自分が変わりたい、とか
もっと大きな器にステップアップしたいと思った時。
 

今までの自分の枠を超えるためには、
今までの自分の中の常識や、思考癖、行動パターンを変える必要がある。

 

そのための一つの方法が潜在意識をデトックスして書き換えること。
書き換えというより、脳の使い方を変えるという方が近い。

 

シンボリックセラピーのセッションは、「変わりたい」をサポートするものですが、
もうひとつ、自分の枠を超える良い方法があるのでお伝えしたいと思います。


それは、

ホンモノに触れること。


ホンモノって何?という疑問が湧くかもしれない。

これは一人一人の価値基準によるものなので、他人と意見を交換しづらい。

今の自分のステージに合ったホンモノが、その時のホンモノだと思う。

 

私はホンモノだ!と思える書の師匠に出会えて、震えた。

 

毎月1度のお稽古でも、必ず一人一人の手を取って文字を書く時の呼吸とリズムを身体に伝えて下さる。


房仙先生は「書道は記憶力!」とおっしゃるが、

文字の形を思考で教えるだけでなく、筆運びを身体に教える指導は、
潜在意識にしみこんでいき、気付いたら字が書けるようになってくるような指導。


8月の展覧会に向けて、自分で決めた文字のお稽古ではじめて手を取っていただいた。

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いつも使っている筆の何倍もの大きな筆。(写真左)

 

房仙先生に全てお任せして、手を取ってもらった。

最初に筆を紙に下ろした瞬間。

私と筆と紙と、そして空とも繋がった気がして、全身に鳥肌が立つ。

書き終わった頃には、涙がこぼれた。

ホンモノってこういうことなんだ、、、と。


先生がアンテナになって、
エネルギーが一瞬でひとつに繋がった。

(↑これは、夫が手を取って頂いた時の様子)

 

しばらく放心状態になって力が抜けて、

今までの小さい紙に書いていた自分は
なんだったのだろう、と呟いた。


こうして、毎年1度の社中展というイベントを乗り越えて
みんな少しずつ自分の枠を超えていくとお話をお聞きした。


ホンモノに触れることで、自分だけでは超えられない枠を超えることが出来る。

 

私が書くと決めた文字は

思 無 邪

おもい、よこしまなし。

 

目指したいと思います。