I can't believe people | 世界のどこかで光っちゃお☆

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タイトルポップですか?世界を旅するならこのくらい個性あっていいよね。

8月14日
アグラーからデリーに戻った夜のお話。

50歳くらいのワイシャツにスラックスという誠実そうなおじさんに話しかけられ一緒にコンノートプレイスを散策することに。

そのうち、
特別な場所に行きたくないか?」と言われた。

どこか尋ねると、

風俗街だよ

( ̄▽+ ̄*)

俺興味津々ドキドキ

オートリキシャ(タイでいうとトゥクトゥク)で5分くらいだったので行ってみることに
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(ここで引いとけば良かったのに...)


程なく着いたところは電灯の少ない暗い路地。

看板のない雑居ビルの中に入って階段を上ると

10畳ほどの部屋に女の子10人くらいいて
奥に小さなベッドが置いてある個室が数部屋。
4階建てのビルの1階以外すべて風俗店なのだ!

ちなみにこの路地にはそんなビルが幾つもあるのだそう

年齢層は10歳~40歳と幅広く

ケバい化粧にスケスケのサリー、お腹はたぷんたぷんの女の子しかいない。

1回1000~1500Rs(2~3千円)と安め。

しかし日本やタイと比べるとまるで安全な店とは思えない。

2,3軒周ってみるがなししろ性欲がまるで起きない。

むしろぞっとして緊張しっぱなし

おじさんがしきりに買え買えというが丁重に断って

もう帰る事に。

リキシャ代は出そうと思って500Rs渡すといらないと言われた。

おっおごってもらえるのか!
気前いい人だなあ音譜

と思ったのもつかぬ間

30$おくれ

???

......

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

つまりガイド料ってわけだ

普段ではいけない場所に連れてってもらったのだから感謝はするが30ドルは高い。

それに昨日ぼったくられている俺にはそんな余裕は無い。

どうする俺?

1、タクシー代だけにしてもらう
2、戻って女の子を買う
3、逃げる


( ̄▽+ ̄*)

3!!

逃げた!!!

おじさんトゥクトゥクで追いかけてくる!!!

俺逃げる!!

50M程走った所に地下鉄の入り口があったので階段を下ることに。

おじさんもトゥクトゥクから降りて階段を走って降りてくるではないか!

後ろから「待て」だと「捕まえてくれ」だの聞こえてくるが
おかまいなし。

とりあえず隠れようと思い
どこかの通路に入った。

奥のほうでおじさんの怒鳴り声が聞こえてくる。

.......

10分はたったろうか

途中駅員が通っただけで他は誰も会っていない

血の気はとうに引いている

そのうち
コツコツと音をたてて誰かが近づいてくる。


おじさんかな?



そして
現れた男はおじさんではなかった

policeだ。




通報されたな。

心臓の鼓動がどくんどくん聞こえる。



おびえた俺の顔を見てpoliceは言った。

「Are you okey?べーっだ!

予想に反し

彼は僕を助けに来てくれたのだ。

おそらくさきほど通った駅員が心配して呼んできてくれたのだろう。

ありがとう駅員さん!

事情を説明(俺側有利の脚色あり)して

一緒にプラットホームまで行き無事帰宅。

あ~怖かった叫び


その夜、宿の部屋の隣が日本人だったので一緒に話すことに。

彼は社会人で今日バラナシ(次の目的地)から戻ってきたのだそう。

バラナシで彼はインド人に脅されタクシー代を不当に請求され3000円のところを40000円支払わされたのだという。

上には上がいるものだ。


翌日運転手Khanに午前中でリー観光してもらう予定だったが、最後にチップを渡す約束になっていた。

考えた結果...

一人で行くことに

Khanごめん(。・ε・。)(笑)

しかし雨が降っていたり祝日のため店や観光名所が閉鎖されていたのでデリー観光は止め早めにVSAT駅に向かうことに。
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PM3時半。

VSAT発バラナシ行き電車出発。

およそ14時間の旅。

アナウンスも無ければ電光掲示板もあるわけが無い。

俺以外車両には外人はいない。

近くのインド人6にんくらいに「バラナシについたら起こしてくれ」といって寝ることに。

途中チャイ売りの兄ちゃんの
チャ~イチャ~イチャ~イチャ~イに何度起こされたことか。
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