シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンスが選ばれる。事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返すたび、彼の中である疑惑が膨らんでいく。
《私的にコメント:ネタばれはごめんで》
時間を遡れる力があったとしたら…それが微かな時間だとしても…そう願う人は少なくないのかもしれない。時間が戻ることで、そこに存在する全てが変るわけではない。もしかしたら…そういうレベルでしか変化は無いのかもしれない。それでも、何かができるとしたら…と、いう風にはなっていない^^
彼は仕事として、何度も死ぬと言う疑似体験を繰り返しながら事故の原因を突き止めようと躍起になる。そこにある出会い。そこにある思い…それを紡ぎ合わせていく時、彼の中で新しい変化が生まれる。
人は誰かの為に何かをするのか。それとも自分のために何かをするのか。
その両面を見せてくれる。スティーブンの葛藤と、辿り着く目標。そして、その結果は…
僅か8分の人生の繰り返し。その先で見つける終着点に何処かホッとするような。
もしも未来を変える8分があなたに与えられるのなら、あなたは時間を遡りますか?ちなみにタイムとラベルと言うわけではありません^^