ダンジョンマスター レビュー | I CANNOT FLY

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彼の生きがいは文字を打ち、人に伝えること
そう、ただの自己満足
しかし、それこそが彼の存在意義
この電脳の海で、誰かとは必ず繋がっている

アップルコンピューターから初のRPGジャンルのゲームが発売され、

これまでのドラクエ型のゲームシステムのマンネリ化を打破する、

衝撃的なゲームが開発されました

それが「ダンジョンマスター」です

当時、リアルタイムのダンジョンRPGってだけでも

他に類を見ないぐらい画期的な作品でした

今回はそのSFC版をレビューします

攻略やネタバレもあるので気になる方は自己責任でお願いします

 

本作の特徴として、すべての行動に対して時間が経過すること

ジッとしていても時間が経つため、

戦闘や罠などに対して対処するだけでなく、

空腹や乾きに対しても立ち向かう必要があるゲームシステムです

 

ダンジョンを進んだり攻撃したり、ホゲラ~としていたりする間、

どんどんお腹が減っていきます

寝てる間も減っていくので、定期的に何か口に入れないといけません

 

ソロプレイの唯一辛いのは、アイテムの所有数と、重量の概念から、

持ち物管理が最も辛い所でしょうな
持ちきれないアイテムは倉庫に保管するのは言うまでもなく、

持ち運べるアイテムを宝箱を使って可能な限り多くしなければならない

この宝箱が厄介で、かなりの重量があるのです
かといって、バックパックはすぐに埋まってしまいましょう

これらは嫌でも宝箱に入れて持ち運ばなければならなくなります

 

マニアックな有志の多い本作では改造版やRPGツクールのように

玉石混合状態ではありますが、フリー版ではシナリオがいくつかあって

ダンジョンのマップやアイテムの位置が一部変更になっていたり

マップの内容やアイテムの位置なども増減しています

まあSFC版を始めとするオリジナルに比べると

もはや完全に個人の趣味に走りすぎていて

オールドファンから不評の一因ともなっていますが

これは仕方ないことなのかもしれませんねw