▼前回の続きです。

★理解し難かった家族の偏食前編

 

 

私自身の育ちの環境もあり

 

食事に対しての執着は強いものでした。

 

食卓に出された物を食べてくれない家族の事を理解するには

 

それなりの時間がかかりました。

 

 

息子みっちゃんが自閉症であることによって

 

偏食についての知識が色々とついてきた私でしたが

 

頭ではわかっていても理解に苦しむ事は尽きませんでした。

 

 

妊娠中は自分と赤ちゃんのために栄養を考えて

 

ゴーヤチャンプルー、クラムチャウダー、レバニラなど作って食べるのが楽しくて仕方ありませんでした。

 

夫は、当時趣味でジムに通っていたのでササミ料理がほとんどでした。

 

子供が産まれたら、あれを作ってこれを作って…。

 

自分がされなかった事を我が子にはしてあげたくてたまりませんでした。

 

 

しかし現実は

 

息子も娘もクラス一番の偏食でありました。

 

 

何故?

 

息子は自閉症だから偏食は、まだわかります。

 

何故、娘までも?

 

という気持ちでした。

 

けれど、障害の有無に関係なく

 

偏食は、本人もなりたくてそうなっているわけではない。

 

後々になってから、わかったことですが

 

偏食とは本人の意思とは別のところに

 

見えない理由や原因が存在する場合があるという事を知りました。

 

 

例えば、娘こっちゃんの場合

 

偏食だけではなく少食でもあります。

 

そしてお肉が苦手です。

 

私も小さい頃は胃腸系が弱く、脂の多い物はもたれやすい体質でした。

 

他の人と同じ物を食べても私だけ、あたってしまい嘔吐や下痢をする事が度々ありました。

 

私の時代?の保育園では残してはいけないルールがあったので我慢して食べて吐く事もありました。

 

 

もしかして、こっちゃんも胃腸系がよわいのかもしれないなと思いました。

 

本人はまだ把握してませんが

 

食べたくても、これ以上食べれない

 

というのが現実です。

 

野菜や果物は今まで何度も挑みましたが

 

食感や匂いが苦手という事がわかっています。

 

そして、食べる事自体に関心が薄いという事です。

 

そんなこっちゃんに食べなさいと言っても

 

食べるわけがありません。

 

食べたとしても辛い記憶として残るだけだと思います。

 

そして息子みっちゃんの場合は

 

温かくないと食べれない。

 

端っこは硬い(イメージ)からちぎり取る。

 

染み付いたイメージを覆すのはなかなかの時間と経験が必要です。

 

 

この様に一人一人、それぞれの見えづらい理由や原因があるのだと長い年月を過ごし、やっと見えてきたところであります。

 

かと言って、栄養が偏るのをただそばで見ているだけは、それはそれで心配でなりません。

 

 

食べる事にとても敏感で繊細な子供たちに今出来ることは、週二回の野菜隠しカレー。

 

そして本人たちが食べれそうと思う物には一口でも二口でも挑戦すること。

 

↑これは本人の気分が乗らないと出来ない事なので本人の気持ちに任せています。

 

食卓を楽しい時間にする事を常に課題にしています。

 

 

食べるだけではなく、そこにひそむ見えづらい理由や原因に焦点をあてて一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

 

 

偏食は一人一人程度もタイプも様々です。

数ある中の一つとして見て頂けると幸いです。

 

 

オススメ記事

★強度の偏食家族

★偏食の子が食べた野菜カレー

★偏食児夕飯を弁当箱に入れたら食べた

★冷めたら食べない偏食まずはレンジの練習から

★無理強いは逆効果だった

★偏食の子供たちが週二回食べるカレー

★一か月チョコしか食べなかった息子

 

 

▼YouTubeチャンネル▼

 

▼Instagram▼

 

▼YouTubeチャンネル▼

▼ブログフォロー宜しくお願いします▼

フォローしてね