気分の波とのおつきあい

こんばんは

東京中央カウンセリング塚越友子です。

気分の波をなくしたい

ネガティブな感情を感じなくしたい

なんとなくいつも不幸せ

感情にふりまわされたくない

悩んでいなくても、多かれ少なかれこういうことって
感じる時もありますよね。

そういう風に気づくときって、けっこうもうどうしようもない
って時が多くないですか？

もうちょっとどうにかなる時に気づければ、すぐに回復できる
のに、どん底まで落ちてから

「ああ～、なんか苦しいよ。助けて～」

というのが、人の常。
これが常態化していくと、いつも苦しい私というセルフイメージが
出来上がってきてしまうのでやっかいなのです。

本当は、「波」だからポジティブもネガティブもいろいろ
な強さ・長さで感じているのにもかかわらず。

気分の波が病的になると、「双極性障害（躁うつ病）」になるの
ですが、健康な人でも波はだれしもありますよね。

波として捉えられず、苦しい「点」として認識していると
対応策もその場しのぎになります。

彼氏になんとかしてもらおう
友達に話をきいてもらおう
アップアップしているからカウンセラーに受け止めてもらおう
SNSにぶちまけてみよう
などなど。。。

さらに
もしかしたら時間の経過でたまっている心の負担になる
日常での出来事を見過ごすことにもなります。

そこで、メンタルヘルスの維持・セルフケアのために
東京中央カウンセリングでおすすめしているのは
双極性障害の治療の際に使う、気分リズム表です。

こんな風に気分をプラス５からマイナス５までにわけます。
それぞれどんな状態か気分や行動を書き出します。
そして毎日今日はどの状態にいるか記入していきます。

何か特別な出来事やきっかけがあって、その日の気分の状態が
おきたならば、それも軽くメモしていきます。

（※健康な方はB欄は関係ありません。気分が－５だからうつ病、
　　プラス５だから躁病という意味ではないですよ。
　　治療用の気分表の見本なので、状態も極端ですがこの通りでは
　　ありません。各自自分の状態を記入してください）

これを毎日簡単につけていくと、自分の状態をモニタリングできる
ので、早め早めに不調に気づくことができ、健康な人ならば
自己調整がしやすくなります。

双極性障害の治療の場合には、この気分表をもとにいろいろと
カウンセリングでどうしていったらいいのか、個々人に合わせて
私と一緒に調整していきます。

メンタルヘルスは、自分で気づくことができればかなり維持・向上
しやすくなります。

はじめに自分が気分１の時どんな行動・感情を感じているか
書き出すときは面倒ですが、あとは毎日なんとなく「０」とか
「１」とか「－１」とか書き込むだけなので簡単です。

ストレス解消という溜まったものを解消するというメンタルヘルスケア
だけでなく、
自分だけの「心地よい」メンタルの保ち方を見つけてみてください。

今日も最後まで読んでくださった素敵なあなたに
たくさんの幸せがおとずれますように

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