▲こちらの動画は、息子みっちゃんの食事のこだわりに対して色々と葛藤する母の心模様を綴っています。

 

 

息子みっちゃんは自閉症です。

 

 

クラスで一番の偏食でもあるみっちゃんは

 

 

食事一つでも数々のこだわりがあります。

 

 

 

  • 一口が、とても小さく食事にとても時間がかかります。(1時間できりあげるようにしてます)

 

  • 端っこをちぎり取るこだわり(端は硬いというイメージがついている)

 

  • 一種類ずつ食べる(一品食べ終わるまで他には手をつけません)

 

  • 具を手でよけて食べたり手掴みをする事がある(箸は持っているがもう片方の手を使い食べるなど)

 

  • 冷めたら食べれず何度も温め直す(焦げるまで)

 

  • おせんべいやお菓子類は歯で噛み付かず手でちぎってから口へ運ぶ

 

 

これらのこだわりには本人なりの理由がそれぞれあるのだと思います。

 

 

みっちゃんは小さい頃から口に物を入れる事がありませんでした。

 

 

生まれつき口や舌が敏感だったのかもしれません。

 

 

指しゃぶりなどもありませんでした。

 

 

そして硬い物が苦手なように見えます。

 

 

歯で噛み付くといった行動があまり見られず

 

 

こうして食べるんだよ。と目の前で

 

 

おせんべいに、かじりつくところを見せますが

 

 

顎に力が入らず噛みきれません。

 

 

かといって顎に力が入らないわけではありません。

 

 

口に入れる事に常に躊躇し、とても慎重になるのです。

 

手で確認しながらでないと

 

口へなかなか運べなかったりします。

 

 

結果、一口がとても小さく

 

食事にとても時間がかかります。

 

 

小さなおせんべい一枚も手で小さく

 

ちぎりながら食べるので

 

全身粉まみれになり、ようやく半分くらいお腹に入ってるかな…という状況です。

 

 

でも年齢と、ともに食べる事が好きになり

 

端っこを取るこだわりが少なくなりました。

 

 

そして温めるこだわりも家で練習をして

 

およそ2ヶ月でレンジの回数が大幅に減らす事が出来ました。

 

 

そして今では一度の食事で焦げてカリカリになり捨てるまで温め続けていた回数が(7〜8回)

 

1回〜2回にまで減りました。

 

そして今まで平気で食べていたアツアツの物も

 

熱そうにして食べています。

 

カレーなどは温め直さずに食べれるようになりました。

 

 

しかし、それ以上はお互いにとって負担が大きく

 

親子関係を良好に保ちながら続けるのは厳しいと判断して練習は終えました。

 

 

みっちゃんの中では冷めた物は

 

別物になってしまうのかもしれません。

 

 

例えばですが

 

ラーメン=温かい=食べ物

 

ラーメン=冷める=別物

 

 

冷めた物を食べられるようになるには

 

何年もの時間や経験が必要なのだと思います。

 

 

数々のこだわりの一つと向き合う事が

 

どれほど困難なものかと痛感させられます。

 

 

他の行動のこだわりなどは時期が終われば

 

又、形を変えて新たなこだわりへと変化しますが

 

 

みっちゃんにとって食べるという事が

 

 

何よりも一番敏感で繊細な部分なのだと思います。

 

 

舌や味覚、食感が過敏な子は

 

苦手な物を口に入れる事は

 

虫や針を口に入れてるのと同じだと療育現場の先生から聞いた事があります。

 

 

療育現場などで無理強いはしてはいけない。

 

というのは、その様な理由があるのだなと思います。

 

 

好き嫌いと偏食

 

その違いは何なのか、詳しくはわかりませんが

 

そこには見えづらい隠れた理由が必ずあるのだと思います。

 

 

我が家はパパ、息子みっちゃん、娘こっちゃんが

 

かなりの偏食です。

 

 

 

私自身、野菜が大好き人間で栄養を考えるのが好きで家族の偏食について理解に苦しむ日々でしたが

 

その見えない理由に焦点をあてて

 

これからも楽しい食卓を目標にしていきたいと思っています。

 

 

 
偏食は一人一人理由もタイプもそれぞれです。
数ある中の一つとして見て頂けると幸いです。
 
 

 

 

オススメ記事

★強度の偏食家族

★偏食の子が食べた野菜カレー

★偏食児夕飯を弁当箱に入れたら食べた

★冷めたら食べない偏食まずはレンジの練習から

★無理強いは逆効果だった

★偏食の子供たちが週二回食べるカレー

★一か月チョコしか食べなかった息子

 

 

 

▼YouTubeチャンネル▼

 

▼Instagram▼

 

▼YouTubeチャンネル▼

▼ブログフォロー宜しくお願いします▼

フォローしてね