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CONTENTS


▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後

ポラリスHP)




62回です。

あらすじにっこり

大腸ガンの疑いが強まり、大腸内視鏡検査を受ける
エロ漫画家・ひるなま。

検査を待つのは、付き添いの私・ひるなまの夫、そして姉の2人。
がんとの闘いが始まるかもしれない…
2人は待ち時間の間、スマホで情報を集め出した。


ひるなまの夫は、たまたまではあるが、
がん相談支援センター」という
という、「がんに関する何でも相談窓口」の存在を知る。






  いい情報、ミッケ!


A中央病院、コンビニと通路を挟んで反対側の、

イートインスペース。

ひるなまの夫と、姉の2人が情報を集め出しました。



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姉ちゃん、今調べて出てきたんだけど、
がん相談支援センター」って、知ってる?



ええ? 初めて聞いたわ。驚き
いったい何なの・・・

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がん相談支援センター

という相談窓口のことを、

私たちきょうだいは、

この時初めて情報共有できたのです。







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電話でも、相談を聞いてくれるんだ・・・!
このA病院にも、設置されているね。
・・・早速、明日にでも電話してみようかな!
聞きたいことが、今の段階でいっぱいあるし!



そうね、早い方がいいわよね。そういうことは。
私も、家に帰って、このセンターのこと、詳しく見てみるわ。

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  俺が、第二の患者・・・?

さて、そんなこんなで、2時間ほどの待ち時間は、意外にもあっという間に過ぎていきます。


1人ではなく、2人で待つことができたのは、本当に良かった。落ち着けた。


援軍、心強い・・・! と改めて思いました。





▲「元気です」第3話より。



そんな中、ひるなまの検査を待つ間に

「これは知れてよかった!

と思う情報が、大きく2つございまして。



ひとつは、

最近ずっと話題に上げている、

「がん相談支援センター」という相談窓口のこと。



もうひとつは、

「家族は、第二の患者」ということばです。



それをどこで見つけたかというと、先ほどリンクを載せた

「がん情報サービス」内の、「がん相談支援センター」(リンク)の最後の方に・・・




001. がん相談支援センターにご相談ください
(こちらもぜひ、読んでみてくださいにっこり

という冊子のPDF(リンク)が目に入りました。

そちらもペラペラ。。。とめくりますと、↓こんなページが。。。



▲「がんの冊子001. がん相談支援センターにご相談ください」のスクショ。 ※アンダーラインは夫。



………このページのことは、とてもよく覚えています。衝撃的でした。



「俺も、患者? 第二の患者・・・」


このページを読んで、私・ひるなまの夫はますます相談したくなりました。

自分のこの先のことを考え、ビビりまくったのです。やばい、と。


だから、明日にでも、がん相談支援センターを利用したくなったのです。



それだけ、印象的なページ、そして言葉でした。





  同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかない


過去の経験から、学んでいました。

私・ひるなまの夫は、抱え込みがちなやつであると。


▲「元気です」第3話より。




仕事については、そんなつもりはなくても、

結果的に、多くのことを抱え込んでいました。

(そんなつもりもないので、助けを求められなかったのかも・・・)



妻にも。

ひるなまにも、仕事のキツさを話せませんでした。

ここについてだけは、自覚があります。



「最近さ、仕事が大変なんだ・・・」って言えませんでした。



「こんなに沢山、仕事を抱えていたんだね・・・」

あとで倒れた時、びっくりさせてしまいました。



結婚したばかりで、るんるん気分で独立したひるなまに、助けを求められなかったのです。


健やかな時も、病める時も、手を取り合うと誓ったのに。


(むしろ、まだ新婚と言っても差し支えない時期でもありました)


何だか申し訳ない気がして。がっかりさせる気がして。仕事のペースが乱れるんじゃないかって。


結局勇気がなかったんです。

きっと、

安心して、信頼して話せばよかったんです。



どこかでSOSを求められていたら、、、
もしかしたら、、、なんて。

なぜそれができなかったのだろう。
私が妻の立場だったら、話してほしかった。

そう今なら思えるのに。


そして、
それまで長い間、大変でも忙しくても、楽しく働いてきたのに・・・なぜいつの間にか抱えていた?

…自分に向ける怒り、そしてパワハラの首謀者に向ける怒り、もちろん胸にあります。





・・・「第二の患者」に私がなるかも知れない。
とわかった時、即座に思いました。



これはもう誰かに相談しよう。助けてもらおう。

1人でなんとか支えよう、なんて思ってはいけない、今度こそ俺は潰れる。その自信がある。

その時はひるなまの恐れていた通り、共倒れだ。



数年前に高い授業料を払って学んでいた私は
抱え込まずに、「がん相談支援センター」を利用しようと思ったのでありました。

ちょうどその頃、ひるなまは・・・


▲「元気です」第3話より。

…内視鏡検査が終わろうとしていました。




今回はここまでです。


今日もお読みいただき、

ありがとうございましたにっこり



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では、失礼します。

 

 


※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。

 

ひるなまの夫



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