〜生きるための人工透析(腹膜透析⇒血液透析)〜 多発性嚢胞腎(hikaru_you)
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生きるための透析 〜プロテイン はじめました〜

お盆に実家に帰ったあとの血液検査。アルブミン値が3.4と上がってた。その割にリン値は横ばい。まだまだ低栄養から抜け出せていないが、晩酌も含めてしっかり食べることが大切なんだあ、と改めて気付かされた。

それからは、普段より豚肉・鶏肉と卵を食べるように心がけ、時々プロテインバーで補食。でも、アルブミン値は3.1に戻ってしまったよん。

 

しかたがない『白い粉』に走るか!とプロテインをネット検索。ホエイプロテイン、ソイプロテインなどいろいろあるのね。だけど、ほとんどの製品のリン値とカリウム値の記載がない。

まぁ、アスリート達が筋肉つけるために飲むんだから、そっち系の数値のオンパレードなのは、何となくわかる。

 

ふと目に入ったのは、森永製菓の『エンジョイプロテイン』。 リン・カリウム含量を低減しているみたい。数値も記載されてる。

 

 

1回あたり、大さじ1杯約15cc(5g)中にタンパク質4.5g…

 エネルギー  19kcal

 タンパク質  4.5g

 脂質     0~0.10g

 炭水化物   0~0.10g

 灰分     0.1g

 水分     0.3g

 ナトリウム  30mg

 食塩相当量※  0.075g

 カリウム   [0~4] mg

 リン     2.5mg

注目すべきは、カリウム0〜4mg、リン2.5mgとほとんど含まれていないこと。

 

 

他のプロテインの値は…

プロテイン27g中

 エネルギー:101.54kcal 

 タンパク質:18.69g

 マグネシウム:14.97mg

 カリウム:130.92mg

 リン:74.37mg 

5gに換算すると、

 タンパク質3.46g 0.77倍

 カリウム24.24mg 6.1倍

 リン13.77mg 5.5倍

普通のプロテインのほうが、タンパク質量に比べてカリウム・リンも結構多いことがわかりました。

 

10月から、大さじ1杯(5g)を一日2回摂取することにしました。毎食摂りたいのですが、最初の月はトライ期間で少し減らしてみます。

2週間毎に血液検査があるので、検査値がどのぐらい変動するか楽しみですね。

血液検査を見ながらですが、数ヶ月後からは毎食大さじ1杯にして、1食タンパク質4.5g増しにする予定。これだと目標の1食タンパク質20gは、クリアできそう。

 

一日タンパク質9g(4.5g×2)増加だけど、低カリウム、低リンなので、アルブミン値の上昇に期待しているんだけど、どうなるのかな?

 

 

 


 


 

 

腹膜透析 〜生きるための透析 出口部の消毒〜

腹膜透析透析の出口部感染の予防のために、毎日消毒するように入院中に指導されたと思います。
消毒セットは、病院から支給されている方もいれば、自己解決の方もいると聞いています。
私の病院では、消毒セット・滅菌ガーゼは支給で、テープは自己解決でした。

使用する消毒液ですが、効果が現れるまでの時間が異なるのはご存知でしたか?
私の場合、1%クロルヘキシジン溶液の消毒セットでしたので、消毒した後、しばらく待ってから滅菌ガーゼを使いました。

自己解決の方は、ドラッグストア等で消毒液を購入していると思いますが、消毒液に合わせた時間を守るようにしないと、せっかくの消毒の効果か得られにくいことになるので、注意しましょうね。

【各消毒薬の皮膚塗布後の乾燥時間】
 10%ポビドンヨード 5分 
 1%クロルヘキシジン溶液 41秒
 0.1%クロルヘキシジン溶液 2分22秒
            (出典:吉田製薬)
 (消毒用エタノール 15秒)

最近は異常気象なのか、猛暑日日数が増えたことにより、大量の汗を書くようになりました。汗により皮膚の常在菌が繁殖しやすくなるそうなので、 ガーゼからの感染の恐れも気にしなければならなくなりました。
また、スポーツなどの後は、できればシャワーした後に消毒に合わせてガーゼ交換をしたほうがいいでしょうね。

シャワー後は、乾いたタオルでしっかりと出口部を乾燥させましょう。
余談ですが、私はカテーテルの先端を紐でくくって、その紐を首から下げることで途中落下を防止していました。腰紐に巻き付ける方法もありますが、体を拭いている途中に落下すことがあり。首から下げることにしました。

生きるための透析 〜 障害年金の申請 〜

人工透析になると、身体障害者1級の手帳を取得できるのはご存知と思います。これは社会福祉制度として医療費補助や生活支援をするものです。
障害年金は、身体障害者手帳とは別のもので、いわゆる年金保険という社会保険制度です。医療保険や介護保険や雇用保険も社会保険制度です。

さて、私は、障害年金は年金事務所で自分自身で申請しました。
病院の地域連携センターでは、人工透析を受ける場合、身体障害者1級となるため、障害年金の申請ができると説明を受け、資料をもらい、また、いろいろとネット検索しました。
 

【障害基礎年金の受給要件】
1.障害の原因となった病気やけがの初診日が次のいずれかの間にあること。
 ・国民年金加入期間
 ・20歳前または日本国内に住んでいる60歳以上65歳未満で年金制度に加入していない期間
2.障害の状態が、障害認定日(障害認定日以後に20歳に達したときは、20歳に達した日)に、障害等級表に定める1級または2級に該当していること。
3.初診日の前日に、初診日がある月の前々月までの被保険者期間で、国民年金の保険料納付済期間(厚生年金保険の被保険者期間、共済組合の組合員期間を含む)と保険料免除期間をあわせた期間が3分の2以上あること。
ただし、初診日が令和18年3月末日までのときは、初診日において65歳未満であれば、初診日の前日において、初診日がある月の前々月までの直近1年間に保険料の未納がなければよい。
また、20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件は不要。
【障害厚生年金の受給要件】
1.厚生年金保険の被保険者である間に、障害の原因となった病気やけがの初診日があること。
2.障害の状態が、障害認定日に、障害等級表に定める1級から3級のいずれかに該当していること。ただし、障害認定日に障害の状態が軽くても、その後重くなったときは、障害厚生年金を受け取ることができる場合がある。
3.初診日の前日に、初診日がある月の前々月までの被保険者期間で、国民年金の保険料納付済期間(厚生年金保険の被保険者期間、共済組合の組合員期間を含む)と保険料免除期間をあわせた期間が3分の2以上あること。
ただし、初診日が令和18年3月末日までのときは、初診日において65歳未満であれば、初診日の前日において、初診日がある月の前々月までの直近1年間に保険料の未納がなければよい。

私は、会社員でしたので厚生年金保険加入者です。なんか、すっごくわかりにくいですが、
1.初診日に厚生年金保険に加入していること
2.障害認定日に、当該の障害等級であること
3.初診日の前日までに、厚生年金保険を支払っており未納がないこと
を満たせばよいと解釈しました。

初診日は、既に会社員でしたので厚生年金保険に加入しているため受給要件の1と3はOKです。また、現時点で人工透析を受けてることから障害等級2級以上に相当するので受給要件の2もOKですね。
とりあえず、受給要件は満たすことができそうです。

必要な書類は、
(1)受診状況等証明書 
(2)受診状況等証明書が添付できない申立書: 

  カルテなしで(1)が証明できない場合
(3)診断書 
(4)障害年金の初診日の関する調査票 
(5)病歴・就労状況等申立書
(6)マイナンバーカードあるいは戸籍・住民票等

障害年金の申請には、原疾患の初診日の証明が必要なこと。発症から何十年も経っていると、病院のカルテが処分されている事があり、大体ここでつまづきます。
私の場合、多発性嚢胞腎という遺伝性疾患だったため、原疾患は多発性嚢胞腎。遺伝性なので本来ならば出生日だと思いましたが、人工透析導入の原疾患である多発性嚢胞腎と診断された日を証明する必要があると考えました。
まず、病院をリスト化して、原疾患を診断した病院を割り出しました。転勤族でしたが、通院する病院は会社の保健師に相談していたので、全部わかりました。
 A病院:原疾患(多発性嚢胞腎 )を診断
 B病院:多発性嚢胞腎の治療
 C病院:人工透析導入

私の場合は、会社の人間ドックの腹部エコーで多発性嚢胞腎の疑いありということで、家族・親戚に同じ病気はいないか確認を求められ、調べたところ父方の家系に多く存在しました。
A病院で腎臓の精密検査した結果、多発性嚢胞腎との診断をされました。
よって、そのA病院に電話してカルテの提供と『(1) 受診状況等証明書』の作成を依頼しましたが、既に処分しているとのこと。
したがって『(1) 受診状況等証明書』を書いていただけなかったので、自分で問い合わせた内容で『(2) 受診状況等証明書が添付できない申立書』を作成しました。念のため、当時の人間ドックの結果を記録として提示することにしました。(第三者証明の代わり?)

そこで、原疾患を診断した病院から2番目のB病院に連絡して『(1) 受診状況等証明書』 を作成してもらい、現在通院しているC病院には『(3)診断書』を作成してもらいました。

あとは、『(4)障害年金の初診日の関する調査票』と『(5)病歴・就労状況等申立書 』を自分で作成して提出しました。
 

『(4)障害年金の初診日の関する調査票』 には、検査で尿蛋白の指摘の有無を記載する箇所があったため、過去の健康診断結果・人間ドック結果をすべて添付しました。

『(5)病歴・就労状況等申立書 』は、多発性嚢胞腎は遺伝性疾患なので、とりあえず出生日に発症したものと仮定して作成しました。作成にあたり、まずは病院を受診して治療した期間をピックアップした後、残りの期間は受診なしということで作成することにしました。記載は3〜5年毎にとの条件だったため、初診日までは5年毎に受診なしを記載。
受診して治療した期間は、詳細に内容を記載しました。審査対象の資料だけにヌケモレないよう気を使いましたね。

ここで、記載方法に関して、病気については年金センターの方は医者じゃないのでよくわからないため、病気に関することを質問しても答えられません。
病気に関することは病院に聞くようにしましょう。

その後、書類の修正等は年金事務所の方と相談しながら、数回にわたり実施した後に申請が受諾されました。いくつも訂正印押しましたよ。あはは。

あとは、審査を待つのみ。3カ月程度かかると言われました。もう、何もすることはないというか、打つ手はすべて打ったということになります。
その後、年金事務所から、障害年金OKの連絡をいただきました。

ポイントは、原疾患を診断した病院を特定すること。受診した病院のリスト化、服薬があれば薬局のリスト化、定期健康診断や人間ドックの検査結果記録の収集から始めましょう。
最悪でも、どこかの病院で一番古いカルテを入手できれば、その日を初診日とみなすよう交渉ができると思います。

カルテの保存期間は、診療を開始した日ではなく、完結した日から5年なので残っている可能性があります。今は2020年の法改正で20年保存されることが多いみたいですよ。
障害年金の時効は5年ですので、遡及受給の申請をすることもできます。遡及受給がもらえたらラッキーだと考えて、まずは確実に審査通過できるような資料を準備するように心がけましょう。年金事務所と対応中に遡及受給に該当するのか確認しておきましょう。

なお、社会保険労務士の経営する年金サポートセンター等に代行を依頼する場合は、着手金・事務手数料のほか受給決定の報奨金(年金の数カ月分+遡及年金の1割程度)がかかるといいます。
 代行費用=着手金・事務手数料+報奨金
代行費用として、十数万円は支払うことになるようです。
ちなみに、R7年度の障害基礎年金2級(人工透析の場合)の受給額は月額69,308円ですので、報奨金だけで軽く10万円を超えます。

年齢も若くて障害年金受給期間が長くなる場合は、代行費用と比べて受給総額も大きいのですが、60歳前後の方はトータルの受給総額に対する代行費用の割合が大きくなります。

また、余談ですが、65歳になると、老齢年金の受給対象になるため、障害年金と老齢年金とを比較して高い方に切り替えることになります。65歳以降も就業される場合は、どちらをもらうか迷われると思いますね。

障害年金の申請に関しては、社会保険労務士の経営する年金サポートセンター等のサイトがたくさん検索でヒットすると思います。
でも、まずは日本年金機構のサイトから確認したほうがよいと思います。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/shougai/seikyu/index.html

年金事務所の予約は電話でもインターネットでもきます。待ち時間を気にしなければ予約なしでも大丈夫です。電話はなかなか繋がらないと思います。
複数回は必ず行く必要があるので、インターネットでの予約がおすすめです。予約変更も可能ですよ。

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