ハカイダー | 気紛れな心の声

気紛れな心の声

気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね

破壊
《あらすじ》
一見平和な街、ジーザスタウンは、独裁者グルジェフの牛耳る狂気の街だった。逆らうものには容赦なくロボトミー手術が施され、ロボット・ミカエルと重武装兵による恐怖の支配が行われていたのである。長い眠りから覚めたハカイダーは、バイク・ギルティにまたがりジーザスタウンへと突入! ハカイダーと重武装兵の戦闘が開始された。
争いのない奇跡の街ジーザスタウンに、黒い破壊者ハカイダーが現れる。ゲートを破壊して侵入したハカイダーは、迎撃に現れた重武装兵を次々と倒してゆく。その姿を見た反政府ゲリラのカオルは、ハカイダーを救世主と考える。
重武装兵との戦いで傷ついたハカイダーはカオルに助けられ、ジーザスタウンが元老院の総督グルジェフに支配されていることを知る。しかし、カオル以外のゲリラはハカイダーに興味を示さず、自分達の欲望のために戦っていた。そのような彼らに対しハカイダーは「お前たちも醜い」と言葉を投げかける。そこへ重武装兵を連れたミカエルが現れ、ハカイダーとゲリラたちを一掃する。
辛うじて生き延びたカオルはハカイダーと再会し、オアシスへ誘う。だが、重傷を負っていたカオルはそこで息絶える。怒りに燃えるハカイダーは、グルジェフの歪んだ心に支配された偽りの平和を破壊するために元老院へと向かう。

《解説》
1995年4月15日に公開された東映スーパーヒーローフェアの作品の一つ。タイトルにあるとおり、『人造人間キカイダー』に登場する敵役のロボット、ハカイダーを主人公とした作品。しかし原作のハカイダーとは設定が大きく異なり、名前とイメージだけを使用したスピンオフ作品であり、変身ヒーロー物の悪役を主役にした珍しい作品である。原作ハカイダーのイメージを元に、アンチヒーロー、あるいはダークヒーローと言った立場とし、歪んだ「正義」、「秩序」を破壊する者として描かれ、劇中で正義を自称するミカエルに対して言った「貴様が正義なら、俺は・・・悪だ!!!」にも現れている。
プロデューサーは『キカイダー』でもプロデューサーだった吉川進、脚本はキカイダーで前期メインライターであった伊上勝の実子である井上敏樹を起用。
雨宮慶太が監督した『仮面ライダーZO』や『仮面ライダーJ』とは作品のスタイルが大きく異なっており、前二作のような超人的なアクションは皆無に等しく、バイクアクションに重きが置かれている。石ノ森章太郎の生前最後の東映特撮ヒーロー作品での遺作でありながら、『キカイダー』シリーズのテレビシリーズのリメイクを意識した作品である。

《私的にコメント》
キカイダーにおいての適役をフォーチャーした作品。ダークヒーローとして、というよりは、自分の価値観の下で戦う戦士を描いたアクション作品として捉えるのがいいように思える。という前置きの詳しい部分は、解説にの中にもあるので割愛して、単純に、見ていて楽しめる特撮です。暇な時間に、昔のTVドラマの適役の活躍をww

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