手術のあとに
できるケアってある?
先日、愛犬を手術された方から
「何かできることがあるかな?」と
ご質問を受けました。
わんにゃんも人間も術後のケアが大切です。
手術というとやはり切開がつきもの。
切開したところを
痛いからと放っておくと
癒着してしまうことがあります。
とくに膝、肘などの間接部位は
癒着が生じると動きに支障がでます。
支障がでると結果として
そこからのQOLが下がってしまいます。
(QOL=生活の質)
なので病院では通常
術後数日でリハビリを開始!
間接部位の癒着は
関節を動かしていかないと
防ぐことはできません。
その際、まず
知っておいていただきたいのは
切開の術後は
カラダのダメージが大きいということ。
たとえ小さい切開でも
カラダにとっては負担。
さらに筋肉やら内臓やらに
メスを入れるとなると
かなりのダメージなんです。
その際は
癒着を防ぐための
リハビリはもちろんですが
傷口の回りを優しく触れてあげてください。
触れるだけ、で構いません。
亡くなった夫も良く言っていたこと。
「傷口に手を当てる、
手当てって昔の人は良く言ったもんだ」と。
夫も傷口大きかったですからね![泣](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/konepanco/101978.gif)
![泣](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/konepanco/101978.gif)
ものすごく実感していました。
わんにゃんも手術が多いです。
去勢、避妊などから始まり
皮膚病、がん、などなど・・・
人間とあまり変わりませんね。
わんにゃんはそんな状況の時
信頼関係のある人に優しく触れることは
拒否しないことがほとんどです。
ですが、例外も時折ありますので
触れる際にはわんにゃんの
ストレスサインを見落とさないようにしてください。
術後は怖がったり痛かったりしますので
少しでも嫌そうな様子を見せたら
まずはその子の
好きな部分を触るスキンシップから。
そうすると触れられることへの
ストレスも減りますから
傷の部分も触らせてくれるようになります。
ただし!
触れるだけですよ!
【手当て】のみ☆
※傷口あたりのなでなでは
思っているより力が入るため