息子みっちゃんは3歳頃から熱々でなければ食べないというこだわりが長年続いていました。
一度の食事でレンジを何度も往復して丸焦げになるまで温め直すという強いこだわりでした。
小学6年生になった時に事業所が変わった事を機に
レンジの回数を減らす練習
そしてデイサービスでの全種類一口ずつの挑戦を始めました。
▲こちらはデイサービスで毎日努力と挑戦をしているみっちゃんの様子です。
その挑戦は、親の私から見ると
とても過酷で、胸が苦しくなる様な挑戦でありました。
家での練習も心を鬼にして
褒めながら、励ましながら、応援しながらの
親子共々過酷な時間でありました。
でも、その経験があり
今は、温め直す回数は、ほぼ1回までとなり
カレーやラーメンは一度も温め直す事なく食べれるようになりました。
そして本来の熱さに気づく事ができて
熱々の物を熱がる様になりました。
これはパパが焼きカレーを作ってくれた時です。
ふーふーと冷ましながら食べています。
熱かった時は、あちちだね。と言って熱そうにします。
そして、今までデイサービスでは担当の先生がマンツーマンでついてくださっていました。
そして今日
学校(支援級)の4時間目が終わった後にデイヘ連れて行くと給食の時間でした。
みっちゃんは
学校のジャージから服に着替えて皆んなより遅れて席に着きました。
周りの子達は食べ始めています。
今日の給食はカレーでした。
具がたっぷりのカレーです。
みっちゃんはお皿を触ります。
これは温度を確かめているのです。
もちろん冷めています。
そしてみっちゃんはすぐにカレーを口へ運びました。
おおおお‼︎←私の心の声です。
デイの先生もびっくりしてました。
具をよけながら二口、三口と口へ運んでいました。
一年前は給食に手をつける事はなく座っているだけの時間でした。
半年前は、マンツーマンの先生が居ないと食べ物を口へ運ぶ事はありませんでした。
そして今
担当の先生もついていません。
自分から給食を食べているのです。
こんな日がこんなに早く来るとは思いませんでした。
デイの先生からも
冷めた物を完全に食べれるようになるには大人まで時間がかかるかもしれない。
長いスパンで見守っていこう。と言われていました。
確かに冷たくなってしまった物はまだ食べられません。
でもカレーは常温でもほぼ食べられるようになりました。
一つ一つゆっくりです。
私からしたら、とんでもないくらいの進歩です。
びっくりし過ぎて写メを撮る事を忘れていました…
もう給食は一人で食べているみつき。
この一年で、大きく成長しているのが手に取る様にわかります。
あの過酷な時間は無駄ではなかったんだなと思いました。
けれどあの時は周りのサポートがあっての事
余裕がなければなかなか出来る事ではないと思います。
日頃からサポートしてくださる先生たちに感謝です。
みっちゃんは皆んなに支えられて大きくなっているのだと思います。
▲こちらは昨日配信した動画です。人生初の卵かけご飯を食べました‼︎
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