重障害児(者)の言葉や気持ちを感じ取る『フィーリング・コミュニケーター志津枝』です。
あなたのココロを《スーパーヒーリング・ハグ》で癒やしますアップ
 
 
 
こんにちは(*^▽^*)
訪れてくださった方々。いいねくださる方々。
いつもありがとうございますm(_ _)m
励みになりますラブラブ
 
 
さて、小学生編の難題が降ってきました(^_^;)。
 
躊躇ってきましたが…………これを書かないと話しが進みません。むしろネガティブ記憶の方が書きやすいのですが………σ(^_^;
 
 
プロフィールにも記載していますが、
 
わたしは自閉症スペクトラムの中にADHDと今回のテーマ『LD学習障害』の、計算障害(ディスカリキュア)が併存しています。
 
書字表出障害(ディスグラフィア)も小学生時に苦労していますが、高校生の頃の自主特訓でだいぶ改善されています。
 
 
メモ LD学習障害についての説明はこちらを参照に(^_^)b
 
 
 
 
メモ 算数障害(ディスカリキュア)の詳しい説明はこちらの記事で素晴らしく解りやすい解説がなされております(^_^)b
 
 
 
時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計
 
『ダンナさん』とも幾度も話し合いしましたが、まず
わからないという事がどういうことなのか解らない」
と言われました。
 
わたしにとっては最初っからほぼ全部わかりませんなのですが、あまりにザックリしすぎているので(:_;)、
 
当時の記憶を掘り起こしつつ、綴っていきたいと思いますm(_ _)m
 
 
 
 
たしか……幼稚園の時は、繰り上がりの無い『たし算』『ひき算』は出来ていました。
 
1+1=2
 
も、
 
粘土だったら、1+1=1(合体して)。
人間やその他の動物だったら=3~4もありえるよ(結婚して子ども生まれたら)。
 
と、教えにくさ極まりなさすぎる質問を先生にぶつけつつ(^_^;)
 
なんとかゲームのような楽しい感覚でやれていたのです。
 
困惑を感じたのは、引き算が最初でした。まず手を使って数えてはダメという決まりが授業で発表され、戸惑いました。
それでも10までならなんとか丸暗記で乗り切れたのですが………(*_*;
 
その後は『繰り上がり』の足し算と引き算になり、暗記では到底追いつかなくなります。
 
いくら数字を眺めても、として捉えるだけで『数(かず・数量)』と認識出来ません。
 
指や物などで照らし合わせ、目に見える形があれば理解出来るのに、数字を見ながら頭の中で計算しようとすると、形を取る前に数字がバラバラと霧消していくのです。
 
 
文章題などを見ると、イラストが書いてあるのはまだイメージが固定化しやすいのですが、
 
ただの文章だけだと、
 
ひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがなひらがな
 
 
こんな文章題(字らしきものが並んでる)に見えてきます。かな数字が分離して見えてきて、頭の中で問題が意味を成さなくなっていく。
 
こうなると、『式』など書けようもありません。
 
「これは、足し算のテストだから、数字が出てる所は全部足してみよう!」
 
テストの表題を見て、こっそり机の下で指折り数える苦肉の策で偶然答えが合ってる場合もありました。
 
しかし、範囲が広がり足し算引き算織り交ぜた文章題になると、皆目見当がつきません。
 
言葉尻に、合わせていくつ?
全部でいくつ?足したら?などのキーワードが出てくれば足し算σ(^_^;
 
などとパターン化して当たりをつけたりしましたが、
 
どちらがどれだけ多いでしょう?
という引き算問題には、
 
少ない減っているというマイナスイメージの言葉を引き算と捉えていたわたしにとって、
多い=増えるという言葉のニュアンスが使われているだけで足し算問題と解釈してしまう始末((>_<))。
 
いくら説明されても、新しいパターンを認識して加えようとしても、問題の言わんとしている事が読み取れない。
 
『さんすうセット』で授業を受けても、
 
定規で長さを計るのも一生懸命見れば見るほど、メモリが二重にぶれてきて、正確に計れない(/_;)。
(これは、後ほど三角定規や分度器が出てきても同様で、高学年になってからの技術・家庭科授業での設計図や裁断、裁縫などで寸法がズレてくるので苦労した……(>_<)ゞ)
 
アナログ時計の見方も、5分前・10分前の理解、見方が解らない。
デジタル時計は読めるけど、時間の流れが体感出来ず、文字盤の数字を見ながら「今から3時間20分後や前は何時になりますか?」と質問されても、計算できない。(今でも、記載していれば時間をかけて解るようになりましたが、耳から聞いて問題を出されると、頭が真っ白になってフリーズします(>_<))
 
正午を過ぎてからの13時~24時までの言い方・理解も出来ない(なんで、夕方4時という言い方じゃなく16時と言うのか……など)。
 
『時速~㌔で歩いていて……』
 
という問題が出ると、人それぞれ歩く速度も歩幅も違うし……と、問題の主旨とは違うところに意識がいって思考もストップ。
 
かけ算九九は、お経のように・歌を唄うように偶数から順に奇数まで覚えて暗記に苦労はなかったけど、ただ覚えただけで、それで式を作るなどの応用は出来ない(>_<)。
 
小学校低学年だけで、これだけのわからない事例が出てきました…………(+_+)
 
 
 
先生は何度も例えを出して説明してくれました。でも、
 
台風日本語をしゃべっているのはわかりましたが、しゃべっている内容はどこか他の国の言葉のように全く意味を成さなかったのです。雷
 
小学1年生の夏休み前にして、
 
 
周りのクラスメート達が「わかった!(^_^)/」と、すんなり理解していく様子を見ながら
 
取り残される。置いて行かれる焦りと疎外感を、わたしは初めて自覚したのでした。
 
 
 
 



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