耳がタコになっている生徒さんも多いと思います。
ボーカルとして必要なのは
「リズム」
なのです。
他のボーカル教室(実際はカラオケ音源教室)
から移って来られる方が、みな言うのは
「リズムを感じて歌いなさいと言われました。」
という言葉。
私「では実際にリズムを感じて、習ってきたように歌ってみて♫」
と、
耳にヘッドホンをつけていただき、音源にのせて歌います。
それを、私が録音機で録音。これで歌だけが録音できます。
そして歌い終わってから、レッスンを受けてきたことができたか、リズムを感じて歌えたか、今日の出来は何点くらいだったか聞きます。
そして、今録音したものを大音量で聞きます。
私「リズムを感じて歌うってこういうことですか?」
生徒「かっこよく歌えたはずなんですが・・・」
なぜこんなことになるのか。
リズムを感じて歌っているつもり
だからなのです。
実際はリズムにのれていなかったり、
伴奏にすらあっていない場合も。
習っていたお教室の先生がちゃんと指導してくださらなかったということも酷いですが、結局のところ、その先生もリズムを感じて歌えてないということが酷いですね。
歌は下手だけど教えることが上手な先生(私はこっちかな)
教えるのは下手だけど歌が上手な先生、といる現状。
有名でカリスマな先生に習っている、ということで喜びたい方は後者でいいと思います。
でもぜったいに上手くはなれないでしょうね。
ボーカルは、伴奏者(バックバンド)の出すイントロのリズムを瞬時に感じ、ラテンなのか、ポップなのか、ロックなのか、ボサなのか、ジャズなのか、スウィングなのか、を出しながらテンポとパルスで歌っていかなければならないのです。
これは、自分が「テンポいくつで、ボサでお願いします」と言ったとしても、全員で1曲の楽曲をつくるわけですから、ちゃんと聞いて、「リズムにノる」「「リズムを出す」「リズムを感じる」「リズムをはずして大きく歌う(ルバート)」等をする必要があるのです。
ああ、また永久保存版の内容を書きました。
カラオケ風にしかならない方は、ここに原因があるのですよ。
どうしたらリズムに対して理解度をあげていただけるか。
日々勉強中です。

ジャズドラムの基本3点セット。半年以上かけてひとつずつ揃えました。自分のスウィング感の練習にもなります。
シンバルレガートと、フェザリングをまず練習中です。
パーカッションドラム隊として8年ほどやっていましたが、ジャズドラムはワケが違いますね。千里の道も一歩から。これから朝練にこれを追加します。
この手足のバラバラ感。練習していて思ったことは、「ルバート唱法」に近い、ということです。ふふふ。
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