記者からアプローチされる人になる | マスコミに取材される方法

マスコミに取材される方法

新聞社とTV局に21年。PR会社に1年。その経験でプレスリリースの発信とマスコミ登場をサポートします。

 

私が話すパブリシティは、

企業や人が積極的に情報発信する。

ニュースのきっかけを自ら作る考えです。

 

大変だと思うかもしれませんが、

知って行動しなければ取材は来ません。

 

もし、あなたの会社にいつも

記者が足を運んでくれたら…。

これほど心強いことはありません。

 

きょうは「記者の状況と心理」について

少しだけ解説します。

 

記者が欲しいのは「ニュース」だから

 

記者が欲しいものは「ニュース」です。

あるいは「ニュースの起点になる情報」。

分かりますね。

あなたのPR情報が欲しい訳ではありません。

 

記者は常に「時代の変化」に対して

アンテナを張っています。

 

 

記者はそれぞれライバルで、

記者同士で競い合っていますから、

アンテナをどこに置くのかも違います。

 

たくさんの情報を一度に得られるアンテナは

記者にとって大切な「武器」です。

 

私も現役記者時代、

一度にたくさんの情報を得るアンテナがあり、

独自取材のきっかけになりました。

 

声を大にしてPRするのではなく

 

あなたがその「アンテナ」になる。

そう考えてほしいのです。

発想の転換。

あなたが声を大きくしてPRするのではなく、

記者の気持ちを考えて、

記者が置かれている状況を考えて、

あなたがアンテナになるという発想。

 

 

これが最終的にはあなた自身のためになる。

もちろん、

あなたのために実施するのでは…

卑しい手段として考えていることになり、

お薦めしません。

 

記者と本気で付き合おうとするなら、

記者が喜ぶ「ニュースの起点」を

たくさん持つために動くことも

当然だと思う、という発想です。

 

あなたが「アンテナ役」を買って出る


私が新聞記者になった1990年は、

新聞社の古き良き伝統みたいなものがあり、

先輩記者からこう言われました。

「記者は歩いてニュースを探すものだ」

 

今はそう言っていられません。

記者の数は減っていますが、

求められる記事の数はそう変わらない時代です。

 

 

記者が歩く時間を持てないのなら、

あなたが「アンテナ役」を買って出る。

記者の方からあなたを訪問する方法。

記者があなたを大切に思う心の動き。

 

とても大事な考えです。





元新聞記者、テレビ局デスク

メディアコンサルタント・荒川岳志

 

 

 

 

 

 

 

 

著書です。

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