435日目ーレイクオハラ大満喫トレイル | アニマル旅 in CANADA 2019-2020

アニマル旅 in CANADA 2019-2020

北国の動物が大好きな30歳女による
たくさんのかわいこちゃんたちに出会う旅
旅の舞台はカナダ!
ワーホリで過ごす1度限りの1年間を
記録していきます。

トラブル続出により昨日行けなかったトレイルに朝から挑戦グラサン

 

本来は朝11時ごろには戻ってきて、山小屋清掃に参加しないといけないんだけど、

昨日オーナーさんにかなり負担をかけてしまったから、

今日は掃除はしなくていいからハイキング行ってきなさい!と上司が言ってくれたので

お言葉に甘えて昼2時までたっぷり時間が出来たちゅー

 

 

出発は朝7時の予定だったけどなんだかんだ遅れて結局山小屋を出たのは8時過ぎ。

 

レイクオハラには沢山トレイルコースがあって、上級コースから初級コースまで様々。

事前に調べていたトレイルは Lake O'Hara Alpine Circuit Trail というコースで、

最初に長くて急な坂道を上ってしまえば、あとは比較的楽に回れる、というもの。

 

でもレビューや実際に登った人の話を聞くと

あれはキツイよね~、みたいな。皆顔をしかめて話すから、なんかしんどそうだなぁドクロと思って躊躇していた。

そこまでいかなくてもいい中級のコースもあるからどうしようかなーと迷っていたけど、

せっかく来たのだから急な上りもトライしてみよう!と決心

登る山の名前がWiwaxyといって、スキー場で何度も滑ったコースの名前だったから、登っておきたかったというのもある。。

 

宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人あたま

登り 886m

距離 10.7km

宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人あたま

 

この数字だけ見るとDevil'sThumbとかと大して変わらないんだけどな。。

 

 

トレイルは昨日歩いたレイクオハラ湖畔からスタート。

早速どんどん上っていきます。

 

きついよーーゲロー

辛いよーーゲロー

息があがるーーゲロー

汗が止まらないーーゲロー

 

 

汗でTシャツが濡れてしまう前に上着を脱いで腰に巻く (という名目で休憩)

昨日と同様にトレイルは見つけやすくて迷うことはないんだけど、

とにかく急で大きな岩をヨッコイショと登るようなところも多くて体力がけっこう奪われる。

脚の長い人々なら手を使わずに登れるんだろうな、と思う場所もちらほら。

 

 

もう半分くらいかな?というところでオーナーさんが地図を確認すると

まだ20分の1しか登ってないよ!

だって。えええええーゲッソリゲッソリゲッソリ

覚悟はしていたけど辛すぎ。

 

これを子供背負って上る猛者がいるんだもんなぁ。

山を登っていると、減量しなくっちゃな、と思う。日本帰ってからの目標だな。

でないと膝の軟骨がなくなっちょうよスライム

 

 

1時間登り続けてもまだたどり着かない

途中、ちょっとした休憩ゾーン(平らな道)が続くと呼吸が整って、案外平気やんニヒヒとか思っちゃうけど

また上りが始まるとすぐ息が上がるゲロー

 

しんどいけど、振り返るとレイクオハラがすっごく綺麗。

 

早く登り切りたい。

 

果てしなく続くんじゃないかと思った上り坂を歩くこと1時間半

ようやく一番高い地点に到着!

ここは頂上では無いんだけど、山の向こう側が見渡せてそれはそれは絶景…

 

というわけにはいきませんでした!曇り空~~

 

ここからは山肌をゆるやかに下っていきます。

せっかく登ってきたのに、もう下りちゃうってなんか残念。

でもレイクオハラをこの角度から見られるのは、頑張ってこの上りを耐えた人だけ

向こうにレイクオエサも見える。

歩きながらお喋りしたり立ち止まって写真も撮る余裕も出てきた。

でも景色ばっかり見てたらこけちゃうから、足元にもしっかり注意しないと。

 

 

こっちでは想像していたほど動物に出会わない

みんな人間に慣れてないから物音を聞いてすぐ逃げちゃうのか?

それとも天気が悪くて寒いからで歩いてないのかな?

 

 

汗が乾いてきたので上着を着直す。気温は多分10度くらい。動いてないとかなり寒い。

 

大きな岩を下っていく途中で、ライチョウの親子に遭遇。

エルクレイクでは赤ちゃんライチョウに出会ったけど、今回のはもう結構成長してた。

岩の色に同化してるから最初は全然分からなかったけど。鳴き声も可愛らしい。

ギャーギャー鳴く鳥は苦手だけどライチョウは好きだな。

 

 

さらに降りていくと、次にたどり着いたのはレイクオエサ

このブルーはモレーン湖に似ているなぁと思った。

観光客がウジャウジャいない分、オエサの勝ち。笑

 

 

この先の山を登り切ったところにも山小屋があるんだよーと教えてもらった。

秘境のさらに先って。すごいとこなんだろうな。メンテナンスも大変やろうなぁ

 

 

 

さらにトレイルは続く。


 

 

山の断崖絶壁の壁沿いの岩の上を上ったり、下ったりを繰り返す結構しんどいトレイル笑い泣き笑い泣き笑い泣き

それでも目印が定期的にあって、迷わないようになっているからすごい。

ヨーホー国立公園、いい仕事しますねグッ

時々ピカの鳴き声がするけど、姿は見つけられず。

天敵じゃないから安心していいんだよー

 

 

岩のぼりが終わると、ハンガビーレイクに到着。

ここからはコース外だけど、オパビンレイクにも行っておきたいので

寄り道してイーストオパビントレイルを進む。

岩登りもしんどかったけど、このトレイルの上り坂もけっこう汗かくなぁ。

結局ラクなトレイルなんて無いよなぁ。

 

オパビンレイクに到着ルンルン

お腹ペコペコなのでここでランチ休憩

岩の上でビーフジャーキーとプロテインバーを食べた。

こんなに寒くなるなら、サーモスに味噌汁とか入れてきてたら最高やったのになーラブラブ

歩いて汗かいた後の休憩は身体が一気に冷えてしまう雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

とりあえず空腹を満たしたので次の目的地へ。

 

この先にインスタ映えスポットがあるらしいよーとのことで、

コースから再び外れちゃうけど、寄り道することに。

看板に Opabin Prospect という矢印を見つけ、多分ここだ!と思ってその方向へ進む。

 

歩いてすぐかな、と思いきやけっこう遠かった真顔

上り下りが無いからスイスイ進めるけど、このままでは時間切れかもなぁ。最後のコース省略して帰ることになるかな?

 

視界が広くなり、絶景ポイントにたどり着いた。

そういえばインスタで見たわ!ここ!

じゃーん

 

絶景に立った私も撮ってもらった。

姿勢が悪いでございますね(ストレートネック)

 

 

お天気は晴れてくれなかったけれど、ザザ降りにもならず耐えてくれて、幻想的な景色が見られたから大満足です。

 

最後にもう一度けっこうな上りがあり、それを下ってトレイル終了の予定だったけどこの時点で12時半。

今日のペースとトレイルの長さを考えると、45分で登りきるのも無理がありそうだったので、ショートカットして帰路につくことに。

 

 

帰り道、近くにピカの鳴き声がしたのでカメラを向けると、

岩の間から顔を出したピカが私の方に一直線でやってきた!!

動画を撮ってズームにしていたのでとっさに対応できなかったけど、私の足元まで来て、

次の瞬間には私を通り越して上の方にぴょこぴょこ走り去ってしまったよ。

可愛い可愛いピカデレデレハートハートハート

こんなにも接近したのは初めてだから嬉しかったぁ。

 

トレイルを省略して帰ってきたから、約束の2時よりもかなり早い1時にレイクオハラ湖畔に帰ってきた。

じっとしてると寒いから、といってオーナーさんは散歩に行ってしまったけど、私は疲れたのでベンチで休憩。残っていたジャーキーを食べて皆が集まるのを待った。

 

他の家族は軽いハイキングに行ったり、持ってきたパドルボードをしていたらしいキラキラ

みんな何回でも来れるから、楽しみ方に余裕があるねぇ。私はこれが最初で最後だと思うからぎっしりハイキング詰め込んだけど。

 

 

子供たちが戻ってきて、転んで泣いたり、お菓子を食べたりしていた。

おじいちゃんも今日はみんなと一緒おじいちゃん星

上司が子供のおやつを私にも分けてくれた。

 

じっとしてると寒いから早く車に戻ろうよ…と思ったけどなかなか子連れだとそういうわけにはいかない。

トイレを済ませておきなさい、と言ってもまだしたくない!とダダをこねるし、

もう無いって言ってるのにお菓子もっと食べたいと言ったり。

お母さんたちは大変だな…大尊敬

 

 

パドルをしてた親たちが帰ってきたので帰る準備をするため皆で車に向かう途中

 

あれ、おじいちゃんは?

 

おじいちゃんがまたいなくなった。

 

今回は孫たちが大声でオージーイーチャーーーンハッと何度も叫んでくれたが、

それから姿を現すまで30分くらいかかった。

本当に反省してなかったのねもやもや

 

 

昨日のぼってきた時より大人二人、子供二人とそのぶんの荷物が増えたので車内はぎゅうぎゅう詰めだった。

約10㎞の道のり。車で下りるのもスピードが出せないので20分かかった。

車内では子供たちが追加のお菓子をバリバリ食べていたので床が食べカスだらけだった。

 

ハイキング疲れがあったけど寝落ちするわけにいかないので、目を全力で開けてたけど、車の揺れが心地よくて今にも寝てしまいそうだった。

 

私が車を降りて駐車場の門を開けると、駐車場の奥でみんなが車から降り、それぞれの荷物を自分たちの車に載せているのが見えた。

おじいちゃんは孫たちと一緒に上司の車で帰るらしい。

 

長いけどあっというまの二日間だった。

みんなにさよならを言って解散した。

 

 

 

 

家に帰ってシャワーを浴びていた時

どんなに熱いお湯にしても身体が全然温まらなくて、ゾクゾクと寒気ドクロがするのを感じた。

これは完全に風邪の初期症状だ…ガーンガーン

 

明日からジャスパーキャンプで今日ゆっくり休んでいる暇など無く、

今から洗濯やら荷づくりやらを終わらせないといけないのにこれは大変炎

 

日本から持ってきた常備薬の中から葛根湯を出してきてお湯で飲んだ後、

紅茶にショウガチューブを絞って黒糖を混ぜて黒糖生姜紅茶を作った。内側から身体を温めないと…

 

オーナーさんに、風邪ひいたかも、と話すと、

よく効くというビタミンC粉末を分けてくれた。水に溶かして飲むといいらしい。

 

結局この日は色々と飲んだ後、ベッドにごろんとした後起き上がれなくてそのまま寝落ちしてしまった。