他の部分より下がってしまった歯茎、気になりませんか? | ★ひかり歯科クリニックstaffブログ★

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加齢や歯周病など、様々な原因によって

歯茎が下がってしまい、

歯が長く見えてしまう場合があります。

 

上の赤い線で囲まれた部分が歯茎下がりが

出来てしまっている部分です。

 

特に前歯など外から見える部分だと、

見た目も気になりますね。

 

そのような歯茎が下がった状態を解決する為に、

遊離歯肉移植術という方法があります。

何だか難しい名前ですねえーん

 

自分の上顎から歯肉を切り取り、

歯茎下がりのある部分に張り付ける手術法です。

 

術後は他の部分と同じ歯茎の高さになり、

見た目も良くなります。

 

普通、歯茎に角化歯肉といわれる固く動かない

歯肉があります。

上の図の歯槽粘膜と歯の間にある

薄いピンク色の歯肉です。

角化歯肉は骨にくっついて固く、

頬を動かしてもほとんど動かず、将来にわたって

退縮していく可能性が低いものです。

歯茎が下がった状態では、その角化歯肉がない為、

歯ブラシの圧力に弱く、歯磨きが困難であったり、

歯肉が痩せて炎症を起こしたりする原因にもなります。

 

柔らかい歯肉は歯槽粘膜といい、

頬を動かすたびに歯の周りの歯肉も動き、

ポケットにも汚れが入りやすくなります

 

 

 

インプラントを埋め込んだ部分の歯茎が

動いてしまう状態にある場合、

その粘膜が動いてしまうことにより、

インプラント自体も動いてしまい、

固い歯肉がないため清掃性も悪くなるため

この手術法を用いて長持ちさせていきます。

 

手術を行うことで、柔らかい歯茎しかなかった部分に

固い歯茎ができ、歯ブラシを当てても

圧力に負けることなくしっかりと歯を保持し、

清掃性も向上します。

また前歯など歯の長さが違って見えた部分では、

その見た目も大きく変わってきます(^^♪

 

芸能人ではマツコ・デラックスさんも手術を

行ったと一時期話題になったようです星

 

歯茎の手術をすることで、しっかりとした土台を保ち、

上に立つ歯を守ることに繋がります。

 

歯科にもいろいろな手術法があるんですお願いキラキラ