こんばんは。


 

末期ガンでも元気です 

 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる

(ポラリスCOMICS、フレックスコミックス株式会社発行)

の著者、ひるなまの夫でございます。



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CONTENTS

▲ 【CONTENTS 1】イントロダクション、夫から見た「元気です」、「元気です」のその後





にっこり「末期ガンでも元気です」第1話はこちら

ポラリスHP)


配信再開!第6話はこちら



第26回です。


2022年、8月下旬。

エロ漫画家
ひるなま。大腸ガンにより、人生で3度めの入院をする。
手術まで絶食。手術後も一時絶食
。辛い中でも気丈にリハビリをこなしていく。


ひるなまの夫は、(株)ニチレイフーズのサイトを参考に、梨の冷蔵保存を始める。梨は、ひるなまの親友Wさんから頂いたものだ。3日に1回の状態チェックを行う必要があった。

実に2ヶ月ののち、10月下旬、ひるなまは退院の日を迎えた。


  退院じゃあ!!


午前10時に退院。その日を迎えました。



いつものインターチェンジ。

いつもの面会とは異なるテンション、ウキウキと少しの緊張で通過し、高速を走ります。


入院した時にはアブラゼミ、ジリジリでした。

…もうすでに駐車場のイチョウが黄緑色です。その根元のあたりに駐車。


9時20分着!早!


浮かれて早く出てきたのもありますが笑、

退院日は色々とやることが多いためです。



退院日にやること

・2ヶ月分の荷物を受け取るため、

 総合受付でカートを借りる

がん保険請求に必要な診断書を、

 医師宛に申し込む


・10月分の会計

  ※入院にかかる医療費はひと月ずつ支払う。(包括請求)


・荷物を受け取ってカートに積む、

 というか載せ切る!!


・退院後の生活に関する指導

 (医師、薬剤師、栄養師)


・お世話になった病棟の看護師さんに挨拶
(今回2つの病棟でお世話になった)

・お世話になった守衛さんに挨拶

・調剤薬局で、処方された薬をもらう



少しずつでも不要な荷物を持ち帰らないとヤバい

 …終業式の帰りに、過積載で歩く小学生を想起してください…

 ※自前の枕と、差し入れした抱き枕が、かさばりました笑 


がん保険等は、請求の仕方や支給までにかかる期間など、この時期に改めて要確認です。

 (このあたりは、後ほど触れる、予定) 




  「嬉しい」

すっかり見慣れたリハビリロード、


もとい、ひるなまロード


もとい、廊下を歩いて、ひるなまがロビーにやってきます。



やあ!

やあ!

よかったね、退院だね

うん、ありがとうニコニコ




退院後の生活、食事の指導を2人で真剣に聞き、メモを取りました。


液体なら、基本的にはなんでも。あと、消化の良いペースト的なものとかアイスなどをまず摂りましょう、とのこと。


諸々済ませ、駐車場へ。

駐車券無料化を忘れた! ことに気づく私。

ひるなまを一旦車に残し、受付へと走ります。



戻ってきた時、ひるなまは、

車のすぐそばに立って、イチョウを見ていました。入院した8月には考えられない、ウインドブレーカーを羽織って。


今まさに真っ黄色に染まらんとしている黄緑色のイチョウ

ザワザワ…ッ…


快晴の心地よい秋風に、数枚の落葉をさせながら、そよいでいます。

「嬉しい」


呟いて微笑みました。



↑これは前回の退院時の一コマ。第9話。

(この日のことは後ほど…初タピオカ…笑)





  寄り道


助手席にひるなま。それだけで車内の景色が違うこと違うこと。


この2ヶ月、いかに黙って車を運転してきたことか…




その後、、、家に帰る前に、より道をば。

ショッピングモールへ!


栄養指導にて「生クリームはオッケー、むしろ推奨」とのことでしたので、




※ 半分こ、やや私が多いか。消化に良くなさそうなナッツや餅は抜いてもらいました。




そして、某U○○QLOで、私とお揃いのカーディガンを買いました。(色違い)



衣替えの一環です。そして、

面会時に着てきた私のものと同じカーディガンを、欲しがったんです。

お揃いがいい、なんて初めて言われましたよね。



  ブログと梨


ひるなまがふと、切り出します。

ブログね、」



「ブログ?」


ひ「ほら、アメブロの」



夫「ああ〜…、前言っていたやつ。」

すっかり忘れていました。そんな打診があったんでした。


↓コチラにその時の経緯が…





「うん、書きたいです、って返事した


「おお。」


ひ「そう。書きますって。返事はしたんだけど……でもね、キミさ、キミが、書いてみたら?


夫「ん〜? なんで、俺が?」


ひ「うん、あたしは、書きたいけど厳しいかもしれん。

  今は、退院後の生活で頭が割と、いっぱいだし。」


夫「…」


ひ「君も、書きたいことがあるんじゃない? 

  もし、あるなら、そのうちね、書いてみたらどうだろ


夫「そっか。そうだね、考えておくよ




そして、無事、帰宅。


私は、ひるなまから託された大きな2つの宿題のうち、1つ目を果たします。



 


 

 





2023年2月。

ひるなまの夫は、Wさんに電話をかけた。
用件は…



今回はここまでです。


今回は、ひるなまがWさんの梨を無事口にできたところを、お届けしました。

嬉しかったのは勿論、ホッとしました正直。


ツイート内「24時間通ってくれてる友人の看護師」、

この方はWさんです。


この時期は、私の姉(元看)とWさん(看護師)が交代で、そばにいてくれました。

この安心感よ。。。


本当に、ありがとう。

(この話も、また後でね)



お読みいただき、ありがとうございましたにっこり

では、失礼します。




※医療従事者の皆さん、いつもありがとうございます


ひるなまの夫





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