ALL YOU NEED IS KILL | 気紛れな心の声

気紛れな心の声

気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね


all you need is kill













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  ALL YOU NEED KILL










《あらすじ》

近未来、謎のエイリアンの襲撃を受けた地球は、敵の圧倒的な戦力のまえに西ヨーロッパの大半を放棄する事態となっていた。連合軍の戦略を先読みするエイリアン“ミミックス”を前に地球は痛めつけられていく。そして人類は独自に開発したボディー・アーマーを武器にして、フランスの海岸線を舞台にした決死の最終決戦を挑むことを決意する。 ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は戦闘経験のない事務方の軍関係者でありながらも、人手不足のために前線に配置されるカメラクルーの付き添いを命じられてします。激しい反対も空しく、ケイジ少佐はそのまま前線基地へと送られ、荒くれ集団とともに海岸での戦闘に参加させられる。 しかし人類による決死の作戦もミミックスたちに気付かれており、ケイジの乗った飛行機も着陸前に攻撃を受けて、そのまま戦地へと投下される。武器の安全装置の解除法も知らないケイジは戦場で兵士たちの死を目の当たりにしながらも右往左往するばかりだが、そこに身の丈ほどもある剣を構えた女兵士が現れ、俊敏に動くミミックスを撃退していく。彼女はリタ・ブラタスキー(エミリー・ブラント)。驚異的な戦闘能力をもった兵士であり、人類の希望の象徴のような存在だった。しかしその彼女もケイジの前に死んでしまい、ケイジも一体のミミックスを巻き添えにする形で爆死する。 次の瞬間、ケイジは奇妙な既視感のなかで目覚める。先日の前線基地に送られた状況と全く同じ時間のなかに自分がいたのだった。出会う人もセリフも全て昨日と同じで、戦場での自分の死がタイムループへと迷い込むきっかけとなったことに気がつく。 戦場で死に、そしてまた基地で目覚めるという時間の繰り返しのなかケイジは作戦の停止を訴えるも誰も聞く耳をもたない。そして再び、戦場に戻され、女戦士のリタを救いつつ自身の状況を説明すると、彼女の表情が見る見るうちに変わっていく。そして彼女は戦場で「次に目覚めたら、私を見つけ出しなさい」とケイジの言い残し爆発に巻き込まれてします。 タイムループに飲み込まれ戦場での日々を繰り返すケイジはリタと出会うことで、少しずつ自身の状況と敵の状況を理解しはじ、そして人類が勝利する糸口をたぐり寄せていく。


《私的にコメント~ネタバレも?》

戦うことが苦手なアメリカ軍人ケイジは、広報として戦争に参加をいる。とはいえ、必ずしも安全が保証されるわけでもない。戦局によっては、危険な場所での広報活動が必要になることもある。そして、まさに、その時が訪れた。

が、前線に出ることを恐怖するあまりに、ケイジは、将軍に対して知恵を振り絞った結果、虎の尾を踏む結果となってしまう。強制的に、そして、降格処分をされ、ついでに、脱走兵のレッテルまで貼られて、兵士として前線に送り出されたケイジは、奇妙な体験をすることになった。

奇しくも繰り返される死の体験の中でケイジは、戦場の英雄リタとめぐり合う。

「目が覚めたら私を探して」

その言葉が示すものは何か、そして、ケイジとリタの繰り返される記憶という経験の中での訓練が始まるとき、ギタイもまた色々と画策を始める。

繰り返されるしという夢が、実際の体験だと信じてくれる人も少ない中で、ケイジとリタは、未来に向けて、侵略者を一掃するための行動を繰り返していく。

ときには、仲間を捨てて…

ときには…

決められたルールのもとで、ふたりの戦いは少しずつ前進していく。

そして、最後の決着をつけるとき…ループする能力を無くしたケイジは…決断することになる。


ノベル版・コミック版は、あくまでも原案というものであり、その設定とキャラを引き継いだ別作品としても大丈夫なものです。というか、アメリカ的王道というか、ここにも恋愛様子が盛り込まれています。ケイジとリタの恋の行方は…さて…

映画の方で、リタは、それほど大きな影響力を示していないことも加えておきましょう。都合よろしく、物語の展開ができないように…といったところかな^^