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CONTENTS

▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後



虐待の描写はありません。


第4話後編から第5話にかけて、お伝えします。








  バンプのライブ


と言うわけで、

し◯むら編直後に、時を戻します。



大腸内視鏡を経て、

根性で買い物を完遂したひるなま

そしてひるなまの夫ニコニコニコニコニコニコ


▲「元気です」第4話より


喫茶店にて、突然

ひるなまから姉へ

謝罪の言葉が。



ひるなま無気力

「お姉さん、私、

 パンプのライブ行けないと思います。

 誘ってもらったのに申し訳ありません無気力




(そうだ・・・かぶってるんだ、ライブと、、、)

私も気がつきました。




私の姉は、お腹が痛くなる前のひるなまを

11月初旬に行われるBUMP OF CHICKENのコンサートに誘ってくれていたのでした。

(この時点で10月下旬です。)


(「aurora arc」ツアーのファイナル、東京ドームでした)





実はひるなまはバンプのファンで、

行くとなれば初のパンプのライブ。

喜び勇んで「予習」に精を出していました。



しかし、

▲「元気です」第4話より



入院・手術は避けられないことがわかり、時期が重なるであろう、ライブの辞退を切り出したのでした。




我が姉ながら・・・見事でしたが

嫌な顔ひとつしませんでした。


私も「お金を払うから



と言ったのですが、



「そんなのいいのいいの。

 手術の方が大事に決まってるじゃない」


「これからかかるんだから、お金!笑

 とっておきなさい」



とこちらも辞退されました。

(そういえばどうしたのかなあのチケット・・・)



2人とも、さぞ残念だろうなと思う気持ち、

そして姉の気遣いに対する感謝の気持ち


が入り混じります。





・・・というやりとりも、この喫茶店で交わしていました。








  カミングアウトの決心




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不安なことや困ったことがあれば いつでも頼ってちょうだいね
私達 家族なんですからね 
何の遠慮もいらないから

▲「元気です」第4話より


そしてこの一言。



ひるなまのことが大好きな、

真面目で一生懸命なの一言。




社交辞令ではなく、

本心から、

心配して、応援したくて、力になりたくて声をかけたはずです。



私自身、とても心強く感じて胸が震えました。






駐車場に停めた私の車には、

今日姉が初めて差し入れてくれた大量のイ⚫︎ゼリー

▲「元気です」第10話より


⭐︎この時以降、何度も何度も

 イ●ゼリーの差し入れをもらいました。






この時すでに、私たちにとって姉は、

心強い援軍でございましたニコニコ




チケットなんて二の次三の次。

本当に心配している、力になりたい、

そんな懐の大きく優しい姉だったから、だと思いますが・・・


ひるなまは、姉に対して

カミングアウトを決心します。


▲「元気です」第4話より



つまり、

両親から虐待を受けた事実をカミングアウトする決心です。


それは、

ひるなまにとって実の両親には病を伏せて決別すること、



その一方で、実の親でなく

私の姉、家族を頼りたいとお願いするその決心でもありました。






  「2人きりにはしないで」


ここからはしばらくの間、

「伏せる決断」をしたひるなまの背景、

そして「伏せる」ことに対する私の考えを書きます。





ちなみに



私たち夫婦にっこりにっこりは既に、


義両親には病を伏せること

その意思を共有しています。


▲ブログ#57「姉さん降臨と、大事な確認」より。





はっきり言って、

頭のおかしな両親に会うこと自体、

ひるなまにとって耐え難い苦痛でありましょう。



さらに、

「ああだこうだと口出しされ、けなされ、罵倒されたら・・・」

「まさか暴力を振るわれたら・・・」



過去の経験から

このように不安に思うのは、

自然なことではないでしょうか。




そして

思い当たることがありました。



過去、


私たち夫婦が、

義理の両親と会う時に、

必ずひるなまから頼まれていたこと

があります。





あの人たちの前で

 私を、ひとりにしないで


特に、

 私と父と2人きりにだけはしないで



平時でさえ、こんな感じです。


これから

未知の入院・そして手術が待ち受けるかもしれないって時に、

親に会おうという思考になるはずがありません。




私からすれば、

なおのこと会わせるわけにはいきません。



「知らせない」、「会わない」。

これがひるなまの希望です。

その希望を叶えたいと思いました。




身体的虐待をおこなってきた父、

心理的虐待をおこなってきた母、


この2人に

「会わない」

ということは



加害のリスクはもちろん、

患者本人(ひるなま)の治療に余計な心配ごとを回避することに繋がります。





まずは、

ひるなまの心配、不安、決断、


ご理解いただけたら、嬉しく思います。


▲「元気です」第5話より






・・・

本当によく頑張ったと思う。



「元気です」と言える強さを

私はずっと尊敬しています。


(続きます)





今回はここまでです。



次回も、私の思う
「ひるなまファースト」について
書きたいと思います。



今日もお読みいただき、

ありがとうございましたにっこり



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では、失礼します。

 

 


※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。

 

ひるなまの夫



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