感情は出尽くしたら終わっていきます。
これはネガティブな感情だけじゃなくて
喜びや楽しみの感情も同じ。
（拙著『ネガティブの取扱説明書』に
詳説しています）
楽しい感情ならば
味わい尽くして
「あー楽しかった
」で終われるのも
納得がいくと思います。
しかし
ネガティブな感情だと、
出てくるとやはり
心地悪くなりますよね。
でも、
絶対に出し切った方がいい。
例えば「怒り」という感情エネルギー
が出てきたとして、
この怒りの浮上の原因が
誰か、何かに関わらず、
自分の中には
成仏・浄化しきれていなかった
怒りのエネルギーが
蓄積されていた、
置き去りにされていたままだった、
ということのサインです。
「もう浄化のタイミングだ」
とばかりに、
何かのきっかけで浮上するのです。
そのきっかけが、
嫌な人物だったり
出来事だったり、
過去の何かの記憶だったり
それはいろいろですが、
対象がなんであっても
怒りのエネルギーの浮上の
きっかけにすぎません。
だからシンプルに
「出し切ってしまう」
「出し切って終わっていくまで
できるだけ冷静に眺める」
これでOKです。
感情がどんどん出てる間は
心地悪いため
早くなんとかしたくなりますが、
出ている間は、
出るままにさせてあげる方が
浄化は早く済みます。
まだあるかー
まだでるかー
と思いますけど、
それでも出し尽くすのみ。
出し切ったら終わるので
押し戻したりしないで。
まだあるかーと感じる期間が
長いと不安にはなりますが
（ずっと終わらないのでは？と）
でも、
出し切ればちゃんと終わります。
陰陽合一。
長い間ため込んできた
怒りのエネルギーが浄化されると
怒りが全くゼロになるというのではなく
（しかし怒りを感じること自体は激減する）
感じたとしても冷静に簡単に
切り替えができるようになる。
そんな風に変わっていきます。
そして、
そのネガ感情が成仏する日って
ある日突然やってくるんです。
いつ終わるんだろー
まだ腹が立つなー
この激しい怒り何度でも浮上するなー
こんな風にずっと思っていたのに
なぜかある日突然、
浄化って終了するんです。
何かに対して
あれほど怒りが出てたのに、
全然おさまらなくて
終わらないな・・と思ってたのに、
否定したり押し戻したりせず
出し尽くすようにしておいたら、
ある日気がつくとなんとも
思わなくなっていた。
こんなことが起きてきます。
これが嫉妬のエネルギーであろうと
執着であろうと、恐れであろうと
みんな同じです。
出尽くしたら終わっていくので
まだ出てる、という時は完全に
出し切っていないだけなので、
少しおおらかに
自分の感情に向き合って
あげてみてください。
おおー怒ってる怒ってる、
出ておいで、
怒ってもいいんだから。
と眺めてあげたり
よく出て来たね、私の怒り。
くらいに迎えてあげると
癒しも加わって浄化が進みますよ。
いつもお読みくださり
ありがとうございます。
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