「禁じ手」 | 消防設備士かく語りき

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川崎の消防設備士、平成め組代表のブログ

 

2年ほど前に大手求人サイトのindeed(インディード)と揉め、アカウントの永久停止処分を受けて以降、求人広告一つ出すのにも四苦八苦している私。

 

だが実は最近、あの「ジモティー」にて度々求人を出している。

中古物品の取引や共通の趣味などを持った友人作りが中心に使われるジモティーであるが、実は正社員やアルバイトなどの募集専用ページがあり、そちらもindeed同様、無料で掲載出来る。

 

何せアカウント永久停止を食らってるくらいなのでindeedを褒めるのは本意ではないが、しかし数ある求人サイトの中に在ってindeedの使いやすさは認めざるを得ない。

 

他にも「採用係長」だの「エアワーク」などと求人サイトは多いものの、それらの求人サイトは「運営会社はアホか」というくらい、とにかく使いにくい。

ハッキリ言って全ての面においてindeedに負けている。

だが前述したジモティーの求人ページは実はそのindeedと同等か、あるいはそれ以上に使いやすい。

 

求人を出す側、応募する側、双方が使いやすく、機能面においてジモティーは「indeedに次ぐ求人サイト」と私は考えている。

しかしながら現状、ジモティーは「利用者の質」という面において恐らくindeedとは比べ物にならない。

 

要するにindeedと比べ、そもそもの利用者がウンコみたいな人間が多い。

以前、仕事仲間の一人が「ジモティーなんてロクなヤツいませんよ」と言っていたが、今その言葉の意味をふつふつと感じている。

 

これはindeed、ジモティー、それぞれ「求人を出す側」として長らく利用してきた私の感想であるが、indeedの利用者は「本気で仕事を求めている人々」であるのに対し、ジモティーの場合「何か超楽そうなバイトあればやりたいっス!」みたいな、世の中を舐め切ったウンコみたいな利用者が中心である様に思う。

 

こう言っちゃなんだが、「どんな仕事をしても続かない人間がジモティーで次の仕事を摸索している感」があるのは否めない。

 

実際、ジモティーの求人広告は「社員」と「アルバイト」で何故だか別枠扱いとなっており、一応うちはどちらも掲載しているものの、しかし「正社員募集」に比べ「アルバイト募集」の方が軒並み閲覧者の数は多い。

 

一方でジモティーは「求人広告を出す側」の質も相当低いと思われ、得体の知れない団体への勧誘なども相当数紛れていると専らのウワサである。

「闇バイト」とは言わずとも、壮絶レベルでのブラックバイトくらいなら結構あるのだろう。

 

「では職安に求人を」とも考えたが、しかし職安に求人を出すのは何せ手間の嵐。

今やスマホ一つで求人広告が出せると言うのに、職安へ求人を出すには最低1度は直接職安まで足を運ぶ必要がある

 

それだけならまだしも、とにかくネットで「求人を出すまでの手順」を見ただけで嫌になるほど、とにかく面倒。

現在あらゆる業種で事務的作業の簡素化が求められる中、職安は時代に逆行しているとさえ感じる。

 

そうした状況の中、最近次第に「禁じ手」についても考えが及ぶ時間が増えてきた私。

ここで言う禁じ手、それは「派遣会社から派遣された人材を引き抜く」という悪魔の手法である。

 

実はかつて所属していた会社がその禁じ手の結構な「使い手」であった。

当時「グッドウィル」なる派遣会社が存在しており繁忙期になると度々そこに人材派遣の依頼を出していた。

登録者は若者が比較的多く、動きの良さげな若者が派遣で来ると即座に「引き抜き」を慣行。

 

「グッドウィルなんて1日7000円でしょ? ウチなら9000円出すよ」という決まり文句を武器に実に多くの人間を「自社アルバイト」として引き抜いていた。

何せ現在ウチで若頭を務めるダイゴローもそうして引き抜かれた「元グッドウィルからの派遣組」であったほど。

 

グッドウィルが数々の不法行為で事実上の倒産となって久しい今、同じく派遣業のフルキャスト辺りがその標的とされるのだろう。

 

だが出来ることならそうした禁じ手に手を染めたくはない。

やはり自力で人を見つけたい。

しかし最近徐々に悪魔の囁きが耳に強く響く様に… 「やっちまえばいいんだよ」と…。

 

いやいかんいかん。

人道、つまりはヒューマンロードから外れてしまっては…。

 

 

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