《あらすじ》
品行方正だった娘・加奈子(小松菜奈)が部屋に何もかもを残したまま姿を消したと元妻から聞かされ、その行方を追い掛けることにした元刑事で父親の藤島昭和(役所広司)。自身の性格や言動で家族をバラバラにした彼は、そうした過去には目もくれずに自分が思い描く家族像を取り戻そうと躍起になって娘の足取りを調べていく。交友関係や行動を丹念にたどるに従って浮き上がる、加奈子の知られざる素顔に驚きを覚える藤島。やがて、ある手掛かりをつかむが、それと同時に思わぬ事件に直面することになる。
《私的にコメント~ネタバレも?》
子供のことをどれだけ理解できていますか?
誰しも悪戯に興味に心を揺らされたことはあるかと思います。ただ、一線を越える人はすくないだけで。誰もがきっかけを持って狂気に走ってもおかしくないのかもしれない。
父親は何のために立ち上がるのだろうか。
母親は?
そして、娘は何を思い、考え行動をしたのだろうか。
行動を起こすとき…人は何を思うのだろうか。
彼女が追い求めたものは…そのために傷ついて行く人たちは…
そして父親は探し求めていた、……に追いつけ流のだろうか
父親が最後に見つける娘という存在の真実は…