生徒さん出演のレミゼラブル | AD合格塾|相澤ひかるミュージカル・ボーカル教室

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丸美屋ミュージカル「アニー」2名合格!有名ミュージカル出演、四季合格、映画主演、ドラマ、CM等で活躍する方続出の、開校20年以上お教室の日々を綴ります。

 

 

  ボーカルレッスンカラオケとミュージカル演技レッスン

  静岡市・焼津市のプロ養成と既プロの為のお教室

 「相澤ひかるミュージカル・ボーカル教室」です音譜

 

 

 

 

この作品参加の為のミュージカルレッスンを、条件付きでお受けしておりました大人の生徒さんの本番を観劇してまいりました。(まさか主要キャストになっているとは笑

 

 

 

 

以下、ネタバレと感想↓(といっても、お話を知っている方向けの台本になっているので、知らないと全く意味がわからないかも。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オリジナルミュージカルと書いてありましたが、東宝のレ・ミゼラブルの楽曲をそのまま使用し、歌詞もほんの少し変えてあっただけなので、これはレミゼですね。主要キャストも同名でした。

 

 

 

 

 

これはオリジナルと書かれていても、そう見ることはできませんよね。

 

 

 

 

劇団四季出身など素晴らしいプロフィールの方も多く出演されておりましたが、主要キャストが棒読みに段取りで、歌シーンは別もの、というレビュー形式といいましょうか、演劇(ミュージカル)として見るには厳しいものがありました。知り合いも出ておりましたがごめんなさい、チケットを購入し、大好きな作品を楽しみにしていっただけに芝居として成立していなかったので正直苦しかったです。

 

 

 

 

声が良く、歌が綺麗に歌えて、ダンスが出来て、台詞を言えればミュージカルになる、と思っている方が一般的にはほとんどだと思いますが、それは「PTAの出し物」か「お遊戯会」にしかなりません。

 

 

 

 

 

 

歌は感情(想い)の先に出てくるもの、台詞(言葉)も感情から、動きだって感情から、またダンスについては声にならない部分を体で表現してゆくのです。だから、とってつけたようなダンスもしっかり理解した上で踊らなければ、大切なシーンが死んでしまいます。

 

 

 

 

見栄えや奇をてらった演出をやりたくて360度解放にしたのはわかるのですが、亡くなるシーンが多いので、演出上意味不明にうつるシーンも多くあり、このあたりもハテナが多く飛んでしまいました。この不利な状況を効果的に使ってさらに魅せる演出、私ならどうするかいくつか思いつきましたけどね。ふふふ。

 

 

 

 

言葉が、目が、動きが、呼吸が何を伝えるか。

1曲の中でもめまぐるしく感情は変わります。

それがミュージカル。

 

 

 

 

ファンティーヌのソロ、あそこはノンブレスですよ。一番いいところで切ってはダメ。切る、切れる、にも意味が生まれます。

(オンテンポだと私もできないので滅多なことでない限り歌えませんと正直に言います。指揮者がいるのだからそこは速くできたはず。)
エポのソロは、もっと思春期で歌って。なんとなくこんな感じと適当で歌わない。マリウスとコゼットとの関係性もしっかりみせて。

(私のはまり役なのでどうしても追ってしまいました。演技や台詞をちゃんと勉強した方がいいと思います。いやこれは全員に言えるか。)

 

 

 

 

声楽家としてやられている方が主催でしたが、もちはもちやという言葉があります。音楽のプロであっても、やっぱりその本筋がおります。オペラとミュージカルは全くの別物。今回の楽曲しかり、ミュージカルの発声でないと歌えない曲も多く存在します。(生徒さんはウンウンとうなずいていますね)プロが関わる場合は、やはりその手の方に一度観ていただくというのは必須ですね。これだけすばらしい「先生」という方が出演されているわけですから、一人ぐらいは東宝公演の出演者とお友達なんてこともあったかと思います。「先生、こんなんで恥ずかしいっす」とカーテンコール後にお話してくださった生徒さんの声が忘れられません。お金をとるのなら”出来る”という過信は禁物。実るほど頭を垂れるなんとかかな。自戒を込めて。

 

 

 

 

 

 

日本語(日本人)と英語(米人)のミュージカルレッスンで、私自身さらにしっかりと学んで行こうと改めて決意いたしました。

 

 

 

 

 

昨年行なった特別レッスンでの「民衆の歌」そして「雲の上のお城」、メソッド生のほうがはるかに自分の役が伝えたいこと、共有したいこと、言いたいこと、想い、がエネルギーとして乗っていたんじゃないかと思いました。だからみんな自信を持って練習してゆきましょう!兜の緒は締めてゆくよ!

 

 

 

 

台本を読む前、新曲を歌う前にまず行わなくてはならない大切なこと、を、一人でもアナリゼできるように、自分で読み解き考えられる力仲間(出演者)と共有し話し合える力それを創造してゆく力、を特別レッスンでは確実につけていただいております。これが実際の現場で一番大切なことです。(レッスンやお稽古が始まる前までに、メロディーを覚えること、歌を歌えるようにしておくこと、台本を暗記することの事前準備を自宅で行うのは大前提です。)毎回台本を渡されて読むだけのお教室、教えられた通りに動くだけのお教室に通っていませんか?それでは、いつまでたっても使い物になりませんよ。この技術は幼稚園の年長さんから鍛えることが可能です(大人になってからのほうが大変)。何年かかっても、着実に身につけてゆきましょう。年を経るごとに考え方は変わっても、一生使えますよ。

 

 

 

 

 

というわけで、今月の特別レッスンは「演技」をメインにおこないます。台詞の成立を目指しましょう。実際にシーンを作りますよ。とっても面白いシーンになるはずです!頭と感覚をめいっぱい使いましょう!エントリーされた方には「課題の台詞」をお渡ししております。(一人台詞と全体の2種類と少し多いです。)どう読むか、どう考えれば良いか、よく考えて、覚えてきてくださいね!エントリーがまだの方、締め切りはレッスン日の1週間前です。メールでのエントリーもOKです。さあ、ひとつずつものにしてゆきましょう!!

 

 

 

 

 

なんとなく楽しめればいい、というレッスンは一切行なっておりません。仕事直結につき真剣です。あしからず。

 

 

 

 

 

そろそろ帝劇のレミゼラブルの子役募集が始まるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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