息子みっちゃんは自閉症です。
今は6年生。
小学4年生頃から思春期や反抗期の時期に入り
大きなパニックが毎日ありました。
大きさや長さは、その日によって変わりますが
毎日の事で度々、療育現場の先生に相談していました。
これまで何度もYouTubeやブログでお話ししてきましたが、みっちゃんはその場で気持ちを出す事が苦手です。
いつも感情を出すには時差があります。
そのためデイや学校でパニックになる事は、あまりありません。
帰宅後、時には玄関を開けた瞬間にパニックになる事もありました。
なのでいつも理由をわかってあげられないもどかしさがあります。
そしてパニックの時は自傷や他害がある時があります。
みっちゃんの場合、自傷や物に当たる事があります。
そしてパパには攻撃的になる事があります。
ママや妹のこっちゃんに攻撃してくることはあまりありません。
ママが抑えようとすると足や手が飛んでくる事はありますが、攻撃をしてくる事はありません。
ただ自傷は止めなければならないので
みっちゃんの体に馬乗りになり、両手首を抑える体勢になります。
毎日の事、いつも療育現場の先生に相談して
理由をわかってあげられない時どうしたらいいのかと聞きました。
まずは自傷を止めなければならないので、みっちゃんの場合、両手首を抑えます。
みっちゃんの力加減によって抑える力も加減します。
パニック時は顔が真っ赤で大声で泣きます。
私の声はほぼ届く状態ではありません。
けれど先生は、優しい言葉をかけるといいですよ。
と言いました。
私は届くかどうかわからないけど
みっちゃんの体を抑えながら
大丈夫だよ。何かあったのかい?
頑張ってるもんね。ママは味方だよ。
と小さめの声で言います。
しかし大きなパニックの時はみっちゃんの耳に入ってるかどうかすらわかりません。
周りを安全にして(硬い物が無いか確認して)少し離れて様子を見ることもあります。
そして6年生になり、さすがにパニックを抑えるのが難しくなり初めてエビリファイというお薬を使う決断をしました。
始めて2ヶ月くらいです。
今朝、久しぶりに大きめのパニックがありました。
お薬を飲む前は、声が届かず離れた場所で落ち着くのを待つ事が多かったパニックでした。
けれどお薬を始めてからは、背中をさすったり
泣きながらでも私の言葉を聞いてくれているのがわかります。
今日は朝パパが仕事に行ったと同時に泣きました。
明日、パパがお休みだから明日はパパとママとお出かけに行こうね。と言ってから別れたのですが
そこから止まらずパニックになりました。
他にも理由があるのかな…?
最近の出来事を思い出します。
そういえば卒業式の練習で学校へ行く頻度が多くなり私もバタバタしていました。
そして卒業式は静かにしなければなりません。
背筋を伸ばして座り緊張感のある空間での練習です。
そうだ、みっちゃんデイでも苦手な給食を食べる訓練をして学校では緊張する練習をしているんだ。
それは、色々な思いがあるよね。
理由は一つではありません。
そんな時は
ママもパパもこっちゃんもみっちゃんの味方だよ。
みっちゃんが頑張ってるの知ってるよ。
本当に凄いよね。頑張ってるもんね。
そう言います。
以前より私の声が届く様になったので
パニックの時間が短くなりました。
そして
落ち着いたみっちゃんです。
ズボンは今日も履いてません
落ち着いたからそろそろ履こうか…。
卒業式、入学式とまだまだ色々と忙しい時期ですが
これも大きな経験。
一緒に乗り越えていこうね。
▲こちらの動画はお薬を始めて1ヶ月が経ち久しぶりの長いパニックから落ち着くまでの様子です。
▲こちらの動画は療育現場で苦手な給食を食べる訓練をしている様子です。
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