『お高いですよ』 | hikari-to-tomoniのブログ

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より自分らしく、楽に生きるために、
感情のデトックスをすることにしました。
その経過を、日々感じたこと等に織り交ぜながら、
書いてみたいと思っています。
とは言っても、気張らずに、気分のままに、
いろんなことを書き綴ってみます(^^)

もう何年も前の話だが、
サービスってなんだろう?
というエピソードを思い出したので
書いてみることにする。


当時は土日休みの会社勤めだったので
ときどき思い立つと
一人で旅をすることが多かった私。

土日の休みを利用して
国内旅行にかなりの頻度で行っていた。



ある時
その当時はまだ世界遺産に認定されていなかった熊野古道
どうしても歩きたくて
何日か休みをとって出かけた。

熊野古道を満喫した後、
電車で移動して夜20時過ぎに
伊勢市駅に着いた。

伊勢市駅近くのホテルを事前予約していたのでさっそく、チェックイン。

夕食がまだだったので
ホテル内で食事ができるかと
フロントでたずねると

対応してくれた年配の男性は
ホテル内にある『ステーキの石かわ』
というお店を紹介してくれたのだが、
その際、こう言ったのだ。

「ご予約がなくても大丈夫ですが、
 “松阪牛”のお店ですので、
   単品もありますが、お高いですよ


目が点になった。。。(・・;)


確かに、

手慣れた一人旅だったから
荷物も少ないし、

歩くことがメインだったので
カジュアルな服装だった苦笑


けれど、
予約したホテルだって
シティーホテルとうたっているが、
お値段も施設もサービスも
ビジネスホテル並み。

現在でも素泊まりなら6,000~7,000円程度で泊まれるランクだ。



“お高いですよ”

言葉では気遣っている風ではあるけれど、

それは、あきらかに
“払えないでしょう?”
という思い込みがあるから出てくる言葉。

そう思っていないのであれば、
○○円のコースがメインになっているなど、
おおよその予算を提示するなり、
逆に質問してくればいいだろうと思った。


こんなのが、“サービス”なのかって
ものすごくビックリした。



ちなみに、
そのフロントマンのありがたい忠告を
無視してそのお店にいってみた。


店内はガラガラなのに
入口のすぐ近くの席に案内される。

他のお客が入ってくるたびに、
目の前をそのお客が通って奥に通される。

ここもか~  ε- (´ー`*)

コースで頼もうと入ったのだが、
その席に通された時点で気が変わり、
定食のようなセットメニューを頼んだ。

結局、食べ終わるまで、3組ほどのお客が入っただけで、店内はガラガラのままだった。


安さをウリにしているような店は別として、
空いている時間でも
ひとり客を大事にできない店は
残念だなぁと思う苦笑

そのひとり客が、次回、他の人を連れてくるとか、他の人に紹介するとかいうことは、お店にとっては些細などうでもいいことに過ぎないのかなぁ(・・?

一人の方が、目の前のことに集中するから、見る目がよりシビアだと思うんだけれども。



この旅のあと、ホテルとお店のサービスの話を友だちにしまくった苦笑

お店の方はともかく、「お高いですよ」サービスは、定宿であっても言われたことがないから、珍しくて苦笑

他にもそういうステキなサービスを受けたことがある人がいないかと思って苦笑汗汗



こうやって、クチコミは広がっていくんですよね苦笑


さて。

あなただったら
やはり
「お高いですよ」と言いますか?