重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志津枝』です。
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今回は、LD学習障害の一種書字表出障害(ディスグラフィア)の話しです。
わたしの場合は、読むことの困難は感じませんでした。小学1年生にして、10歳くらいが対象の児童書はスラスラ読めたのです。
祖母の勧めで週1で児童劇団にも通い出し、早口言葉や台本の読み方も教えてもらっていたので、一目でつっかえることもない状態で音読も出来ました。
算数と違って、国語なら楽勝(^_^)/くらいに思っていたのです………………( ̄。 ̄;)
まず、黒板の字を写すことから難題_| ̄|○。
鉛筆を持ち、書こうとしてもノートのマスの中に収めるのにとてつもなく苦労します。きれいなカーブのひらがな【あ・め・ぬ】などを描くのに力の強弱の調整がきかず、
「もっと力を抜いて」
と言われると抜きすぎて指からこぼれ落ち、
しっかり持とうとすると、右手の肘から手首までが腕立て伏せの横に張り出したような形になったまま、顔がノートに突っ伏すスレスレの状態で必死に書き写す状態。
授業が終わる頃には右腕も手首もクタクタでした(*_*;。
授業でノートを写す作業って、
耳で先生の説明を聞き取り
目で黒板の字を読み取り
記憶したものをノートに書き写す
一度に三通りの動作を行う高度な作業なんです。
☆自閉症スペクトラム障害のわたしは、大人になった今でも『電話の応対・取り次ぎ』が苦手です。
耳で聞きながら内容をメモに書き写すただそれだけの作業がとてつもなく困難です。
耳で聞いた事を短期記憶するワーキングメモリの数値が他と比べて低い上に、一度に2つの同時作業を可能にする脳の切り替えがうまくいかない(*_*;。
鉛筆を持つのに通常の持ち方だとすっぽ抜けてしまう幼い頃のわたしにとって、
鉛筆を握りしめてマスの外にはみ出さないように書く作業とは、
⇨それに集中してると先生の説明が全く頭に入ってこない。
⇨全部を書き写す前に黒板の字が消されてしまう。
なんとか書けても、書き順やとめ・ハネは全く覚えられない。=字のバランスはますますぐちゃぐちゃに……(>_<)ゞ
漢字はお手本や辞書を見ても、横線の数を間違えたりして(国語や漢字辞書の印刷字、小さいよ~!(>_<)ゞ)。
漢字の書き取りの宿題で20個ずつ繰り返し書いていても、腕がくたびれるだけで一向に頭の中に定着しません。
むしろ書いてる内に、漢字がゲシュタルト崩壊していく始末(x_x)
《書いて覚える》=クラスの90%以上の定型発達の生徒は、通用するでしょう。
でも、
LDのある子に、行やマスに何度も同じ漢字を連なって書く《かきとり》は無意味です!(x_x)
これ、わたし断言します!
わたしも、長男のタイ坊も経験済みですが、宿題でいくら出されても、無理やり写経をやらされている修行状態感が増すだけですから(´・ω・`)。
夏休みの宿題で膨大な漢字の『書き取り』をしながら、
「こんなに頑張ってやっても覚えられないんだよな~。何のためにやってんのか意味解らない(T^T)」
と、無力感に苛まれていました( ̄。 ̄;)
タイ坊にいたっては責任感が強いあまり、
「あまり無理しないでいいよ。ちょっとずつでいいよ」
と宥めても、涙をポロポロこぼしながら二年生の時に宿題やってました……(*_*;。(まだ発達検査を受ける前で、先生から怠けていると誤解されまくっていた頃の話です)
出来る事と出来ない事の差がありすぎると、
『なまけてる』『さぼってる』『ふざけてる』
非常にマイナスイメージの言葉をぶつけられたり、誤解を受けて叱られまくります。
本当に、努力してない?
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身近にそんなお子さんがいたら、どうか頭ごなしに決めつけないで
手を差し伸べてほしいなと
願っていますm(_ _)m
☆上記の書籍は、当事者の体験談や親御さんの葛藤。現場での対応(専門機関、民間機関、学校)などが紹介されていて、付録にLDチェックリストと、相談機関連絡リストもついてます。
当事者の体験談は身につまされて泣けました(。・・。)
☆こちらの書籍も、我が家にあります。コミック形式でとても読みやすく、子どもでも手に取りやすいです。
『発達性読み書き障害』の息子さんのトレーニングを、一人一人違う自分に合った練習方法でやっていく姿を描いています(*^_^*)。
わたしの子どもの頃もこんな支援機関があったら、苦手意識に支配されず学ぶ楽しさを持ち続けていられたのかなぁ………。