こんにちは
衛生士の柏原です。
今年は桜が咲くのが少し遅いみたいですね
皆さんはどちらにお花見に行かれますか??
おすすめの所があればぜひ教えて下さい
今日は虫歯菌の感染について書きたいと思います
虫歯の発生には、虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌のお口の中への定着(感染)が大きく関わっていることがわかってきました。
ミュータンスレンサ球菌の定着は歯が生える前には見られず、歯が生えてくるとともに開始され、平均2歳ぐらいに集中します。
また、生えている歯が10本を超えると急激に感染します
この時期にミュータンスレンサ球菌に感染・定着しないでいられれば、虫歯のリスクが低くなることが多く報告されています
ミュータンスレンサ球菌の感染の予防方法としては、
①子供が生まれる前
母親や父親など同居する家族の虫歯や歯周疾患を治療し、お口の中のミュータンスレベルを下げておくこと
②1歳前の離乳期
・養育者が食べ物の口移しや、噛み与えをしないこと
・スプーンなどの食器を大人と共有しないこと
・哺乳瓶にミュータンスレンサ球菌の好きな佐藤の入った飲料(ジュース、スポーツドリンク、乳菌飲料など)を入れて飲ませないこと
③1~3歳
・卒乳を1歳半前に行うこと
・食事や間食に砂糖を多く含まれた食品や飲料をあまり摂取させないこと
・養育者による歯磨きの仕上げ磨きを行うこと
・歯科医院でフッ素を塗布してもらったり、フッ素が入った歯磨剤やジェルを使用すること
が挙げられます
3歳ぐらいまでミュータンスレンサ球菌の感染を避けられれば、一生涯虫歯に”なりにくい”口内環境にはなります
ですが、日々の歯磨きを怠ればもちろん虫歯にはなりますので要注意です
是非、参考にしてみてください