仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクト | machico編集長公式ブログ 仙台・宮城、時々山形

machico編集長公式ブログ 仙台・宮城、時々山形

仕事と子育てと余暇はみんないっしょ

こんにちは、さっちんですニコニコ


フィンランド共和国、通称フィンランドは、北ヨーロッパに位置する共和制国家。

北欧諸国のひとつであり、ムーミンの故郷、本物のサンタクロースが住む国、と言えばピンと来る人も少なくないと思います。




フィンランドでは冬が一番長く、冬至の頃はヘルシンキで昼の時間が6時間弱になり、国土の最北端では太陽が昇らない日が 51日間もあります。
夏は冬と逆で昼が長く、夏至の頃はヘルシンキで19時間、北極圏には白夜になります。
国土の最北端では73日もの間太陽が沈みません。
また、フィンランドの様々な場所からオーロラが見られることでも有名です。
日本とは全く違う環境に、神秘的な雰囲気を感じる人は多いことでしょう。


そんなフィンランドですが、実は仙台と縁がある国のひとつです。
仙台市産業振興事業団では、フィンランドの政府関係機関や仙台市等と協力し、「仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクト」を推進しています。

仙台フィンランド健康福祉センターはこちら↓

http://sendai.fwbc.jp/   (HP)

http://www.facebook.com/SFWBC   (Facebook


少し難しい感じがしますが、内容はとてもシンプル。
Wellbeing(ウェルビーイング)という言葉がありますが、その意味に「よく・生きる」というのがあります。

これを象徴するように、仙台フィンランド健康福祉センターでは、質の高い生活を送るために、様々な分野の製品・サービス開発を支援し、よりよい生活を目指しています。

その中から生まれた商品をご紹介します。


「あるかいん」




障がい者・高齢者は、義足や身体機能の変化などから、必ずしも足に合った靴を履いていないのが現状です。
片方ずつでもサイズ・幅を変えたりする機能に対応しながら、多彩なデザイン・色から靴をえらべる
嬉しい靴のセミオーダーシステムです。
前面がファスナーで開くのでとても履きやすそうで、しかも安定感もあり、転倒防止にもなります。
装具をつけて履けるブーツの開発が難しかったそうですが、今回初の製品化となる見込みです。




(8月正式販売開始予定)
有限会社スエヨシ補装具製作所
http://www.sueyoshi1960.com/company.html



「MOBO」




MOBO(モーボ)は、モーションセンサーKinectを使うことで、高齢者の方が気軽に参加し、楽しみながら運動できるゲームソフトです。
体を動かして遊ぶので、コントローラーはいりません。運動中枢も刺激され、カラダもアタマも運動になります。
また、家族や職員などみんなでできるというのが、何より嬉しいツールです。
高齢者だけではなく、子どもと一緒に遊ぶことができるソフトとして、幅広い利用方法も検討しているそうです。



(来春発売開始予定)
株式会社フォーネクスト
http://www.4next.jp/handw/index.html


「うぇるなび」



デイサービスの送迎計画を作成する際、お客様の要望にできるだけ答え業務効率を図るために開発されたソフトです。
お客様一人一人の状況に対応しながら限られたスタッフでの運行計画づくりは、とても負担の大きな作業です。
「うぇるなび」の導入で負担軽減が実現でき、要望も叶えられるという利用者によっても嬉しいシステムですね。



株式会社トレック
http://www.trek.co.jp/


今年度も、また、新しい取組みが検討されています。
様々な製品・サービスが開発されることで、よりよい生活にしていける未来こそ
“Wellbeing”ですね。


せんだいタウン情報machico も見てね音譜