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▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後
前回は↓コチラ
さて！
新年一発目でございますね☺️
年明け早々、色々なことが起きました。
そして起き続けています。
この度の能登半島地震で被害に遭われた方に、
心からお見舞い申し上げます。
1月の雪国の能登半島です。毎晩のような余震に積雪、そして寒さです。
私もかつての震災で、毎晩の余震に眠れなかった経験がありますが…この度の現地の辛さは、本当に察するにあまりあります。
夜はお心、お身体少しでも休められますよう、願うばかりです。
私は遠方の地にあってなお、どこか地に足のつかない日々を送っています。
忘れられない2024年になりそうです。
先日は、不思議な不思議な、
今年の初ひるなま夢を見ちゃったり。
心配かけたのか、ひるなまが２日連続で夢に出てきました。今年初。
— ひるなまの夫🐰「末期ガンでも元気です」ブログ書いてます (@hilnama_danna) 2024年1月8日
続きもので、いよいよ２人の転居が決定する話。
お庭でわーいわーいと両腕を広げ、ぐるぐる走り回るひるなま🐰💨楽しそう☺️
ちなみに夢の中の新居は番地までわかってて。縁もゆかりも無いうえに、調べると実在する住所でびっくり。
さて、今年のブログ更新をスタートいたします。
昨年に引き続き、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
初めて味わう辛さ
というわけで、大腸内視鏡検査へ向かうひるなまを見送りまして、2時間ほど経過。
私・ひるなまの夫と姉は残ったコーヒーを飲み干し、イートインを出ました。
予告された、検査の終了予定時刻が近づいたのです。
2時間ぶりに歩く。緊張。
「これから、わかるんだ…」
ひるなまは、大腸ガンかもしれないんだ。
もう、数分後には告知、があるのだろう。
そう思えば思うほど、どうしてこんなことに…という自問自答と共に、
ひるなまの、いつものかわいい笑顔が頭の中に浮かんできて、
理由はわからないが泣きたくなります。
辛い。
▲「元気です」第10話より。
私の目が濡れます。
「両親に頼れないひるなまを支えるのは、自分なんだ」
ついさっき、姉さんの叱咤で奮い立ったくせに…！（ブログ＃58 「叱咤激励」 ※リンク）
「大好きな大好きな、かわいくて仕方ない私の妻が、がんかもしれないんだ。」
そんな思いに押しつぶされそうになり、辛くなります。
悔しさ、悲しさ、憤り、不安、恐怖、絶望・・・
たくさんの、負の感情、そのどれかであって、そのどれでも無いような。
一言で言えば辛い。
涙の、それ以上の、それ以外の理由は今も分かりません。
辛いのですが、とてもとても、その一言では言い表せられない。
こんな気持ちは初めてでした。
一方で、この時の私は、
この辛さをいくぶん和らげられるような「心構え」を知っていました。幸運でした。
さっき知った心構え
▲国立がん研究センター がん情報サービスHPより
（アンダーラインは夫）
「ご家族は、患者さんに次ぐ、『第２の患者』」
私や姉ちゃんは、
ひるなま本人に次いで、第二の患者になるのかもしれない。
だから、
「辛い」こと自体は、自然なことなんだ。
悪いことじゃないんだ。
と思えました。
私はなぜ今、辛いのか。
その理由のようなものが、私には何となく分かっていたのです。
滑り込みのギリギリほんの1時間前に知ったばかりのフレーズ、ですが😅
これを知ってるかどうか、これは大変に大きいはず。
このフレーズには、この先も何度も助けられ、また戒められました。
ひるなまと一緒に頑張っていくために、
私ひるなまの夫もまた、
自分のことをないがしろにしてはならない。
自らそう思える、その根拠となるフレーズだったんです。
看護師さんから程なく招き入れられて、検査室に入りました。
再会
ガララッ。
漫画で描かれたように横たわっているひるなま。
▲「元気です」第3話より。
「やあ」
「やあ」
再開時のいつものあいさつ。
ちょっと眠そうですね、ひるなまは…
尻がスースーしていたことまではわかりませんでした
笑
うん。
ねえねえ。見たよ、あたしは。
もったいぶるひるなま。
メガネ掛けさせてもらった。
検査中は自分の腸を見ていたの！
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
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では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫
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