開始時間
【集合時間】9:05
【試験開始】9:30
とあります。9:05には試験に関する説明が始まりますので、ほとんどの人はこの時間までに
試験場である25番教室に入室し、自分の受験番号が書かれた席に着席しています。
ただ、これに遅れても、入室できなくなるわけではありません。といってしまうとなんだか
遅刻を奨励しているみたいであれですが、でもこれが事実だった以上、お示ししておきます。
一応、説明開始時にはまだ参考書等に目を通すことが出来ます。周囲も普通に読んでました。
ただ、説明の途中で机上に出せる物品が指示されます。この時に、それ以外の物品をカバン等に
しまうよう指示されますので、このとき以降、参考書等の閲覧はできなくなります。
その後ポケット六法、下書用紙1枚、答案用紙1枚、問題冊子が配布されます。
たしか答案用紙には試験開始前に氏名等を記入していたと思います。
そのまま試験開始まで10分近く待ちます。その後の科目では15分近く待つこともありました。
ということで、このタイミングで挙手して係員に頼めば、トイレに行くこともできます。
試験開始までに戻ってこられないとどうなるかは、そういう人がいなかったのでわかりませんが、
しかし試験時間が70分しかないことを考えると、ギリギリのタイミングでトイレに行くことは
避けるべきだと思います。
開始後に遅刻した人も見ていないので(私が気づいてないだけか?)、開始時刻後に遅刻して
きた人間の受験が認められるかも不明ですが、試験時間の短さを考えると、仮に受験できたとしても
まず点数が取れずに不合格になると思います。
科目
法律科目1、法律科目2、法律科目3としか書かれていません。
願書には「民事系、刑事系、公法系」と書いてあるので、それぞれがどこかに対応することだけは
わかるのですが、それ以外はブラックボックスです。
つまり何時間目に何の試験があるか、ということすら受験者には分からないのです。
それが判明するのは実際に試験開始の後、問題冊子を開いた瞬間、ということになります。
となると、受験者はどの科目から出題されてもいいように対策しておく必要があります。
ただそうはいっても限界がありますから、例年の傾向を読んで、みんなある程度ではあるものの、
予想を立てているようです。
私が盗み聞きしたところでは、過去3回の試験で
「ある年の1時間目に出た科目は、絶対に次の年の1時間目に出題されない」
という法則があるので、今年は公法系か民事系が1時間目に出ると予想した、とのこと。
ちなみに私は過去3回の試験で、刑事→民事→公法→(刑事…)というローテーションが起こって
いることに気づき、今年はそのローテーションの関係で公法系が最初に回ってくる、と予想し
これが見事に的中!!
というかもうその可能性しか考えていなかったので、他の科目は一切復習していませんでした(笑)
ところが2時間目、上述のローテーションから、「刑事系が来る」と予想した私が問題冊子をめくると、
そこにあったのは民事系の問題…。
どうやら盗み聞きした予想の方が正しかったようです。
皆さん、予想も大事ですが、詮索・ヤマ張りはほどほどに。(トホホ…)
所持可能物品
二次試験の受験票・適性試験の受験票・時計・ボールペンということになっています。
メガネ、ティッシュあたりは現場で係員が点検してからOKを出す、という建前ですが、
この点検はザルです。常識の範囲内であれば、何を机の上に置いてもOKだと思います。
あくまで常識の範囲内で、ですが。
(ええ、そうです。ケータイとか、論外ですよ!!私なんて、電池パックから外しますから。)
設備・環境
机はツルツルした普通のものです。ただ答案用紙を開くと、手前側に少しはみ出ます。
そして答案用紙は薄いです。私の筆圧が強すぎるのが原因なのかもしれませんが、
ボールペンが滑ります。なので、答案用紙は折られたままの状態で書いたほうが
いいかもしれません。
このように縦には短いのですが、横には長いです。5人がけの席に3人が座るので、その分
余裕があるのです。
ただ逆にいえば、真ん中の席になった人は悲惨です。なにせ前後左右を囲まれた状態で
試験に臨まなければならず、休憩時間も横2人のどちらかが席を離れない限り、移動の自由が
得られないのですから。こればかりはどうしようもありませんが、事前に知っているだけでも
少しは気が楽になるのでは、と思い、書いておきました。
それから、椅子もいたって普通の折りたたみ式のものです。
どこぞの某中大のように、クッションも付いていない、勝手にクルクル回りだす、とかいう
トンデモ椅子ではございませんので、どうぞご安心を。
空調は、それなりに効いているとは思います。寒くなる時期ですから心配かもしれませんが、
試験中は体に熱がこもりますから、むしろこれくらいでちょうどいいと思います。
念のため、羽織れる程度のコートを一枚持っておけば問題ないでしょう。
ということなので、空調風も感じられません。マスクが必要、ということもないでしょう。
もっとも、私は風邪・インフルエンザ予防のためにマスクを着けてましたが。
トイレ
女性用トイレは入ったことが無いのでわかりませんが、男性用トイレは基本的に糞です。
まあ、糞するところだから糞でいいんでしょうけど、デフォルトの設備がなっていません。
清掃などの手入れは素晴らしく行き届いているのですが、寒い・暗い・狭いの3拍子です。
これは学部時代からどこかで言おうと思っていたのですが、今言えてスッキリしました(笑)
ということで、こういったことに敏感な方は、法文1,2号館以外の建物のトイレを使うことも、
検討されることをお勧めします。
具体的には中央食堂の1F、それくらいしか知らなくて申し訳ない…。
今度調べに行ったら、その時にここの項は修正します。
昼食
昼食は試験教室内でとってOKです。かなり時間があるので、外に出てラーメン、
という風流な手もあります。が、そんな余裕がある人はこんなページ見ないか…。
まあ外に出なくても、食堂が開いてるはずですから、そこで食べるのも手です。
ラウンジに入れるなら、紙カップの自販機もあります。当然ですが、冷温両方あります。
ただラウンジは立入禁止だったような…。
それでも向かいの法文2号館に行けば自販機があったはず。
お金が無くても(あまりお勧めはしませんが)中央食堂に行けば、お湯・お茶はタダで飲めます。
もっとも、私はやったことが無いので、どういうペナルティがあるかは知りませんけども、
というかそんなに困窮しているならむしろ私に助けを求めた方が早いかもしれません。
2013年度の入試には私も立ち会える限りでサポートしたいと思っていますので。
休憩
【1時間目】9:30-10:40
休憩 140分
【2時間目】13:00-14:10
休憩 80分
【3時間目】15:30-16:40
試験時間より休憩の方が長いですねww。
これだけ長い休憩は、貴重な復習の時間ですから、とにかく資料を持参することをお勧めします。
ちなみに休憩中の留意事項として、未修者試験の真っ最中だということ。
教室を出たら、極力静かに。騒ぎたいなら教室に残るか、とにかく会場から離れることです。
私は階段でそれを忘れて談笑してしまい、とんだ赤っ恥をかいてしまいました…。
教室内は、一応見張りの人はいますが、監視されるわけではないので、ケータイをいじっても
OKですし、基本的に常識の範囲を逸しなければ、何をしてもOKだと思います。
終了時間
16:40に試験が終了します。その後、回収作業等は15分くらいで終わったと思いますので、
実際の入試終了時間は16:55くらいだったと思います。
ちなみに、出口が1か所しかないので、大混雑します。
退出に5分以上かかることを計算に入れておくべきです。
アクセス
教室から最短距離で到達できる交通機関は、都バスの
東大正門前
です。
教室から歩いて5分とかかりませんが、行き先が秋葉原駅と東京駅の2つしかありません。
何分おきに来る、というものでもないので、時刻表等も要確認です。
最もポピュラーなのは「ホンサン」こと地下鉄の本郷三丁目駅でしょう。
ただ法学部からは最も遠い駅です。学部時代は経済学部うらめしや、と密かに思ってました(笑)
最も遠い駅にも関わらず、ダイヤ・行き先ともに最も便利です、困った困った。
私が使ったのは地下鉄の東大前駅ですが、とにかく深いです。
普通の地図で見ると「なんだ本三よりこっちの方が近いじゃないか」と思うのですが、
思った以上に地下で歩かされます。雨の日以外はお勧めしません。
あるいは安田講堂の裏手中央部分からさらに奥に突き進んでいくと、ロータリーに出ます。
ここが都バスの
東大構内
です。こちらも行き先は上野駅と御茶ノ水駅しかありませんが、
料金170円、しかも通学用なのでその辺のバス停を飛ばして、かなり短時間で移動できます。
準備物
適性試験の受験票、二次試験の受験票、時計、財布。これだけは忘れないように!
ボールペン、食べ物、飲み物、そういった類のものは構内のローソンでも調達できますが、
上の4点だけは忘れるとどうしようもありません。
その他留意事項