人たちなんだなあって暖かい気持ちになりました。



おおむねいい印象で終わった舞台でしたが、残念な点もいくつか・・・。
でもこれはどんなに素晴らしい舞台でも、そういう点は必ずあるもの。

・上演時間が長すぎるかも
2時間半ちょっとだと思うのですが、幕末好きな私は飽きもせず観られましたが、隣の女性は少し寝てました・・・(^^;
お仕事帰りで少しお疲れな上、あんまり幕末に興味がないけど役者さんは好き、という女性の方には多少きついかもしれませんね。前列の男性の方も少しウトウトと・・・。

・白い幕に映し出された文章が変わるのが早い
前列で少し端の席だったので、完全に見上げる感じで見ていたんですが、幕が波打ってるような?感じで読みにくく、おまけに早く変わるから早く読まなきゃいけないのに読み終わるまでに変わってしまうという(笑)
音楽合わせのタイミングだったかもしれませんし、真正面の席なら読みやすかったかもしれませんね。


と言ってもこのぐらいです。

興味はあったものの、わざわざ行ってつまらなかったらやだなと思ったのですが、終わってみたら上記のように全部ひっくるめていい印象で終わって、とても楽しい観劇タイムとなりました。

ボクラ団義さんと沖野さん、今後も注目したいと思います。
 

2016年7月2日(土)昼夜「ことだま屋本舗リーディング部その9 」@テアトルBONBON

前田さんご出演なので観に行きました。
毎年開催されてここ数年続けてご出演なので、なんやかんやでよく観に行きます。
おかげでこの辺の地理も少し詳しくなりました(笑)

タイトルにリーディングとは付いているものの、
ただ立ったりただ座ったりして朗読する舞台ではありません!

動きます。
メイクします。
衣装・ウィッグは自前です。
段ボールで造った衣装もあります(笑)※一部のキャストさんのみ

要は目でも楽しませてくれるリーディングです。

もちろん台本はしっかりしていて、泣ける話、笑える話があって、アドリブもありで、耳でも楽しませてくれます。

この日は、
昼・・・ひきゃくのわらしその2/続続続!怪人スカウト/夢を見る蟻
夜・・・ひきゃくのわらしその2/続続続!怪人スカウト/

夜の部のもう一つのお話、忘れてしまった・・・
思い出しました。時計の文字盤が秒針・分針に恋をする話でした。
発想が面白かったです。下手から上手へ歩いていった役者さんが秒針・分針だと気づいた時は目からウロコ状態でした。
そしてオチも面白かった。ベタだけど(笑)

「ひきゃくのわらし」は去年初めて発表され、今年はその2という事で、今後はシリーズになりそうです。
このお話、ドラマCDもいいんだけど、お話が溜まったら映像化しても面白そうだなって思った。
ストーリーがアニメ的というか、映像が浮かびやすい。

「夢を見る蟻」は数年前に観た事があったお話で、見ていくうちに思い出してきたけど、オチは最後まで思い出せなくて、内匠くんのお芝居に貰い泣きしそうになった。

「続続続!怪人スカウト」は笑えるシリーズ。
大体ココで段ボールの衣装が出てきたりします(笑)※一部のキャストさんのみ


今でこそ、そこそこ楽しみにしていることだま屋だけど、一番最初に観たのは・・・調べてみたら2013年のリーディング部その6@内幸町ホールでの公演でした。

前田さんが昼のみのご出演だったので、昼しか観なかったのですが、正直、それほど面白いとは思わなかったんですよね(小声)

なぜ面白いとは思わなかったのか、理由が分かりました。
昼しか観ていなかったため、同じ話を違うキャストが演じる面白さを知らなかったから!

同じ台本でも演じるキャストさんによって言い回しや作り込むキャラが違って面白いんです!

昼夜観ると、「この役は昼の時のキャストさんの方が面白かったな」とか思っちゃいます(失礼)

今回で言うと、ハプニングが起きてアドリブで何とかしようという場面があり、めちゃくちゃ笑ったんだけども、
別のキャストさんが演じると、「これは最初から台本にあったんだ!」という事が分かってしまったという・・・。

前者の方が、いかにもハプニングが起きました!慌てました!というお芝居が上手だったので、まんまと騙されたんですよね。
そのお話は昼でもやってたから展開は分かってたんだけども、キャストさんによって「こういうお芝居なんだ~」と逆に感心したんですよ、別に後者の方が下手という訳ではないんですよ!

こういう機会じゃないと同じ話を違うキャストが演じるなんて場面は見られないので、とても貴重な時間というかそれが面白いというか。

もしご興味がおありでしたら、昼の回と夜の回の2回観劇される事をおすすめします。

あとは、お名前だけ存じ上げてるけどお顔はあまり知らない声優さんにお会いできて、こういう声なんだーとかこういうお芝居されるのかーとかやっぱりプロはすごいなーとか未知な世界を体験できる事も楽しいです。

2016年6月10日(金)「日の本一の大悪党」@本多劇場

ヤスケンさん目当てで観に行きました(笑)
テレビでは出演ドラマを観た事はあったものの、舞台は初めてだったのでわくわくして観に行きました。
東京公演は終わったのですが、兵庫公演はこれからなので、
ネタばれしたくない方はスルーでお願いします。


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ストーリーは四谷怪談をモチーフにしているという事しか予備知識がなかったのですが、そもそも四谷怪談のストーリーがちゃんと分かっていませんでした。

なので、「いつお皿割るんだろう?」「お岩さんってどこかのお屋敷にお勤めしてたんじゃ?」とか、観ながらずっと思ってました。そう、



お恥かしながら、番町皿屋敷とごちゃ混ぜになってたんです!!


そりゃあいつまでたってもお皿割りませんよ。
途中でそんな基本的な事に気づき、改めて舞台に集中。

ヤスケンさん目当てではあったものの、
主演の小泉今日子さんことキョンキョンが素晴らしかったです。

自分の中ではアイドルのままのキョンキョンが、

時々ドラマ出演しているのは観た事はありましたが、素晴らしい女優さんになってました!

どことなく幸薄そうではかなげでヤスケンさん演じる夫の民谷伊右衛門に尽くす妻を、終始不気味に演じていました。

印象的だったのが、場面転換時に、長屋の部屋で伊右衛門の帰りを待っている時のお岩の後ろ姿。
2度ぐらいそういう場面があったと思ったのですが、
正座から足を崩した斜め座りのまま、客席に背を向けているキョンキョンがすごかったです!

その背中からお岩の一途さと妖艶さと不気味さを感じました。

もちろん主演2人以外にも、脇を固める役者さんも素晴らしかったです。
舞台出身の役者さんだと思うのですが、声の張り方、発声の仕方が全然違くて、とても声が通っていて聞きやすかったです。

ストーリーもミステリーのように次の展開が気になって時間が経つのがあっという間に感じました。

目当てのヤスケンさんも素晴らしかったのですが、
なにせキョンキョンにすっかり持っていかれてしまい、少しかすんでしまいました(笑)
スミマセン!

ただ、後半の大詰め、伊右衛門に死んだはずのお岩の声が聞こえて取り憑かれたようになったシーンでは、興奮しすぎて、正直、何を言ってるか分かりませんでした。

でも皆さん熱演でとても素晴らしかったです!

透明な幕を使っての演出も良かったです。

最後のカーテンコールで前の座席2列目ぐらいまでの方はスタンディングオベーションをされてましたが、自分はそこまで…と思い、スタオベしなかったのですが、前の方で観劇された方は表情とか良く見えたり、汗とかも見えるので感動されたのかな、と思いました。
もっと小さい会場だったら良かったのかもしれませんね。



今回の観劇で、残念な事がありました。

おそらく脇の女優さんの関係者か親族の方(年配の男性の方でした)が、私の席の2列前の斜め下手に座っていたのですが、目当ての女優さんが初めて舞台に出てきた時に、事もあろうに、

スマホを出して撮影したんです!!!


目を疑いました。
観劇中にスマホを出す事すらはばかれるのに、まして撮影なんて!!

本人もしてはいけない事と認識しているようで、その女優さんを1枚撮ったらすぐしまいました。
ええ、私の席からバッチリ見えましたから!
私の右隣に座っていた男性もそれに気付いたようでした。
おそらくその人の上段に座っていたお客さんは皆気付いて、きっと嫌な思いをした事でしょう。

それを目撃してしばらくは、動揺して舞台に集中できませんでした。

ちなみに、その人のお連れの人は、開演直前に場内が真っ暗になって、もう始まりますよ~な感じになってもスマホの電源を切らず、LINEの画面を開いてました。
そこだけ煌々と光っていて、非常に迷惑でした。

言い方は悪いですが、

本当にド素人で困ります!






6/10(金)に赤で囲った座席に座った2人連れ、出てこいや!!!



・・・・失礼しました。
思い出して怒りがこみ上げてしまいました。

私もいろいろな舞台を観に行っていますが、撮影した人は初めてです。
もう、マナーの問題ではなく、人間性の問題ですね。

こういう場面にまた遭遇してしまった場合、どうしたらいいんでしょうね。
劇場の人が近くにいれば、通報できるんでしょうけど・・・。
大きな劇場だとそうもいかないでしょうね・・・。

こちらとしてもずっと楽しみにして、決して安くはないお代を払って観に来てる訳ですから、舞台はちゃんと観たいし、でも悪い人は通報したいしで、うーん、困りますね。

こんな人には二度と出くわさないよう願うだけです。