今回紹介するのはトム・ミッシュのIt Runs Through Meです!

この記事を見ている方の中には既に知っておられる方もいらっしゃるかと思いますが、ここは敢えて紹介させていただきたいと思います。

この曲はブルージーなギターとドラムから始まる秀逸曲です。

最初のビートの心地よさに気を抜かれてしまいますが、なんと言っても最初からとんでもなくやばいです。

心地よいドラムのリズムにスムーズに入ってくるベースがもうとてつもなく”すごい”です。(語彙力)

この瞬間は2018年以降(この曲のリリース年)の曲のアイデアの中でトップレベルにとんでもないことをしています。
(他の曲でもこのレベルでとんでもないことをよくするんですけど、、、)

というのも、ベースが入ってくる0:43の歌詞が


”She told me add a bassline”

”彼女が俺にベースラインを入れてと言ったんだ”

なんです。。。。。


この歌詞の瞬間にベースが入ってくるんです!

「何食べたらこんなアイデア浮かぶんだろう?」と思わざるを得ないとんでもないパートですね。

そのほかにも、日本ではよくフックと言われる部分もキャッチーで聞きやすく、歌詞の面でも全体通して韻もしっかり踏まれていますし、曲を通しての構成だったりブリッジのラップパートを担当しているDe La Soulのラップの聴きやすさも然り。

ものすごく作り込まれた一曲になっています。


私自身お気に入りなのは2番のフック(サビ)です。

この瞬間にあえてピアノとボーカルだけでシンプルなコードとメロディーという構成にしてるんですよね。

定石通りならガンと盛り上げても良いところをあえて落として、2回目の同じフックパートで盛り上げて、そこからラップパートに入っています。


これは恐らくですが、流れ作業的に聴かれないよう敢えて落とすことで、リスナー側の集中力を取り戻すためだと考えられます。(あくまで予想ですが、、、)


とにかく!ここでは語っても語りきれないようなおしゃれでとても聴きやすい一曲になっています!

トム・ミッシュはR’n’BだったりHip Hop、Jazz、1990年台のRockなど様々な影響を受けており、どんな方にもおすすめできる現代最高峰のアーティストの一人です。

ぜひ聞いてみてください!

僕自身幼少期から様々な音楽を聞いてきました。冗談抜きで恐らくですが1万曲以上聞いてきています。

そんな中で紹介したい曲だったりを勝手に書かせて頂きますのでよろしくお願いします!

それではよい1日を。