3店舗目で念願のサロンワークをする日々。
正直、技術が未熟だったので常に
練習台はお客様だった。
やった事ないけど、オーダーされたから
お客様の爪で初めてやる。
みたいな施術も多かった。
これは今の時代には通用しないなと思う。
何故かというと、当時はまだジェルネイルが
市場に定着し始めの頃だったので
ラメグラや10本揃ったアートなど
単純な技術でもどうにかなった。
今みたいにインスタもネイルブックもなく、
お客様も目が肥えていない時代だったので
やり過ごせたのだと思う。
そんなぶっつけ本番の毎日だったのに、
思い返すと酷いクレームはそこまでなかった
(小さなクレームはあった。笑)
まあ、ありがとう時代って感じ…
こうした教育システムがあまりなく
必死にやるしかない状況は、
わたしには向いていたのだけど
とは言え、"なんだかなあ〜"と思うことも
まあ、働いてたらありますよね。
時間内に終わらせられなくて怒られたり
(ジェルオフ~ラメグラ30分みたいな詰め方)
休憩はお客様を施術している真横の
うっすい壁1枚のバックルームで
音を立てずに食べなくてはいけなかったり
トイレに行く時間もなかったり
と、思いきや!
予約が空いている暇な日は遅い出勤
早上がりなどをさせられて、、
これが1番きつかった。
最悪だったのは10時に出勤1名施術
13時~16時予約なしの為一旦勤務終了(無給)
17時~20時から再び働く、、みたいな、、
まさに都合の良い女状態!!!!!
そんな働き方しているもんだから、
必死に働いてる割に給料が安かった。
でも、それでもやっぱりネイリストの
仕事自体は楽しかったんですよね。
ほら!想像した通り!
サロンワークは楽しい!
って思いましたね。笑
お客様とお話しするのも、
人にジェルネイルを施すのも、
とても楽しかった。
働き始めて1ヵ月後、
わたしに指名して再来店してくれる人が
ちらほら現れて、なんとも言えない
感動をした。
指名ってすごくすごく嬉しい。
嫌なこともあるけど、
こうして好きなことを出来る環境にも
感謝していました。
でも、そんなある日
オーナーに呼び出されました
続く