差別 | Kenaz光(ひかる)の占いブログ

Kenaz光(ひかる)の占いブログ

タロットや西洋占星術などの占いの事やスピリチュアルな事を書いていきたいと思います。




Facebookで素敵な投稿を見つけたので紹介したいと思います。




Kenaz光は、安富歩さんのことをチラッとしか知らなかったのですが(何かの雑誌かネットニュースのコラムか何かで東大教授が女装ということを書いていたと思う)、
今回、れいわ新選組から立候補され、本人の様々な発言などを耳にするにつれ、
こういう人に当選してほしいなと思っていました。
(もっと当選してほしい人がいてたので違う人に投票しましたが、ちなみに投票したのは「大西つねき」さんです。良かったらYouTubeで検索して動画を見てくださいね)




以下はFacebookより






マイノリティがマジョリティに向かって
“わかってもらう” のは何か違う、とずっと感じてきました。

れいわ新選組・安冨歩さんの大阪通天閣でのスピーチに、
とても救われる。


以下、スピーチ書き起こし。




「女性装をするようになってですね、最初は私、ヒゲも濃かったら、これ脱毛してなくなったんですけど、化粧も自分ではちゃんとできないので、スカートを履いて街に出たりしておりました。そうするとやっぱり、白い目で見られるんですね。



白い目っていうのはものすごいものです。
その時まで私は白い目ということを知らなかったなって思ったんです。
日本に生まれて、男性で生まれて、いい大学に入って、いい会社に入って、大学の教授とかやってると、白い目を向けられるということがないんです。
だけど、その私が青いヒゲの剃り跡を残して、スカートを履いて街に出れば白い目を向けられたんです。
その時にですね、ああ、本当に暴力に満ちた世界なんだっていうことがわかりました。



そして同時にですね、白い目を全員が向けるのではないということを知ったんです。
私を見て白い目を向ける人もいれば、私を見て喜んでくれる人もいる。何とも思わない人もいる。
だから、白い目を向ける人は、白い目を向ける人に問題があるんだっていうことに気がつきました。



その、白い目を向ける人っていうのは、いろんな機会を狙って白い目を向けようと思っているんです。誰かに。
その口実は何だっていいんです。ユダヤ人でもいいし、黒人でもいいし、中国人でもいいし、田舎者でもいいし、低学歴でもいいし、あるいは逆に東大ででもいいですけど、なんでもいいです。 何か口実があって、みんながその口実を受け入れるのであったら堂々と白い目を向けられる。
そういう対象を探している人がいるんです。
その格好の餌食が、男のくせに男を好きになる奴とか、男のくせに女の格好をしてる奴っていうのは、問答無用で白い目を向けていい奴なんですね。
だから彼らは、容赦なく私に白い目を向けてきた。
そういう風に考えて、私がこれまで考えてきた、いろんなものの考え方が間違っていたことに気づいたんです。



つまり私はですね、トランスジェンダー、私みたいな人間のことをトランスジェンダーっていうんですけど、トランスジェンダーだから差別される、ゲイだから差別される、だから、トラトランスジェンダーの人権を守ってほしい、ゲイの人権を守ってほしいっていう風に考える。
そのように私は差別や暴力の問題をとらえていました。
被差別部落民だから差別される、ユダヤ人だから差別される、というように。



でも違うんです。
差別する心っていうのがみんなの中に棲んでいるんです。
私の中にもいます。それが強い人がいます。弱い人もいます。
そういう、差別する心が強い人たちは、何か対象を見たら差別したくなる。そんなに強く思っていない人でも、例えば生活が苦しくなったり、自分の地位が危うくなって苦しんでる時には、何らかの口実を見つけて誰かを差別したくなる。
そうすることによって自分の精神の安定を保ちたくなってしまう状況に追い込まれている人がたくさんいるんです、この国には。それが問題の本質だってことに気づきました。



だから私は、トランスジェンダーとか、レズビアンとか、ゲイとか、性同一性障害とか、そういうものは存在しないんだって言ってます。
存在するのは、差別する人がいるだけで、彼らの口実がいろいろなだけなんです。だから、私はその、そういう性的な問題、特に同性愛とか、性同一性障害というような要素は、私は誰にでもあると思っています。



だって私自身、夢にも思わなかったです。50歳を過ぎるまで。自分自身の中に女の子が住んでいて、男の格好をしているだけでイラ付いているということに50年気づかなかったんですね。
私は今まではずっと、好きになる対象は女性でした。
それは今まではそうだったのであって、もしかしたらこの次、男性を好きになるかもしれない。分からないです。でも誰もがそういうものを持っているに違いないんです。
私が特別、とっても変わった人だからこうだったんじゃないと思っています。



多かれ少なかれそういう要素を持っていると、自分の中にあるゲイとか、女装とかいうものに対する嫌悪感、恐怖心、つまりもし自分が男のくせに男を好きになったら、みんなにボコボコにされるのが怖いという気持ちがあると、ゲイの人を差別します。
自分が、女の子の服を着てみたいという気持ちがあると、男のくせに女の格好をしてる奴を見ると差別したくなります。
だってそれは、そうすることによって、自分にそんな要素がないということを自分に示せるからです。



そういう風にして差別っていうものが生まれて、根元はやっぱり、自分自身の存在に対する不安なんだと思います。
みんなにいじめられるんじゃないか、自分はここにいちゃいけないんじゃないか、自分は生きているだけではダメなんじゃないか、何か意味のあることをしなくちゃいけない、何かロクでもないことをしたら追い出されてしまうんじゃないかという恐怖心があって、その恐怖心を何かに転嫁するために差別する対象がいるんです。
それが差別を生んでるという風に考えるようになりました。



だから、私たちがやらないといけないことは、性的少数者の人権を守ることではないんです。
そもそも性的少数者なんてものはいないんです。
単に、そういう口実で差別する人がいるだけです。
そういう口実で差別する気持ちが私たちの中にあるだけ。
その根源をたどれば、それは一人一人が不幸だからだっていうことに気がつきました。



しかもその不幸というのは、今の不幸じゃないんです。
子どものときの不幸なんです。
子どもの時に、私が生まれてきただけで意味があるのかないのか、ないと生きているだけではダメなんだと思うということが、そういう暴力を生んでしまうんだと思います。



だから、この世から暴力を完全に無くすことは無理でも、私たちの社会が暴力的な社会じゃないようにするためには、子どもを守らないといけないんです。
すべての子どもを、すべての暴力から守らないといけないんです。
すべての子どもが、お腹いっぱい食べられて、愛情を向けられて、気持ちよく育っていけるようにならないといけないんです。そうしたら、その正体不明の不幸は私たちの社会から消えてなくなります。
だから私は、子どもを守ろう、子どもを守るということが社会の原則なんだと、皆さんにお伝えして参りたいと思って立候補しました。」











お知らせ




7月28日(日)


癒しスタジアムに出展です☆

https://ameblo.jp/hikaru-33/entry-12493576566.html


予約受付中です。






7月30日(火)


明石市でイベントに出店です。

https://ameblo.jp/hikaru-33/entry-12495400471.html


予約受付中です。








8月8日(木)


コクリ占いマルシェに出店です。

https://ameblo.jp/hikaru-33/entry-12497814899.html



予約受付中です。