休養期 こころの天気もよう つづき | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんにちはにへ


うつは正しい方法で取り組めば必ず脱出できるよ!ということで



うつ脱出までの大きな流れ。


うつ発症→休養期→回復期 前期 → 回復期 後期 → 脱出!



今日も引き続き、休養期の「こころ」について



昨日は、「休んでいるはずなのに、なぜかどんどん疲れる

      どうしよう!」


って気持ちについて話したよね。



もうひとつ、寄せては返す波のように、繰り返しやってくる気持ち

「不安や焦り」の気持ち。


この気持ちの波にのまれていると、せっかく心のお休みをとっているのに

毎回エネルギーを奪われてしまいます。



「不安」な気持ちが突然わけもなく襲ってきませんか?

なんだかわからないけど、ザワザワとしてきて、不安になる。


人は認知の仕組み上、どうしてもその「不安」というものの

理由をさがしてしまうの。



第三者がみると、あれ?この人なんで自ら不安になっていって

いるんだろう???って感じだよ。



たとえば、就職活動なんて遠い先のはなしで就職先すら決まっていないのに


「就職して、リストラにあったらどうしよう」と思い悩んだり

「就職してうまく仕事ができるだろうか」と思い悩んだり、


そしてこの不安。

不安という気持ちの特徴上、次から次へと不安の種を

さがして、負のスパイラルに入っていくの。



自分でもわかっちゃいるけどやめられない、不安の連鎖



うつで休養期にはっているあなただったら、


「このまま、社会復帰できないかもしれない」

「このまま、ダメ人間になるんじゃないか」


という不安の波が襲ってきていないかな?


不安と一緒に「焦り」も襲ってくるよね。



すると、不安で苦しいからどうにかしようとするよね。


「不安よ。きえろ。消えろ…」



もしかしたら、あなたなりのリラックス法を試してみるかもしれない。




ただ、それがきくうちはいいのだけれど、だんだん効力が弱まってくると



こんどは、「休みをもらっているのに、こんな気持ちになってなんて

自分はだめなんだ」と


自己嫌悪がはじまる。


自己嫌悪のいきつくはては、「何をしてもダメダの絶望感」




こうやって仕組みを読んでるときづくかな?



不安・焦りの波で、こころのエネルギーを奪われ、


不安・焦りの対処を考え、またエネルギーを奪われ、


自己嫌悪と絶望でエネルギーを奪われる。



奪われざんまいだよね…




休養期!なんのために過ごしてるんだったけ?



そう。心のエネルギー貯金だよね。




「不安・焦り」に対しては、打ち消そうとエネルギーを使う

のではなく



この時期、やってくる当たり前の感情なんだと受け入れちゃってね



休養期に入るときに、「耐えても意味のないものがある」って

ことを受けいれたよね。



ここも、「立ち向かっても意味のない感情もある」と受け止めて

「不安や焦り」の理由を探すのをやめようね。



もし、なにか考えたいのなら、



「今、自分ができていること」探しをしてね。



「不安や焦りや疲労の波は襲ってくるけれど、


それ以外の時間は自分は休んでいるよね。」


できてる!!!ことみっけWハート



マイナスな感情や受け入れがたいものほど、受け入れると

すーーっと治まるものだったりするよ。




今日は、「不安・焦り」を受け入れる方法をお届けしました



次回は「不安・焦り」に対するほかの付き合い方だよ




今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございますあひる




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