”『ブレーキのついていなかったクルマ-あやこちゃんの半生-』” | 「 ☆ もしトコ ☆ 」  もしかして トコやさんのわたしがやれること

「 ☆ もしトコ ☆ 」  もしかして トコやさんのわたしがやれること

平凡なとこやさんが
さまざまなご縁を大切にしながら
運命に身をゆだねつつ
みずから納得のいく人生を生き抜こうと
目の前のことにぶつかりチャレンジしていく奮闘記 

 

 

あやこちゃんに限らず負の経験から心の奥底に

「受け取ることへの恐怖」というものが根付いてしまうと

与えようとする者に常に身構える癖がついてしまう。

人を信じたい以上に裏切られることへの恐れから予防線を張ってしまうのだ。

「ここから先は入るな!」

信じられるのは自分だけで

頼ってしまうのはお金だったり立場だったり。

孤独の中でもがいているのに

孤独であることをひた隠そうと

ますますお金や力に頼ろうともがくことになってしまう。

気づかないまま負のループに陥り

気づいた時にはまわりからは誰もいなくなり

自力で這う健康すらも失い

絶望だけが自分にまとわりついている。

 

 

心にへばりついたものを取り除くには愛が必要だ。

心の浄化には愛がなくては始まらない。

それはおそらく「施し」から生まれる。

すっかりなにかが失われた中のほんの一瞬

そよ風のように

陽の光のように

あなたの体を通り過ぎ

弱り切ったあなたに癒しを与えるだろう。

温もりを与えるだろう。

あなたは安堵と心地良さを感じるだろう。

そして自分を取り戻すだろう。

そこからようやくあなたらしさが息を吹き返すだろう。

その時あなたは言葉にならない言葉とともに

思わず手を合わせているかもしれない。

愛と感謝は一対である。

光と闇が一対であるように

陰と陽が一対であるように

男と女が一対であるように

愛と感謝は対となって

人を人たらしめ 生命を生命たらしめるのだ。

 

 

永遠に・・