(ポラリスHP)
第48回です。
⭐︎大腸がんの説明、横行結腸の場所を図示しています。「元気です」に描かれた大腸の図解を活用しています。
大腸ガンとは・・・?
視線
ひるなま、さ、
正常化バイアス
「でもさ、」
私ひるなまの夫は、言います。
沈黙することも、なんだかできなくて、
「もっともらしい」ことを、またしても口走っていました。
気休めも、悪いことばかりではないけど。
私ひるなまの夫はこの時期、
現実を都合のいいように過小評価して、現実から目を背けている、
「正常性バイアス」がかかった状態だったと思っています。
「正常性バイアス」 ウィキペディア(wikiに飛びます)
によると、
「人間の心は、予期せぬ出来事に対して、ある程度「鈍感」にできている」そうです。
「心が過剰に反応して疲弊しないため」、と説明しています。
(自然災害に対する、逃げ遅れてしまう人々の心の動きを例にとって、わかりやすくまとまっています。)
医師が「そうだろう」と言っていて、調べた結果も漏れなく「ガン」で、、、
でも、「はいそうですか」と飲み込めなかった。
むしろ、そんなことは無視したかった。
受け入れたく、なかったんです。
自分の最愛の妻が、ガンであるはずがないんです。
あってはいけないんです。
…そんな風に思い込んでいました。
無知すぎて何だか、わからないけど、
恐ろしい何かに直面してしまうのが怖かった。
そして私は、ここで腹を割って、
「受け入れたくない」
「怖い」
とは言えなかった。
もちろん、
今後想像されるリスクや、想定すべき対応策などをさらに調べ、話す覚悟もなかった。
まあ、なかなか難しいか
間をおかず、ひるなまが喋ります。
それは私の気休めへの返事ではなく、
「あたしね、」
予想外の言葉に、ひるなまの夫は驚く。
しかしその言葉をきっかけに
気づいたことがあった。
私ひるなまの夫にも、わずかに前向きな気持ちが芽生えた。
そして、ひるなまが呼んでほしい援軍とは、一体誰のことなのだろうか…
今回はここまでです。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました
今後、レイアウトや、ブログ記事ひとつあたりの文章量など、再検討したいと思っています。
今よりも皆さんに読みやすく、私も書きやすくしたいのです。
もちろん、
ブログの伝えたいことが変わるわけではないので、引き続き、お付き合いのほどをお願いいたします。
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では、失礼します。
※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます。
ひるなまの夫