いつも通りに朝食を食べていたら
突然のパニックです。
こうした事は日々の日常ですが、この日は長かった…
一日の始まりの朝と、一日の終わりの夜には
泣く事が多いです。
あまりにも大きなパニックの時は
私も頭が真っ白になります。
少し距離を取り、落ち着くのを待ちますが
物を壊そうとするのは、止めに行かなくてはなりません。
毎日の事でも、私も受け入れられる時と
そうじゃない日があります。
この日は、自分のイライラを抑えるのに
どうしたらいいのだろう…と
なんの気なしにスマートフォンで、この惨状を写真に撮ってみました。
そして信頼できる療育現場の先生に
「今、こんなに怒ってます。」
「私イライラして、みっちゃんの事怒りそう。」
とメールしてみました。
少し時間が経ち、この写真を眺めます。
みっちゃんは、まだ泣いています。
写真を見ていると
客観的に見る事が出来ます。
きっと親だから、こんなにイライラするんだろうと思うのです。
他人の子が同じ事をしていたら
はたしてここまでイライラするでしょうか。
なら他人になればいいのでは…
親子には変わりないのだけど
自分が受け入れられないと感じた時
その時だけ他人になったらどうなんだろうと思いました。
例えばですが、私が先生でみっちゃんが生徒。
そうすると
彼は何で怒っているんだろう。
何に怒りを感じているのか。
学習として彼の事を観察してみます。
写真は、その理由を考える資料です。
理由は、すぐにわからないかもしれません。
次の日、もしくは1年後、10年後かもしれません。
それでもいつか気づく時が来ると思います。
この日は、たまたまこうして客観的に見る事が出来て冷静でいられましたが
やはり大きな声で怒ってしまう事があります。
しかし毎回、客観的に見るのは心に余裕がないとできません。
毎日、余裕があるわけではないので
色々な方法で、なんとか怒りをみっちゃんに向けないように試行錯誤の日々です。
今回は「他人になる」という方法でしたが
又、少しずつ色々なお話しをしていきたいと思っています。
最後に、泣き止んだ後のみっちゃんの笑顔です。
はい、とっても天使な笑顔でございます。
そして先生から1時間後くらいに返信がきました。
「大丈夫？」
その頃には、私もみっちゃんもすっかり
いつも通りになっていました。
そして元気にデイサービスへ行きました。
こちらの動画は、みっちゃんがパニックになってから落ち着くまでの様子です。
パニックも一人一人、年齢や時期によって色々なかたちがあります。
その中の家庭の一つとして見て頂けると幸いです。
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でも小学生になってからは絵本が大好きな男の子になりました。
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