「私は偽造した」 | 消防設備士かく語りき

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川崎の消防設備士、平成め組代表のブログ

 

「公文書偽造」

 

こんな書き方をしてしまうとやたらと仰々しく聞こえてしまうが、本日仕事が休みだった私は諸事情で朝から「ちょっとした書類」の偽造工作を行った。

 

さすがに具体的にどういった書類かをこの場で語るほど私もチャレンジャーではないが、しかし我ながら上手いことで来たと考えている。

ある「専門的な書類を数枚」であるが、しかしそれを提出する相手は取り立ててそこに記載された内容の詳細を理解出来る「プロ」ではない。

 

早い話が「素人を誤魔化す為の書類」である。

と言っても丸々偽造したわけはなく「本物の書類の一部」を偽造することで「別の日付の本物」を無理やり作り上げた格好。

 

なので内容の8割は事実であるが、しかし「よ~く見れば少しおかしい」という具合。

ただあくまでもそれらの書類に精通した「プロ」であればおかしいことに気付くかな? というレベルにまで仕上げた。

 

こう見えてもわたし代表村田、若かりし頃は「偽造屋ケイちゃん」、「パチモン使いのK」、「MikeをNikeと信じて着ていた少年」など、こと偽モノに関しては数々の異名を享受してきた男。

そんな私が自身の持ち得る知恵を振り絞って作成した書類。

 

それは「自身の経歴を誤魔化した書類」という言い方も出来るが、より正しく言うと「経歴は事実だがそれを証明するための書類を偽造した」と言ったところ。

私自身は真面目に仕事に臨んできたが、しかし社会生活を送る上で必要な書面などはかなり適当に対処してきた

 

中には「何もせずに放置」ということもあり、そうしていささか杜撰な書類管理をしてきた結果、今更少々困る事態となり止む無く偽造、という流れ。

なので家中探せば「普通に本物の書類」も多分あるのだろうが「探すの面倒くせぇ… よし、偽造しよう!」と高らかに心に誓った。

 

パソコン操作にはそこまで詳しくない私だが、しかし図面作成などに使用する無料ソフトを駆使し書類を偽造。

しかも提出するのは「原本」ではなく、PDFにまとめた上でデータ送信するだけなので先ず大丈夫だろうと見込んでいる。

 

膨大な書類を送ることになるが、その中にあって「その書類だけが偽造」という、偽造の中ではかなり良心的な内容。

「偽造した」と堂々と語っている私が言うのも何だが、やはり偽造はよくない。

そもそも普通に、そして真面目に生きてりゃ書類なんて早々偽造しないで済む。

 

前述した様に、本来真面目に作成しなければならない書類を長らく「適当」に処理してきた結果、本日の偽造である。

 

とは言え嘘も方便。

時にこうして「真面目に嘘をつく」ということも激動の日本社会を生き抜く上で必須のこと… と自分に言い聞かせている。

 

よし、ここは勝負だ。

私の偽造が勝つか、それとも彼らは見破るのか…。