岳ーgaku- | 気紛れな心の声

気紛れな心の声

気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね

岳
≪あらすじ≫
雄大な北アルプス山系。そこには、誰よりも山を愛する男・島崎三歩がいた。世界中の巨峰を登り歩いてきた三歩は、山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っている。彼は、山のように大きな包容力を持ち、仮に要救助者が死んでしまっていても「よく、頑張った」と労わりの言葉をかける男である。そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやってくる。久美は、同じ山岳救助隊の隊長・野田正人や三歩の指導の下、過酷な訓練を乗り越え新人女性隊員として確実に成長していく。だが、実際の救助では自分の未熟さや大自然の脅威により、遭難者の命を救うことが出来ない日々が続く。打ちひしがれ自信を無くす久美。そんな折、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生。仲間と共に救助に向かった久美を待ち受けていたのは、想像を絶する雪山の脅威だった……。

≪私的にコメント≫
小栗旬が中々にいい感じを出しています。どこかクールな感じを残している様相が多いですが、今回は明るい青年を見せてくれています。悩みなどない?というほどの明るさに少々感動を覚えたりもします。とはいえ、冬山の壮絶さが緩むわけもなく、です。
命を巡る駆け引き。そこにあるべき判断は、津に非常であり、常に不安を付きまとわせるものでもあります。本当にこの決断で著狩ったのだろうか。そう感じずにはいられないもの…
最終的な局面で、長澤まさみ演じる椎名久美は、命令違反となる決断を下します。それは、彼女の中にある命の重さが引き起こした判断なのでしょう。でも、それは、愚行になりかねない行為。
一人残される男性のもとへと戻った久美が残す結果に、その時の久美は何を思ったのでしょう?
三歩が、一人救出に向かうとき、それを見て見ぬ振りする隊員たちはどんな気持ちだったのでしょう?
誰かに何かを預けて自分たちは、安全な場所で待機する口惜しさは…きっと経験しない限り知ることはないのでしょうが、その葛藤も苦しさも、悩みもしっかりと描かれています。
そして、三歩が久美を見つけたとき、久美の呼吸は止まっている結果に、散歩は何を思ったのでしょうか?そして、力なく要救助者を背負ったまま力尽きた久美は、何を思っていたのでしょう。考えさせられるべきシーンは幾つもでてきます。
その上で、このドラマは、私たちにに何を残していくのでしょうか。

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2011-11-25

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