ニュースは作り出すもの、生み出すもの | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

問い合わせで

「私の仕事は取材されるでしょうか」

そう質問されることがあります。

ニュースになる内容かどうか、

判断をしてほしいというということです。

 

何かを変える気持ちを持って

 

内容がおもしろい(取材する上で)ものでも

いくつか工夫の余地はあるものです。

取材する側から見れば

別の時間帯だったら取材しやすいのに…。

対象を少し変えたらニュースになるのに…。

そうした改善点はいくつかありますから。

 

ネーミングもそうですよ。

堅苦しくて分かりにくい商品名より、

名前を聞いただけで用途が分かり、

遊び心も入っていると、

取材する気持ちが変わるものです。

名前だけで内容が無い物はダメですが…。

 

記者時代にアドバイスした

 

私が現役の新聞記者時代やテレビ局デスク時代、

大勢から「取材してもらえる内容だろうか」と

相談を受けました。

その時にアドバイスしたことと同じです。

 

例えば…あなたも考えてください。

記者をしたことがなくても分かるはずです。

どこでも見掛けるコンビニで、

フランチャイズの指示通りの商品ラインナップで、

営業時間も何も変わらなければ…

取材されるとは思えないでしょう。

 

では、こんな店はどうでしょう。

鮮魚販売店に生け簀があって、

食用の魚介類とは別に

鑑賞用の生き物も販売していたら…。

それが地域に昔からいたメダカやドジョウで

市内のおじいちゃんが湧き水を引いた池で育て、

知り合いの鮮魚店に販売を委託していたら…。

私だったら取材して記事にします。

 

アンテナを張って、できることから


ニュースになるかどうかは発想次第。

ほんの少しの手間ひまや遊び心、

地域の何かを「つなぐ」動きがあれば、

生み出せると私は考えています。

 

そのためにもアンテナを張って、

無理なくできることから始めて、

大勢に楽しんでもらえるように。

 

あなたが他と違う何かをしていたら、

それはきっとあなたの長所。

あなたの個性だと思うのです。

長所や個性をもう少し際立たせて、

マスコミに分かりやすく示せたら、

取材が来て、本業も紹介されるはずです。

 

 

元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

著書です。

増刷はありませんので今のうちに。

マスコミに上手なアプローチを。

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