今年最も力を入れて活動してきた錦糸町河内音頭の二日間開催が終わりました。
最終日は特に盛り上がったようです。今年は例年以上に。
観客数も多いようでした。
予想以上の観客動員で、正直に言えば踊りが十分踊れなかったので、
個人的には不完全燃焼でした。そうしたことも含めて
今年の錦糸町河内音頭盆踊り大会の感想をちょっぴりしたいと思います。
へそ曲がりの私の独り言
今回のイベントがヒートアップすれば普通であれば喜ぶべきなのでしょう。
が、いつものことなのですが盛り上がれば盛り上がるほど、
逆に醒めててしまうのが私の悪い性格です。
(基本的に私がコンサート、ライブ、イベントなどに行かない理由は
こういうところに起因してます笑)
ですから、以下申し上げることは独り言としてお考え下さい。
1)河内音頭は基本的に盆踊りである。
その歴史や現状を分かっていない私が思っていることです。
このイベントに参加した個人的な動機は昨年亡くなった私の妻のために
供養の意味で踊ってみたいと思ったからです。
また、私自身もその悲しみから解放されるので、と思ったからです。
そういうスタンスで、踊りにも参加していました。
参加者の多くは楽しい雰囲気のなかで踊って騒いで、
食べたり飲んだりして盛り上がっていました。
そうした状況を見て改めて思ったことは盆踊りは供養と言うだけではなく
参加者が気持ちを新たにできるいい機会なのでしょう。
2)色々な街に生活する人たちとの交流
墨田区やそれ以外の街で生活している人たち
と錦糸町河内音頭を通じて交流できたことが嬉しかったです。
たしかにイベントの成功は重要ですが、
開催までに積み重ねられた多くの人々の「血と汗と涙」による
努力の過程が大事なのだと思います。
そして、そのことが僕には興味深いし、実際楽しいかったです。
(具体的には、僕の場合は定期的に行われた踊りの練習ですが)
人それぞれに色々な思いで参加されていることが
会話を通じて理解できて、勉強になりました。
3)踊りは本能!です。
友人Yさんのこの言葉にインスピレーションをうけました。
(先日今回の錦糸町河内音頭の模様を動画で観ていただいてから
そのような感想をいただきました)
現代社会において本能は重要なキーワードなのでは
と思うようになりました。
管理社会の現代では本能は抑制され、理性が優先されています。
踊りは本能の発露であり、心の開放であり、心の叫びを
表現をしていると思います。
現代において欠如している本能、エモーショナルな心を大事に
したいと思いました。
五輪やスポーツに感動するのは彼らの
本能的闘争心を見るからではないでしょうか?
ちょっと観念的な発言になりましたが、
総合的には収穫の多いイベントになりました。
人的つながりはヴァーチャルな領域から少しだけ
リアルな入り口が見えてきたような感じがします。
ここから何か新しいことが始まるような気持ち
もします。
では、また。