今年最初で最後の更新w

毎年ツイッター(現在はXだが、ツイッターで通すw)でやっていた、データ的なもので一年振り返る。今年もブログでまとめ。

 関東の全市町村を観光する、と謳っているので集計。今年は新たに茨城県4、栃木県2、群馬県9、埼玉県2、千葉県11、東京都9、神奈川県11の市町村を観光した。

ちなみに昨年は茨城県3、栃木県0、群馬県2、埼玉県7、千葉県9、東京都4、神奈川県18。昨年に引き続き行動制限が解除され、2020年以前とほぼ変わりない日常を送ることができた(マスクはするが)。

2016年5月から始めた関東全市町村を巡る旅。通算で(政令指定都市は、区で分けて計算する)茨城43/44、栃木24/25、群馬31/35、埼玉64/72、千葉52/59、東京42/53(島部は除く)、神奈川55/58となる。関東合計で311/346となった。

達成率でみると、茨城98%、栃木96%、群馬89%、埼玉89%、千葉88%、東京79%、神奈川95%と、ようやくゴールが見えてきた。このペースでいけば、何事も無ければ2024年中には(大台前にw)関東全市町村観光を達成できるだろう。

昨年は関東を観光したのが全26週で、新規に47カ所訪問できた。それ以外の週は、関東外が3週、博物館講演会が5週、そして何も無しが18週だった。何もしない週が結構あるものの、全盛期に近い訪問数となっている。近頃は、いつもの日曜夜のツイッター更新がしんどくなってきてw、何日か遅れてツイートする事が多くなってきた。

今年一年の観光走行距離:9191km、高速代が¥75370。関東外3回を除くと走行距離:6486km、高速代:¥36200(電車で行った週は、電車賃は面倒なんで計算しない)。
昨年の観光走行距離:8814km、高速代が¥62370。関東外3回を除くと走行距離:5631km、高速代:¥46250。

新規訪城数は合計72城だった(関ヶ原の陣跡は城に含めない)。2023年は、大河ドラマ「どうする家康」の影響で、静岡・愛知・岐阜の東海3県を訪問し、念願の関ヶ原訪問もできた。2024年の大河ドラマは京都が舞台となりそうだが、はたして自分の観光に影響するだろうか?(ドラマ自体は楽しみ)。

さて、最後にこの関東全市町村観光達成した後の事も。
新シリーズは、「関東全鉄道路線乗り潰し旅」としたい。年始のツイッターでもチラッと触れたが、なぜ鉄道旅かというといろいろと理由がある。コロナ禍では緊急事態宣言の発令により、鉄道会社は大きな打撃を受けた。それにより、赤字路線の実態が浮き彫りとなり、存廃の危機に立たされた路線が数多くあるという。そういった路線に乗って、地域の魅力を再発見し、発信していくのが目的…、といった大仰なものでは無くて、ただ単に駅近くの駐車場のない城跡だとか、鉄道でないと訪問しずらい場所がけっこうあったので、ならば関東全路線でやってしまおう、っていうノリ。あと、去年の終わりくらいから、車を運転していて足がつるようになってきたのでw、長時間の運転がしんどくなってきたというのもある。関東全路線乗り潰しなんて、やっている人はいっぱいいるだろうから、新シリーズは自分が死ぬまでに終わらなくてもいいくらいの気持ちで取り組もうと思っている(もちろん、車を使って観光をする場合も別に設ける)。現在のシリーズは達成を目的にするあまり、かなり急ぎすぎな感もあるので、もうちょっとじっくり取り組むつもり。もしそれが終わったとしたら、次は街道歩き旅とかになるのだろうか?

 

 

訪問合計数
      茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 合計
2016  07 02 07 13 02 00 02  034
2017  16 08 08 26 12 05 03  078   
2018  28 14 13 39 14 13 14  135
2019  33 16 14 45 20 15 19  162
2020  35 20 14 48 30 19 22  188
2021  36 22 21 55 32 29 26  221
2022  39 22 23 62 41 33 44  264
2023  43 24 31 64 52 42 55  311
各県総数  44 25 35 72 59 53 58  346

達成率(%)
2016  15 08 20 18 03 00 03  010  
2017  36 32 23 36 20 09 05  023
2018  64 56 37 54 24 25 24  039  
2019  75 64 40 63 34 28 33  047
2020  79 80 40 66 51 35 38  054
2021  82 88 60 76 54 55 45  064
2022  89 88 66 86 70 62 76  076
2023  98 96 89 89 88 79 95  090

現在までの、訪問市町村状況をまとめました。()内の数字は、訪問年の西暦下二桁です。

茨城県
県北
北茨城市(22)、高萩市(22)、日立市(23)、常陸太田市(17)、大子町(19)、常陸大宮市(22)、東海村(19)、那珂市(19)、ひたちなか市(17)
県央
水戸市(17)、城里町(21)、笠間市(18)、大洗町(19)、茨城町(19)、小美玉市(19)
鹿行
鉾田市(18)、行方市(18)、鹿嶋市(18)、潮来市(18)、神栖市(18)
県南
石岡市(17)、かすみがうら市(18)、土浦市(18)、美浦村(18)、阿見町(18)、稲敷市、牛久市(17)、つくば市(17)、つくばみらい市(18)、龍ヶ崎市(17)、河内町(23)、利根町(23)、取手市(23)、守谷市(16)
県西
桜川市(17)、筑西市(19)、結城市(16)、下妻市(16)、八千代町(18)、古河市(16)、境町(17)、五霞町(16)、常総市(16)、坂東市(16)


栃木県
県北
那須町(21)、那須塩原市(21)、太田原市(17)、那須川町(20)、さくら市(20)、那須烏山市(20)、高根沢町、矢板市(23)、塩谷町(23)、日光市(20)
県央
宇都宮市(19)、鹿沼市(19)、上三川町(18)、茂木町(18)、市貝町(18)、芳賀町(18)、益子町(17)、真岡市(17)
県南
壬生町(17)、下野市(17)、栃木市(17)、小山市(16)、野木町(18)、佐野市(18)、足利市(16)


群馬県
北毛
みなかみ町(23)、片品村(21)、川場村(21)、沼田市(21)、昭和村(21)、高山村(23)、中之条町(23)、東吾妻町(23)、草津町(21)、長野原町(23)、嬬恋村(21)、
東毛
みどり市、桐生市、太田市(16)、館林市(16)、板倉町(16)、明和町(16)、邑楽町(16)、千代田町(16)、大泉町(16)
中毛
前橋市(18)、渋川市(18)、吉岡村(18)、榛東村(18)、伊勢崎市(17)、玉村町(21)、
西毛
高崎市(18)、安中市、富岡市(22)、甘楽町(19)、下仁田町(23)、南牧村、藤岡市(22)、神流町(23)、上野村(23)

千葉県
県西
野田市(16)、流山市(18)、我孫子市(23)、柏市(18)、成田市(23)、栄町(23)、酒々井町(22)、印西市(23)、白井市、船橋市(22)、鎌ヶ谷市(20)、松戸市(17)、市川市(17)、浦安市
県東
銚子市(22)、東庄町(22)、香取市(17)、旭市(17)、匝瑳市(19)、多古町(19)、神崎町(23)、富里市(23)
千葉市
美浜区(19)、花見川区(19)、稲毛区(22)、中央区(16)、若葉区(22)、緑区(22)
県央
習志野市(22)、八千代市、四街道市(20)、佐倉市(17)、八街市(23)、東金市(20)、大網白里市(20)、市原市(23)
県南
山武市(17)、芝山町(17)、横芝光町(17)、九十九里町(20)、茂原市(19)、白子町(20)、長生村(20)、一宮町(20)、長柄町(23)、長南町(23)、睦沢町(23)、袖ケ浦市、木更津市(17)、君津市、富津市、鋸南町、いすみ市(22)、大多喜町(17)、御宿町(20)、勝浦市(20)、鴨川市(19)、南房総市(21)、館山市(21)

埼玉県
北西部
熊谷市(17)、深谷市(17)、本庄市(17)、上里町(21)、神川町(21)、美里町(23)、寄居町(17)、長瀞町(17)、皆野町、小鹿野町、秩父市(21)、横瀬町(22)、
北東部
羽生市(16)、行田市(16)、加須市(17)、久喜市(16)、幸手市(16)、杉戸町(18)、宮代町(18)、白岡市(19)、蓮田市(19)、伊奈町(18)、鴻巣市(16)、北本市(18)、桶川市(18)、上尾市(18)
さいたま市
岩槻区(16)、見沼区(18)、北区(20)、大宮区(20)、西区(20)、緑区(18)、浦和区(19)、中央区(22)、桜区(22)、南区(22)
南東部
春日部市(18)、松伏町(16)、吉川市、三郷市、越谷市(17)、八潮市(19)、草加市(19)、川口市(19)、蕨市、戸田市
南西部
東松山市(17)、吉見町(16)、滑川町(16)、嵐山町(16)、小川町(17)、東秩父村(23)、ときがわ町(17)、鳩山町(17)、越生町(16)、毛呂山町(17)、川島町(16)、坂戸市(18)、鶴ヶ島市(21)、川越市(16)、日高市(18)、飯能市(21)、狭山市(21)、入間市(21)、ふじみ野市(18)、富士見市(18)、三芳町、所沢市(18)、志木市、和光市(22)、朝霞市(22)、新座市(22)

東京都
東京23区
足立区(18)、葛飾区(17)、江戸川区、墨田区、江東区、台東区(18)、荒川区(23)、北区(18)、板橋区(19)、練馬区(18)、豊島区(23)、文京区、中央区(18)、千代田区(18)、港区、新宿区(23)、渋谷区(19)、中野区(23)、杉並区(23)、世田谷区(18)、目黒区(23)、品川区(18)、大田区
多摩
西東京市(23)、東久留米市(20)、清瀬市(23)、東村山市(20)、東大和市(20)、武蔵村山市(20)、小平市(17)、武蔵野市(21)、三鷹(21)市、小金井市(17)、国分寺市(17)、国立市(21)、立川市(21)、調布市(21)、狛江市、府中市(21)、稲城市(22)、多摩市(22)、町田市(22)、日野市(17)、八王子市(23)、昭島市(21)、福生市(21)、瑞穂町(21)、羽村市(21)、青梅市(22)、日の出町、あきる野市、奥多摩町、檜原村

神奈川県
川崎市
川崎区(18)、幸区(20)、中原区(20)、高津区(20)、宮前区(22)、多摩区(22)、麻生区(22)
横浜市
鶴見区(18)、港北区(21)、都筑区(21)、青葉区(21)、神奈川区(19)、西区(19)、中区(19)、南区(23)、保土ヶ谷区(23)、緑区(21)、旭区(22)、瀬谷区、泉区、戸塚区(23)、港南区(23)、磯子区(23)、栄区(23)、金沢区(18)
相模原市
南区(23)、中央区(23)、緑区
県央
大和市(19)、座間市(17)、綾瀬市(19)、海老名市(22)、厚木市(22)、愛川町(22)、清川村(22)
県南
横須賀市(22)、三浦市(18)、葉山町(22)、逗子市(22)、鎌倉市(16)、藤沢市(18)、茅ケ崎(22)市、寒川町(22)、伊勢原市(23)、平塚市(22)、秦野市(22)、大磯町(22)、二宮町(22)
県西
小田原市(16)、中井町(22)、大井町(18)、松田町(18)、開成町(18)、山北町(18)、南足柄市(18)、箱根町(18)、真鶴町(23)、湯河原町(23)

 

毎年ツイッターでやっていた、データ的なもので一年振り返える。今年もブログでまとめ。

 関東の全市町村を観光する、と謳っているので集計。昨年は新たに茨城県3、栃木県0、群馬県2、埼玉県7、千葉県9、東京都4、神奈川県18の市町村を観光した。

ちなみに一昨年は茨城県1、栃木県2、群馬県7、埼玉県7、千葉県2、東京都10、神奈川県4。昨年は、いろいろな意味で行動制限が無くなったので、久々に遠慮なく(気をつけながら)行動できた。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送されていたので、多く残していた神奈川県を便乗して観光できたのは幸いだった。神奈川は遠くて行きづらいので、これは大きい。

2016年5月から始めた関東全市町村を巡る旅。通算で(政令指定都市は、区で分けて計算する)茨城39/44、栃木22/25、群馬23/35、埼玉62/72、千葉41/59、東京33/53(島部は除く)、神奈川44/58となる。関東合計で264/346となった。

達成率でみると、茨城89%、栃木88%、群馬66%、埼玉86%、千葉70%、東京62%、神奈川76%と、コンプリート寸前の県がかなり出てきている(寸止めしているがw)。全体での達成率は76%で、ついに4分の3に達しゴールが見え始めてきたが、この企画が終わった後の事をついつい考えてしまう。悩みどころだ。

昨年は関東を観光したのが全27週で、新規に43カ所訪問できた。それ以外の週は、関東外が3週、博物館講演会(500年祭行事を含む)が9週、そして何も無しが13週だった。行動制限前のペースに戻ってきているが、どうしても夏場と年末の繁忙期の影響を受けやすく、こればかりは如何ともし難い。

昨年一年の観光走行距離:8814km、高速代が¥62370。関東外3回を除くと走行距離:5631km、高速代:¥46250(電車で行った週は、電車賃は面倒なんで計算しない)。
一昨年の観光走行距離:6067km、高速代が¥52550。関東外2回を除くと走行距離:4247km、高速代:¥27980。

新規訪城数は合計100城だった。昨年は3回東北方面へ行ったので、著名な山城を訪問する事が出来た。今年も他地域を含め、もっと山城に行けたらと思う。

 

 

 

訪問合計数
      茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 合計
2016  07 02 07 13 02 00 02  034
2017  16 08 08 26 12 05 03  078   
2018  28 14 13 39 14 13 14  135
2019  33 16 14 45 20 15 19  162
2020  35 20 14 48 30 19 22  188
2021  36 22 21 55 32 29 26  221
2022  39 22 23 62 41 33 44  264
各県総数  44 25 35 72 59 53 58  346

達成率(%)
2016  15 08 20 18 03 00 03  010  
2017  36 32 23 36 20 09 05  023
2018  64 56 37 54 24 25 24  039  
2019  75 64 40 63 34 28 33  047
2020  79 80 40 66 51 35 38  054
2021  82 88 60 76 54 55 45  064
2022  89 88 66 86 70 62 76  076

現在までの、訪問市町村状況をまとめました。()内の数字は、訪問年の西暦下二桁です。

茨城県
県北
北茨城市(22)、高萩市(22)、日立市、常陸太田市(17)、大子町(19)、常陸大宮市(22)、東海村(19)、那珂市(19)、ひたちなか市(17)
県央
水戸市(17)、城里町(21)、笠間市(18)、大洗町(19)、茨城町(19)、小美玉市(19)
鹿行
鉾田市(18)、行方市(18)、鹿嶋市(18)、潮来市(18)、神栖市(18)
県南
石岡市(17)、かすみがうら市(18)、土浦市(18)、美浦村(18)、阿見町(18)、稲敷市、牛久市(17)、つくば市(17)、つくばみらい市(18)、龍ヶ崎市(17)、河内町、利根町、取手市、守谷市(16)
県西
桜川市(17)、筑西市(19)、結城市(16)、下妻市(16)、八千代町(18)、古河市(16)、境町(17)、五霞町(16)、常総市(16)、坂東市(16)


栃木県
県北
那須町(21)、那須塩原市(21)、太田原市(17)、那須川町(20)、さくら市(20)、那須烏山市(20)、高根沢町、矢板市、塩谷町、日光市(20)
県央
宇都宮市(19)、鹿沼市(19)、上三川町(18)、茂木町(18)、市貝町(18)、芳賀町(18)、益子町(17)、真岡市(17)
県南
壬生町(17)、下野市(17)、栃木市(17)、小山市(16)、野木町(18)、佐野市(18)、足利市(16)


群馬県
北毛
みなかみ町、片品村(21)、川場村(21)、沼田市(21)、昭和村(21)、高山村、中之条町、東吾妻町、草津町(21)、長野原町、嬬恋村(21)、
東毛
みどり市、桐生市、太田市(16)、館林市(16)、板倉町(16)、明和町(16)、邑楽町(16)、千代田町(16)、大泉町(16)
中毛
前橋市(18)、渋川市(18)、吉岡村(18)、榛東村(18)、伊勢崎市(17)、玉村町(21)、
西毛
高崎市(18)、安中市、富岡市(22)、甘楽町(19)、下仁田町、南牧村、藤岡市(22)、神流町、上野村

千葉県
県西
野田市(16)、流山市(18)、我孫子市、柏市(18)、成田市、栄町、酒々井町、印西市、白井市、船橋市(22)、鎌ヶ谷市(20)、松戸市(17)、市川市(17)、浦安市
県東
銚子市(22)、東庄町(22)、香取市(17)、旭市(17)、匝瑳市(19)、多古町(19)、神崎町、富里市
千葉市
美浜区(19)、花見川区(19)、稲毛区(22)、中央区(16)、若葉区(22)、緑区(22)
県央
習志野市(22)、八千代市、四街道市(20)、佐倉市(17)、八街市、東金市(20)、大網白里市(20)、市原市
県南
山武市(17)、芝山町(17)、横芝光町(17)、九十九里町(20)、茂原市(19)、白子町(20)、長生村(20)、一宮町(20)、長柄町、長南町、睦沢町、袖ケ浦市、木更津市(17)、君津市、富津市、鋸南町、いすみ市(22)、大多喜町(17)、御宿町(20)、勝浦市(20)、鴨川市(19)、南房総市(21)、館山市(21)

埼玉県
北西部
熊谷市(17)、深谷市(17)、本庄市(17)、上里町(21)、神川町(21)、美里町、寄居町(17)、長瀞町(17)、皆野町、小鹿野町、秩父市(21)、横瀬町(22)、
北東部
羽生市(16)、行田市(16)、加須市(17)、久喜市(16)、幸手市(16)、杉戸町(18)、宮代町(18)、白岡市(19)、蓮田市(19)、伊奈町(18)、鴻巣市(16)、北本市(18)、桶川市(18)、上尾市(18)
さいたま市
岩槻区(16)、見沼区(18)、北区(20)、大宮区(20)、西区(20)、緑区(18)、浦和区(19)、中央区(22)、桜区(22)、南区(22)
南東部
春日部市(18)、松伏町(16)、吉川市、三郷市、越谷市(17)、八潮市(19)、草加市(19)、川口市(19)、蕨市、戸田市
南西部
東松山市(17)、吉見町(16)、滑川町(16)、嵐山町(16)、小川町(17)、東秩父村、ときがわ町(17)、鳩山町(17)、越生町(16)、毛呂山町(17)、川島町(16)、坂戸市(18)、鶴ヶ島市(21)、川越市(16)、日高市(18)、飯能市(21)、狭山市(21)、入間市(21)、ふじみ野市(18)、富士見市(18)、三芳町、所沢市(18)、志木市、和光市(22)、朝霞市(22)、新座市(22)

東京都
東京23区
足立区(18)、葛飾区(17)、江戸川区、墨田区、江東区、台東区、荒川区、北区(18)、板橋区(19)、練馬区(18)、豊島区、文京区、中央区(18)、千代田区(18)、港区、新宿区、渋谷区(19)、中野区、杉並区、世田谷区(18)、目黒区、品川区(18)、大田区
多摩
西東京市、東久留米市(20)、清瀬市、東村山市(20)、東大和市(20)、武蔵村山市(20)、小平市(17)、武蔵野市(21)、三鷹(21)市、小金井市(17)、国分寺市(17)、国立市(21)、立川市(21)、調布市(21)、狛江市、府中市(21)、稲城市(22)、多摩市(22)、町田市(22)、日野市(17)、八王子市、昭島市(21)、福生市(21)、瑞穂町(21)、羽村市(21)、青梅市(22)、日の出町、あきる野市、奥多摩町、檜原村

神奈川県
川崎市
川崎区(18)、幸区(20)、中原区(20)、高津区(20)、宮前区(22)、多摩区(22)、麻生区(22)
横浜市
鶴見区(18)、港北区(21)、都筑区(21)、青葉区(21)、神奈川区(19)、西区(19)、中区(19)、南区、保土ヶ谷区、緑区(21)、旭区(22)、瀬谷区、泉区、戸塚区、港南区、磯子区、栄区、金沢区(18)
相模原市
南区、中央区、緑区
県央
大和市(19)、座間市(17)、綾瀬市(19)、海老名市(22)、厚木市(22)、愛川町(22)、清川村(22)
県南
横須賀市(22)、三浦市(18)、葉山町(22)、逗子市(22)、鎌倉市(16)、藤沢市(18)、茅ケ崎(22)市、寒川町(22)、伊勢原市、平塚市(22)、秦野市(22)、大磯町(22)、二宮町(22)
県西
小田原市(16)、中井町(22)、大井町(18)、松田町(18)、開成町(18)、山北町(18)、南足柄市(18)、箱根町(18)、真鶴町、湯河原町

 

 

 

 

 

今日の銅像2021

 

 

今日の伏姫様      場所:南房総市滝田城跡

 

 

今日の金刺盛澄公    場所:諏訪市諏訪大社下社秋宮

 

 

今日の玉川兄弟      場所:羽村市羽村取水堰

 

 

今日の村山土佐守公    場所:瑞穂町村山城跡(福正寺)付近

 

 

今日の源義家公       場所:府中市ケヤキ並木

 

 

今日の新田義貞公       場所:府中市分倍河原駅前

 

 

今日の今川義元公と竹千代君 場所:静岡市静岡駅前

 

 

今日の徳川家康公        場所:静岡市静岡駅前

毎年ツイッターでやっていた、データ的なもので一年振り返える。今年もブログでまとめ。
昨年もコロナ禍の影響をモロに受けた一年となった。

 関東の全市町村を観光する、と謳っているので集計。昨年は新たに茨城県1、栃木県2、群馬県7、埼玉県7、千葉県2、東京都10、神奈川県4の市町村を観光した。

ちなみに一昨年は茨城県2、栃木県4、群馬県0、埼玉県3、千葉県10、東京都4、神奈川県3だった。前半は緊急事態などがあり、やばいくらい外出しなかったが、後半の頑張り(?)の甲斐もあって、前年よりもだいぶ増えた。しかし、2018年以前のペースに比べればまだまだだ。今年は、コロナの影響が無いことを祈りたい。。

2016年5月から始めた関東全市町村を巡る旅。通算で(政令指定都市は、区で分けて計算する)茨城36/44、栃木22/25、群馬21/35、埼玉55/72、千葉32/59、東京29/53(島部は除く)、神奈川26/58となる。関東合計で221/346となった。

達成率でみると、茨城82%、栃木88%、群馬60%、埼玉76%、千葉54%、東京55%、神奈川45%と、おおむね50%以上となってきた。全体での達成率は64%。ここからは訪問する県の偏りが出てきそう。中でも必然的に神奈川県を多く訪問することとなるだろう(大河もあるし)。※ちなみに千葉県は一昨年までは間違って一つ多く集計していたので、今回は調整のため+2のところを+1とした。

昨年は関東を観光したのが全16週と低調ながらも、新規で33カ所訪問した。それ以外の週は、関東外が2週、博物館講演会が6週、そしてなんと何もなしが20週(内ブログ更新のみの週が1)もあった(それ以外のコメダに行ったとかが8週)。

昨年一年の観光走行距離:6067km、高速代が¥52550。関東外2回を除くと走行距離:4247km、高速代:¥27980(電車で行った週は、電車賃は面倒なんで計算しない)。
一昨年の観光走行距離:5412km、高速代が¥37580。関東外2回を除くと走行距離:3716km、高速代:¥13150

新規訪城数は合計46城だった。今年はもっとがっつりと著名な山城とかにも行ってみたいものだ。。

 

 

訪問合計数
      茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 合計
2016  07  02  07  13  02  00  02  034
2017  16  08  08  26  12  05  03  078   
2018  28  14  13  39  14  13  14  135
2019  33  16  14  45  20  15  19  162
2020  35  20  14  48  30  19  22  188
2021  36  22  21  55  32  29  26  221
各県総数 44  25 35  72  59  53  58  346

達成率(%)
2016  15  08  20  18  03  00  03  010  
2017  36  32  23  36  20  09  05  023
2018  64  56  37  54  24  25  24  039  
2019  75  64  40  63  34  28  33  047
2020  79  80  40  66  51  35  38  054
2021  82  88  60  76  54  55  45  064

現在までの、訪問市町村状況をまとめました。()内の数字は、訪問年の西暦下二桁です。

茨城県
県北
北茨城市、高萩市、日立市、常陸太田市(17)、大子町(19)、常陸大宮市、東海村(19)、那珂市(19)、ひたちなか市(17)
県央
水戸市(17)、城里町(21)、笠間市(18)、大洗町(19)、茨城町(19)、小美玉市(19)
鹿行
鉾田市(18)、行方市(18)、鹿嶋市(18)、潮来市(18)、神栖市(18)
県南
石岡市(17)、かすみがうら市(18)、土浦市(18)、美浦村(18)、阿見町(18)、稲敷市、牛久市(17)、つくば市(17)、つくばみらい市(18)、龍ヶ崎市(17)、河内町、利根町、取手市、守谷市(16)
県西
桜川市(17)、筑西市(19)、結城市(16)、下妻市(16)、八千代町(18)、古河市(16)、境町(17)、五霞町(16)、常総市(16)、坂東市(16)


栃木県
県北
那須町(21)、那須塩原市(21)、太田原市(17)、那須川町(20)、さくら市(20)、那須烏山市(20)、高根沢町、矢板市、塩谷町、日光市(20)
県央
宇都宮市(19)、鹿沼市(19)、上三川町(18)、茂木町(18)、市貝町(18)、芳賀町(18)、益子町(17)、真岡市(17)
県南
壬生町(17)、下野市(17)、栃木市(17)、小山市(16)、野木町(18)、佐野市(18)、足利市(16)


群馬県
北毛
みなかみ町、片品村(21)、川場村(21)、沼田市(21)、昭和村(21)、高山村、中之条町、東吾妻町、草津町(21)、長野原町、嬬恋村(21)、
東毛
みどり市、桐生市、太田市(16)、館林市(16)、板倉町(16)、明和町(16)、邑楽町(16)、千代田町(16)、大泉町(16)
中毛
前橋市(18)、渋川市(18)、吉岡村(18)、榛東村(18)、伊勢崎市(17)、玉村町(21)、
西毛
高崎市(18)、安中市、富岡市、甘楽町(19)、下仁田町、南牧村、藤岡市、神流町、上野村

千葉県
県西
野田市(16)、流山市(18)、我孫子市、柏市(18)、成田市、栄町、酒々井町、印西市、白井市、船橋市、鎌ヶ谷市(20)、松戸市(17)、市川市(17)、浦安市
県東
銚子市、東庄町、香取市(17)、旭市(17)、匝瑳市(19)、多古町(19)、神崎町、富里市
千葉市
美浜区(19)、花見川区(19)、稲毛区、中央区(16)、若葉区、緑区
県央
習志野市、八千代市、四街道市(20)、佐倉市(17)、八街市、東金市(20)、大網白里市(20)、市原市
県南
山武市(17)、芝山町(17)、横芝光町(17)、九十九里町(20)、茂原市(19)、白子町(20)、長生村(20)、一宮町(20)、長柄町、長南町、睦沢町、袖ケ浦市、木更津市(17)、君津市、富津市、鋸南町、いすみ市、大多喜町(17)、御宿町(20)、勝浦市(20)、鴨川市(19)、南房総市(21)、館山市(21)

埼玉県
北西部
熊谷市(17)、深谷市(17)、本庄市(17)、上里町(21)、神川町(21)、美里町、寄居町(17)、長瀞町(17)、皆野町、小鹿野町、秩父市(21)、横瀬町、
北東部
羽生市(16)、行田市(16)、加須市(17)、久喜市(16)、幸手市(16)、杉戸町(18)、宮代町(18)、白岡市(19)、蓮田市(19)、伊奈町(18)、鴻巣市(16)、北本市(18)、桶川市(18)、上尾市(18)
さいたま市
岩槻区(16)、見沼区(18)、北区(20)、大宮区(20)、西区(20)、緑区(18)、浦和区(19)、中央区、桜区、南区
南東部
春日部市(18)、松伏町(16)、吉川市、三郷市、越谷市(17)、八潮市(19)、草加市(19)、川口市(19)、蕨市、戸田市
南西部
東松山市(17)、吉見町(16)、滑川町(16)、嵐山町(16)、小川町(17)、東秩父村、ときがわ町(17)、鳩山町(17)、越生町(16)、毛呂山町(17)、川島町(16)、坂戸市(18)、鶴ヶ島市(21)、川越市(16)、日高市(18)、飯能市(21)、狭山市(21)、入間市(21)、ふじみ野市(18)、富士見市(18)、三芳町、所沢市(18)、志木市、和光市、朝霞市、新座市

東京都
東京23区
足立区(18)、葛飾区(17)、江戸川区、墨田区、江東区、台東区、荒川区、北区(18)、板橋区(19)、練馬区(18)、豊島区、文京区、中央区(18)、千代田区(18)、港区、新宿区、渋谷区(19)、中野区、杉並区、世田谷区(18)、目黒区、品川区(18)、大田区
多摩
西東京市、東久留米市(20)、清瀬市、東村山市(20)、東大和市(20)、武蔵村山市(20)、小平市(17)、武蔵野市(21)、三鷹(21)市、小金井市(17)、国分寺市(17)、国立市(21)、立川市(21)、調布市(21)、狛江市、府中市(21)、稲城市、多摩市、町田市、日野市(17)、八王子市、昭島市(21)、福生市(21)、瑞穂町(21)、羽村市(21)、青梅市、日の出町、あきる野市、奥多摩町、檜原村

神奈川県
川崎市
川崎区(18)、幸区(20)、中原区(20)、高津区(20)、宮前区、多摩区、麻生区
横浜市
鶴見区(18)、港北区(21)、都筑区(21)、青葉区(21)、神奈川区(19)、西区(19)、中区(19)、南区、保土ヶ谷区、緑区(21)、旭区、瀬谷区、泉区、戸塚区、港南区、磯子区、栄区、金沢区(18)
相模原市
南区、中央区、緑区
県央
大和市(19)、座間市(17)、綾瀬市(19)、海老名市、厚木市、愛川町、清川村
県南
横須賀市、三浦市(18)、葉山町、逗子市、鎌倉市(16)、藤沢市(18)、茅ケ崎市、寒川町、伊勢原市、平塚市、秦野市、大磯町、二宮町
県西
小田原市(16)、中井町、大井町(18)、松田町(18)、開成町(18)、山北町(18)、南足柄市(18)、箱根町(18)、真鶴町、湯河原町

 

『僕が愛したマイナー武将小説』(番外編)
「孔丘」 宮城谷昌光 (文藝春秋)

 


白一色の装丁。著者のホワイトアルバムともいえる、「孔丘」。

 

 

 

早いもので今年も終わり。
半年ぶりのブログ更新です(笑)。
今回紹介する小説は「孔丘」。今年一年くらいかけて読みました。
孔丘とは、『論語』で有名な孔子の実名です。
戦国時代もマイナー武将もまったく関係ありませんが、
今年は渋沢栄一の年だったので、読んでみようかなと思い立ちました。

物語は、亡くなった母の墓に盛り土をする場面から始まります。
孔丘は中国古代の「魯」国で生まれ育ちました。
魯国は、「周」国の始祖武王の弟で、名宰相周公旦の国で、
孔丘が生きた時代は紀元前500年代、周国は傾き春秋時代(東周)と呼ばれた時代でした。
当時は「晋」、「斉」、「楚」、「呉」などの春秋五覇と呼ばれる大国に比べて、
魯はこれといった産物もない小国でしたが、周公旦譲りの文化度は比較的高かったようです。
孔丘の父は魯国の勇者として知られ、彼自身も体躯が逞しかったのですが、
母に対する扱いの酷さからくる父への憎しみの反動から、
彼は武人にはならず、学問で身を立てようと志します。

と、あらすじはこんなところです。
こうして孔丘は後に、儒家の始祖、そして聖人と呼ばれるようになるのですが、
この物語にでてくる彼は、聖人と崇められるそれではなく、実に人間臭いのです。
学問が優秀で、騎射などの武芸も実は達者という完璧超人のような設定ながら、
世渡りは下手で政治に関心が無く、当時の世界情勢は先輩の老司書に教えてもらうまで、
まったくわからない始末です。
さらには家庭を省みず、妻に離別され子供とも距離を置かれるという、
まさに昭和のお父さんのような、時代遅れな人物像です。
そのくせ自信過剰で言動と行動が一致しないという絵にかいたダメっぷりですが、
実際の孔子も後世に聖人に仕立て上げられただけで、
本当の姿はこんな感じだったのではないかなあと思います。

物語は戦いがないので、序盤はなかなか話が進みませんが、
孔丘が魯の役人の仕事を辞め、自身の教場を開いてから波乱に富んだ人生が始まります。
仲由(子路)や漆雕啓のような優れた弟子が増え、
その後は魯国の争乱に巻き込まれ、何度も流浪の旅に出ます。
陽虎という、孔丘と見た目が似ているが性格は正反対な宿敵も現れます。
そしてさらなる学びのため、周都に住む老子を訪ねるという胸が熱くなる展開も!
何度も挫けながらもあきらめず学び続ける、彼は一生学び続けたかったんだと思います。
『論語』では、孔子と子路との問答が多いようですが(孔子が正解を言う)、
話の中では、子路と漆雕啓の間での相談話が多く、
また孔丘が判断を誤りそうなときは、子路がたしなめたりするのが面白い所です。
現在は生涯学習が叫ばれる時代、この小説の中にも多くの学びが散りばめられていると思います。

評価:5 ★★★★★
武将マイナー度:無し ☆☆☆☆☆

『僕が愛したマイナー武将小説』(番外編)

 「千里をゆけ」 武川佑 (文藝春秋)

 




2021年も半分が終わりました。
当ブログの更新は今年に入って3回目。実に半年ぶりの更新です(笑)。
ブログ開設当初は、週一回ペースの「週刊ブログ」を目指し、
最初の年はなんとかやっていけましたが、徐々に更新ペースが遅れだし、
月刊、隔月刊、季刊・・・となり現在に至りますw。
次の更新は来年になるのでしょうか・・・。


さて、今回のマイナー武将小説は番外編!!(つまり登場人物が創作人物)
武川佑氏の「千里をゆけ」です。
武川氏は、デビュー作の「虎の牙」、二作目の「落梅の賦」ともに
楽しく読ませていただきました(レビューを書かなかったのは、上記の怠慢が理由・・・)。
両作ともに歴史小説の枠組みにとらわれない、独創的な作風であり、
現代の様々な社会問題に対しての問題提起も盛り込まれています。
まだ読まれていない方はお勧めなので、是非購入下さい(←ちゃんとレビューして下さいね!)。


では、「千里をゆけ」のあらすじですが、
小鼓という十二歳の少女が主人公で、比叡山の麓の門前町坂本で育ち、
比叡山参道中腹で饅頭を売って暮らしていました。母は幼い頃に亡くし、
父は足軽としてあちこち戦に出かけていました。
そんな饅頭売りをしていたある日の事、彼女は一人の僧と出会います。
彼の名は義圓、後の室町幕府六代将軍足利義教です。
「籤引き将軍」、「万人恐怖」等といわれ、近年じわじわと知名度が上がっている人物です。
そして彼となんやかんやあって(←かなり雑ですw。一応ネタバレ防止のつもりです)
その結果、彼女は父をかばうため、身体に障がいを負う事になってしまいました。
義圓は哀れに思ったのか、彼女を己の屋敷に引き取り、
唯一得意だった「兵法」を学ばせます。
小鼓の父は良兼という名で、実は義圓とは因縁があり、常に敵側に回っていました。
そんな父を探すため、遠く北九州、そして東国海老名へと赴く。
母をたずねて三千里の父親バージョン?という感じで良いのでしょうか(別の意味もありそうですね)。


この作品の素晴らしさでまず挙げたいのが、緻密な構成力ですね。
冒頭の「序」の場面で、物語のラストシーンの場面が描かれます。
壮大なネタバレなのですが、「何故入れたのか、入れない方が良かったんじゃないか」と、
読み始めた頃は思いました。しかし、途中まで読んでいる内に、
「このラストにはならないんじゃ?」とモヤモヤし、
さらに読むと、「これが原因でこのラストになるのか!」と合点がいき、
徐々にパーツが合わさっていく感が楽しめて、読後は満足感が得られました。
また、合戦描写も優れていて、突然戦闘に巻き込まれた時など、
臨場感や恐怖感が味わえます。
九州の香春岳城を少数の兵で落とすときは、驚くような奇策を用います。
城跡遺構から想像して、その奇策を考え出したのならば、まさに「天才」です!
(仮に、元ネタとなる伝承が存在するとしたならば、それを調査したのも凄いと思います。)
そして、この作品の裏テーマともいえる、ジェンダーや差別の問題です。
この物語には、戦場に出る女性が出てきます。
父良兼や師匠・満斉(実在人物)から兵法を学んだ小鼓、
西国で足軽十人を組頭として率いる瀬良、
東国には愛甲氏の領主・愛甲依子。
この時代、戦をする女性が実際にいたのかどうか、かなりギリギリな所を攻めていると思います。
戦う理由も、性別や差別が原因であり、非常に納得がいくものでした。
これらを物語の中で、全て理解できたかというと、「理解できた。」と言えれば簡単です。
しかし、そう簡単なわけではないことは、作中でも表現されていて、
小鼓自身が身体に障がいを負い、人々に差別される側にありながらも、
東狗(東国の兵)のことを、最初は野蛮な者達と蔑んでいたことからもわかります。
実は、著者の前作「落梅の賦」も非常に難しく、
二回も読んでしまいましたが、理解できたのかどうかわかりません。
こういった社会問題を理解する上でのきっかけとしても、この作品が読まれてほしいですね。



評価:5 ★★★★★
武将マイナー度:無し ☆☆☆☆☆(足利義教ならばマイナー度3くらいか?)

訪問した合計数が誤っていたので訂正。

2016年の千葉県 4→2

2017年の千葉県 13→12

 

訪問合計数
      茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 合計
2016  07 02 07 13 02 00 02  034
2017  16 08 08 26 12 05 03  078   
2018  28 14 13 39 14 13 14  135
2019  33 16 14 45 20 15 19  162
2020  35 20 14 48 30 19 22  188
各県総数  44 25 35 72 59 53 58  346

達成率(%)
2016  15 08 20 18 03 00 03  010  
2017  36 32 23 36 20 09 05  023
2018  64 56 37 54 24 25 24  039  
2019  75 64 40 63 34 28 33  047
2020  79 80 40 66 51 35 38  054

 

 

現在までの、訪問市町村状況をまとめました。()内の数字は、訪問年の西暦下二桁です。

 

茨城県
県北
北茨城市、高萩市、日立市、常陸太田市(17)、大子町(19)、常陸大宮市、東海村(19)、那珂市(19)、ひたちなか市(17)
県央
水戸市(17)、城里町、笠間市(18)、大洗町(19)、茨城町(19)、小美玉市(19)
鹿行
鉾田市(18)、行方市(18)、鹿嶋市(18)、潮来市(18)、神栖市(18)
県南
石岡市(17)、かすみがうら市(18)、土浦市(18)、美浦村(18)、阿見町(18)、稲敷市、牛久市(17)、つくば市(17)、つくばみらい市(18)、龍ヶ崎市(17)、河内町、利根町、取手市、守谷市(16)
県西
桜川市(17)、筑西市(19)、結城市(16)、下妻市(16)、八千代町(18)、古河市(16)、境町(17)、五霞町(16)、常総市(16)、坂東市(16)


栃木県
県北
那須町、那須塩原市、太田原市(17)、那須川町(20)、さくら市(20)、那須烏山市(20)、高根沢町、矢板市、塩谷町、日光市(20)
県央
宇都宮市(19)、鹿沼市(19)、上三川町(18)、茂木町(18)、市貝町(18)、芳賀町(18)、益子町(17)、真岡市(17)
県南
壬生町(17)、下野市(17)、栃木市(17)、小山市(16)、野木町(18)、佐野市(18)、足利市(16)


群馬県
北毛
みなかみ町、片品村、川場村、沼田市、昭和村、高山村、中之条町、東吾妻町、草津町、長野原町、嬬恋村、
東毛
みどり市、桐生市、太田市(16)、館林市(16)、板倉町(16)、明和町(16)、邑楽町(16)、千代田町(16)、大泉町(16)
中毛
前橋市(18)、渋川市(18)、吉岡村(18)、榛東村(18)、伊勢崎市(17)、玉村町、
西毛
高崎市(18)、安中市、富岡市、甘楽町(19)、下仁田町、南牧村、藤岡市、神流町、上野村

千葉県
県西
野田市(16)、流山市(18)、我孫子市、柏市(18)、成田市、栄町、酒々井町、印西市、白井市、船橋市、鎌ヶ谷市(20)、松戸市(17)、市川市(17)、浦安市
県東
銚子市、東庄町、香取市(17)、旭市(17)、匝瑳市(19)、多古町(19)、神崎町、富里市
千葉市
美浜区(19)、花見川区(19)、稲毛区、中央区(16)、若葉区、緑区
県央
習志野市、八千代市、四街道市(20)、佐倉市(17)、八街市、東金市(20)、大網白里市(20)、市原市
県南
山武市(17)、芝山町(17)、横芝光町(17)、九十九里町(20)、茂原市(19)、白子町(20)、長生村(20)、一宮町(20)、長柄町、長南町、睦沢町、袖ケ浦市、木更津市(17)、君津市、富津市、鋸南町、いすみ市、大多喜町(17)、御宿町(20)、勝浦市(20)、鴨川市(19)、南房総市、館山市

埼玉県
北西部
熊谷市(17)、深谷市(17)、本庄市(17)、上里町、神川町、美里町、寄居町(17)、長瀞町(17)、皆野町、小鹿野町、秩父市、横瀬町、
北東部
羽生市(16)、行田市(16)、加須市(17)、久喜市(16)、幸手市(16)、杉戸町(18)、宮代町(18)、白岡市(19)、蓮田市(19)、伊奈町(18)、鴻巣市(16)、北本市(18)、桶川市(18)、上尾市(18)
さいたま市
岩槻区(16)、見沼区(18)、北区(20)、大宮区(20)、西区(20)、緑区(18)、浦和区(19)、中央区、桜区、南区
南東部
春日部市(18)、松伏町(16)、吉川市、三郷市、越谷市(17)、八潮市(19)、草加市(19)、川口市(19)、蕨市、戸田市
南西部
東松山市(17)、吉見町(16)、滑川町(16)、嵐山町(16)、小川町(17)、東秩父村、ときがわ町(17)、鳩山町(17)、越生町(16)、毛呂山町(17)、川島町(16)、坂戸市(18)、鶴ヶ島市、川越市(16)、日高市(18)、飯能市、狭山市、入間市、ふじみ野市(18)、富士見市(18)、三芳町、所沢市(18)、志木市、和光市、朝霞市、新座市

東京都
東京23区
足立区(18)、葛飾区(17)、江戸川区、墨田区、江東区、台東区、荒川区、北区(18)、板橋区(19)、練馬区(18)、豊島区、文京区、中央区(18)、千代田区(18)、港区、新宿区、渋谷区(19)、中野区、杉並区、世田谷区(18)、目黒区、品川区(18)、大田区
多摩
西東京市、東久留米市(20)、清瀬市、東村山市(20)、東大和市(20)、武蔵村山市(20)、小平市(17)、武蔵野市、三鷹市、小金井市(17)、国分寺市(17)、国立市、立川市、調布市、狛江市、府中市、稲城市、多摩市、町田市、日野市(17)、八王子市、昭島市、福生市、瑞穂町、羽村市、青梅市、日の出町、あきる野市、奥多摩町、檜原村

神奈川県
川崎市
川崎区(18)、幸区(20)、中原区(20)、高津区(20)、宮前区、多摩区、麻生区
横浜市
鶴見区(18)、港北区、都筑区、青葉区、神奈川区(19)、西区(19)、中区(19)、南区、保土ヶ谷区、緑区、旭区、瀬谷区、泉区、戸塚区、港南区、磯子区、栄区、金沢区(18)
相模原市
南区、中央区、緑区
県央
大和市(19)、座間市(17)、綾瀬市(19)、海老名市、厚木市、愛川町、清川村
県南
横須賀市、三浦市(18)、葉山町、逗子市、鎌倉市(16)、藤沢市(18)、茅ケ崎市、寒川町、伊勢原市、平塚市、秦野市、大磯町、二宮町
県西
小田原市(16)、中井町、大井町(18)、松田町(18)、開成町(18)、山北町(18)、南足柄市(18)、箱根町(18)、真鶴町、湯河原町
 

今日の銅像2020

 

 

今日の宇都宮貞綱公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1296155926634745856
                 場所:宇都宮市興禅寺

 


今日の天海大僧正 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1299412900399009794
                 場所:会津美里町公民館前

 


今日の天海大僧正 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1307045162191933442
                 場所:日光市神橋付近

 


今日の板垣退助公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1307043496335990785
                 場所:日光市神橋付近

 


今日の加藤清正公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1320453142413074432
                 場所:名古屋市名古屋城跡

 


今日の織田信長公・帰蝶様 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1322577706282741760
                 場所:清須市清洲城模擬天守付近

 


今日の織田信秀公・土田御前 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1322587270721908736
                 場所:愛西市名鉄勝幡駅北口

 


今日の戸田氏鉄公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1323003225599963138
                 場所;大垣市大垣城跡

 


今日のゴールデンマスク織田信長公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1323015559617806337
                 場所:岐阜市岐阜駅北口

 


今日の明智光秀公 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1325130626664595458
                 場所:可児市明智城跡

 


今日の武茂泰宗 Twitter=
https://twitter.com/hikisimousa/status/1329870590258282496
                 場所:那珂川町乾徳寺付近


 

本当に久々すぎて、ブログ更新の仕方を忘れかけてましたw。

さて、毎年ツイッターでやっていた、今年をデータ的なもので一年振り返える、今年もブログでまとめます。

 



今年はコロナ禍の影響をモロに受ける形となった(といっても、生活面で特に不都合な面が無かったのは幸運だが)。緊急事態宣言下ではおいそれと観光も出来ず、解除後もいつまた自粛要請がかかるかわからない。悩んだ末、今年の後半は#~観光とつけるのはやめてみた。いつまたどうなるかわからないからだ。そして、”新しい生活様式”という事で、従来使っていた台詞(「後半へ続く」とか「以上、〇〇市でした」とか)も使わないようにした。来年以降、元に戻すかこのまま続けるかは検討中(まあ、些細な事だけどw)。

 関東の全市町村を観光する、と謳っているので集計。今年は新たに茨城県2、栃木県4、群馬県0、埼玉県3、千葉県10、東京都4、神奈川県3の市町村を観光した。

ちなみに去年は茨城県5、栃木県2、群馬県1、埼玉県6、千葉県6、東京都2、神奈川県5だったので、コロナ禍があったにも関わらず、それほど変わっていない。去年は出版があったし、今年は終盤で一週に3~4カ所まとめて回ったりして頑張った(?)からだろう。

2016年5月から始めた関東全市町村を巡る旅。通算で(政令指定都市は、区で分けて計算する)茨城35/44、栃木20/25、群馬14/35、埼玉48/72、千葉31/59、東京19/53(島部は除く)、神奈川22/58となる。関東合計で189/346となった。

達成率でみると、茨城79%、栃木80%、群馬40%、埼玉66%、千葉52%、東京35%、神奈川38%と、いよいよコンプリート間近な県も出てきた。全体での達成率は55%。コロナ禍中でようやく折り返し地点となった。

昨年は関東を観光したのが全16週と低調ながらも、新規で26カ所訪問した。それ以外の週は、関東外が2週、博物館講演会が9週、そしてなんと何もなしが25週(内ブログ更新のみの週が7)もあった。もちろん自粛期間はあったが、全体としてのモチベーションの低下や、9月以降に「太田資正公生誕500年祭」実行委員会への参加などで、余裕が無かった事などがあげられる(自分の講演会の週が1週あるというレアケースもあった)。

今年一年の観光走行距離:5412km、高速代が¥37580。関東外2回を除くと走行距離:3716km、高速代:¥13150(電車で行った週は、電車賃は面倒なんで計算しない)。
昨年の観光走行距離:7075km、高速代が¥52470。関東外3回を除くと走行距離:5420km、高速代:¥30190。

訪城数は合計43城だった。平城が多く、案内板を見て終わりというケースが多かった。来年は、社会的な意味での行動に制限が無い事を願う。。

 

 

 

訪問合計数
        茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 合計
2016    07  02  07  13  04  00  02  035
2017    16  08  08  26  13  05  03  079   
2018    28  14  13  39  15  13  14  136
2019    33  16  14  45  21  15  19  163
2020    35  20  14  48  31  19  22  189
各県総数  44  25  35  72  59  53  58  346

『僕が愛したマイナー武将小説』
第26回 「蝮の孫」 天野純希 (幻冬舎時代小説文庫)
 
 
 
今年の大河ドラマで名を馳せた「斎藤道三」の孫、斎藤龍興が主人公の小説です。
素直にこれとかこれとかを読めばいいのに、
あまのじゃくですね(作者名にかけたわけではないですよw)。
 
 
さて、斎藤龍興はどんな人物かというと、
斎藤義龍(ドラマ中ではほとんど斎藤高政でした)の嫡男で、
「美濃の蝮」という綽名で知られる斎藤道三(ほとんど斎藤利政でした)の孫にあたります。
信長に敗れ、居城の稲葉山城を追われたため、凡庸な人物として伝わりますが、
実際には何度も信長の侵攻を退けるなど、再評価も進んでいる?ようです。
物語は、父義龍が突然大量の血を吐き、いかにも毒殺されたかの描写で、
三十五歳の若さで死んだ後から始まります。
龍興は、武芸に興味を示さず、酒色に溺れる日々を過ごします。
この辺りは後世伝えられてきた通りです。
そして、美濃に攻め寄せる織田の大軍を、計略を用いて打ち破る安藤守就と、
その婿の竹中半兵衛重治。この竹中半兵衛こそが、この小説のもう一方の主人公です
(ちょいちょい主観人物が入れ替わります)。
半兵衛は計略を使い、寡兵で稲葉山城を乗っ取ってしまいます。
この有名なエピソードは、中盤あたりに持ってくるのかと思いきや、
420ページ中、僅か50ページで使われてしまいます。
この展開の速さに、最後まで話がもつのか?と心配になりました。
 
 
ここからが面白い所です。
竹中半兵衛は黒田官兵衛と並び、豊臣秀吉の軍師として有名な人物ですが、
三国志の軍師・諸葛亮孔明をパクったような、清廉潔白な人物として伝えられてきました。
ところが今作の半兵衛は、かなり利己的でプライドの高い野心的な人物として描かれており、
最初は「これが竹中半兵衛!?」と思ったものです。
しかしよくよく考えてみれば、後世に美談として脚色されている可能性も高く、
実際には半兵衛=善、龍興=悪というイメージは誤りで、
逆だった可能性も考えられるわけです。
なかなか上手い所を突いたな、と思いました(まあ、黒い半兵衛というのも、なかなか馴染めませんでしたがw)。
 
 
龍興はある事をきっかけに、怠惰な生活を改め武芸に励むようになり、
半兵衛に一泡ふかせます(ここでも、伝承では半兵衛はすぐ稲葉山城を返還するのに、本作では返さない)。
ここでは、稲葉一鉄が登場します。大河ドラマでは非常に悪そうな稲葉一鉄でしたが、
本作では好人物に描かれます。ただし出番は少ないのが残念です。
史実通り、稲葉山城は陥落し龍興は流浪の果てに、堺で隠遁生活を送ります。
が、これもある事をきっかけに、戦場での生活に戻る羽目になります。
そこでは雑賀孫市や、後の可児才蔵が登場します。
そして、信長打倒を目指す龍興の前に立ちはだかるのが、秀吉の配下となった竹中半兵衛。
この頃には半兵衛は、酷薄な信長に疑問を持ち始めています。
越前の朝倉氏に身を寄せた龍興は、最後の戦いへと臨むこととなりますが、
ここでも意外な結末が待ち受けています。
 
 
何と言っても、竹中半兵衛の人物像に尽きます。
善キャラは鉄板だと思われる半兵衛を、ここまで改変するとは驚きました。
龍興と半兵衛のそれぞれの成長が描かれ、それがラストへと繋がるわけです。
反面、それ以外の有名人物は、やや薄味になっていたり(稲葉一鉄など)、
通説から外れていると思われる行動をしていたりするなど、
龍興と半兵衛ありきの作品といえましょうか。ですが、かなりの意欲作といえます。
通説をなぞるだけの小説ではつまらない、という人向けの作品といえるでしょう。
 
 
 
評価:4 ★★★★☆(3.8くらい)
武将マイナー度:3 ★★★☆☆(3.5くらい)