先日、ヒロのファーマーズマーケットに似顔絵屋さんが来ていたので、
お店を抜け出して描いてもらってきました!
似てる?
近所の人々に見せてまわった結果、
みんな「似てない」と言ってました、にゃはは。
口が似てないという意見が多かったです。口は確かに似てないけど、他の絵もこんなかんじだったから、こういうスタイルなのかも。
お父ちゃんは、「光といえば光かも」とのこと。似ているかどうかより、描いてもらったことがうらやましかったようで「いいなあ、俺も描いてほしいなあ」としきりに言ってました。一緒に描いてもらえばよかったね。
似てないという似顔絵ですが、私はけっこう似てる気がするんだけどなあ。
特に、頭の形はそっくりです。そうそう、あたしゃこういう頭蓋なのよ。天辺がややとんがってて、側面がぺたっとしているので、髪の毛もぺったりしちゃうんだよねえ。
あと、頬骨が高めなところとか。
似顔絵屋さんはアメリカ人(白人)だったので、
アジア人をどう描くのか、とても興味があったのです。
きっとものすごく目を細く、つり目に描くに違いないと思っていたのですが、
ぜんぜん違いましたね、偏見ゴメン!
私の目は、蒙古ヒダがほとんどなく、涙丘(るいきゅう:目頭のピンク色の部分)が丸見えなのですが、それはそのまま描いてありました。
(蒙古ヒダは、加齢と共に小さくなるらしいです)
「暗くて色がよく見えないんだけど、髪の毛は、黒と茶色どっち?」
と聞かれたので、「中間くらい」と答えておきました。
髪型は「bun(日本でいうお団子)」です。
この似顔絵屋さんは、本業は大学生で、専攻は数学!
アートじゃないんですよ。びっくり。
学費の足しにするために、夏休みなどを利用して似顔絵で稼いでいるのだそうな。えらいねえ。似顔絵歴は5年。どうやって絵を勉強したのかと尋ねると、
「A lot of practice (いっぱい練習した)」とのこと。
アミューズメントパークで働いていたときに、たくさん経験を積み、とても勉強になったそうです。こういう技を持ってると、バイト先を探さなくていいからいいよね。けっこういい稼ぎになるみたいで、1日500ドルも稼げる日もあるとか。
ちなみに料金は、
白黒・顔のみ:$10
カラー・顔のみ:$15
カラー全身:$25
でした。
家族で描いてもらうのもOkです。
描くのはねえ、とにかく早かった。時間がなかったので、とりあえず白黒で顔だけ描いてもらったんだけど、5分もかからなかったんじゃないかな。「それなら色も」となったんだけど、それでもトータルで10分くらい。15分はかからなかったです。
この似顔絵屋さん、じつはこの日が最後でした。来週から学校が始まってしまうみたい。また来年の夏休みはヒロのマーケットでやるかもしれないそうです。そのときはお父ちゃんと一緒に描いてほしいな。
似顔絵屋さんに描いてもらったのって初めてだ!
と思ったんだけど、こざる画伯にはよく描いてもらってますね(笑)。
こざる画伯には変な注文とかもしてるなあ。「狸をいっぱい持ってるとこ描いて~」とか。
でも、お金を払って描いてもらったのは本当に初めてでした。
こざる画伯によると、私はあんまり特徴がないので、髪型を似せるだけでそれっぽく見えるんだそうな。なるほど。確かに、これといった特徴のない顔なんだよね。
今年日本に帰ったときは、こざる画伯にまた似顔絵をお願いしてみよう。お父ちゃんと一緒のとこ描いて~。
というわけで、私をご存じのお方、似顔絵が似てるかどうか、ご意見お待ちしております!