![キカイダー](https://stat.ameba.jp/user_images/20151121/00/hikarinoguchi/0c/06/j/t02200312_0800113613489440615.jpg?caw=800)
《あらすじ》
日本政府は人間の力では対応できない問題をロボットに解決させるARKプロジェクトを進めていたが、その中心人物であるロボット工学の世界的権威・光明寺ノブヒコが実験中の事故で命を落としてしまう。プロジェクトは光明寺のライバルだった神崎と国防大臣・椿谷に引き継がれるが、椿谷は計画を完成させる鍵となるものを光明寺の子どもミツコとマサルが握っているとにらむ。椿谷の魔の手が迫るミツコたちだったが、その前に光明寺が開発した良心回路を内蔵したロボット、ジロー(キカイダー)が現れる。
《私的にコメント:ネタバレごめんで》
過去に人造人間キカイダーthe novelというのを書いたが…内容的にはこれに近い。時代背景が現代に変わっているという点と、スタイリッシュになったボディがいい味を出している点くらいだろうか。但し、旧来のテレビ版も、小説が好きな人も本作品とは一線を画すということは忘れないほうがいい。キャラクターをぶっ込んでいる以外は、気にかけていないようで比べてしまうのだから。
前置きはこの辺にして…
現代版キカイダーは、仮面ライダー鎧夢の世界とも連動しているので、そちらも見るんはありかも。キカイダーがどうなり、ハカイダーがどうなっていくのか…それらは仮面ライダーの世界に描かれている。と、脱線しながらも、人造人間の在り方の悲しみについて、それはそれで考えさせられるものがあるかも知れない。
作られた存在だからこその悲しみに……