ポリッシュ塗装 | アルミホイール修理の光

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一休禅師


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ポリッシュ(POLISH)
艶をだす 磨く

アルミホイールの場合は
burnish  

当方にお問い合わせの 一番多いホイールタイプですので  わかりやすく ご説明 いたします。  


【お電話での お問い合わせの際に ほとんどの方々が 「普通のシルバー」「アルミ色」と表現されますが・・・】


MB AMG  
シルバー塗装に リム・スポーク上面がダイヤカットによる切削加工


BBS SR

ブラック塗装にダイヤカット(全艶消しクリア)




この様に アルミ地金を 鏡面仕上げやダイヤカット(切削加工) された物を全般に ポリッシュと呼んでいます。見た目が ツートンカラーになっています。


ジャガー純正 ポリッシュ

一見すると メッキホイールみたいですが
こちらは アルミ地金をバフ研磨されたタイプ    クライスラー Jeepにもあります


アルマイトリム

メッキ調で 鏡の様な写りのこのホイールは アルマイト加工(酸化被膜)
アルミサッシ・やかん・等の表面処理と同じです。

カラーアルマイトで代表的なモデル    ブロンズ

RAYS  TE37

これらの アルマイト加工されたホイールは アルミ地金に酸化被膜をのせて 保護、装飾されていますが


ポリッシュ  特に   マシニング加工された

         ダイヤカット




マシニング加工  切削傷(溝)の上に クリア塗装  すると
光の屈折で 虹色に輝きます。

密着性の悪い アルミ地金に 直接 クリア塗装ですので 経年劣化で 白ボケ ひび割れ 剥がれ が生じます。(パウダーコートでも 密着性は同様です)

その為   各メーカーさんも 専用クリアを吹いてる様で 最近の物は 数年位では 不具合はでなくなってます。

このポリッシュ(ダイヤカット)タイプのホイール    修理するとなると・・・

かなり 大変です(´д`|||) 

当方に入るご依頼の9割は このタイプ

一般の方々は 間違いなく ディラーさんで『修理は出来ないので 交換・・』→ ネット検索

ディラーさん(正規、中古車も含む)なんかは 下請けの鈑金工場や大手ホイール修理工場さんに 依頼されてますが 通常の塗装タイプは問題なくても    この ポリッシュタイプの場合 『うちでは 直せません』となり
→ネット検索

ダイヤカット施工は 鈑金屋さん 同業他社さんなんかでも  超大手ホイール修理工場(大阪or北海道←※注 結局 この超大手さんも大阪に外注)に  下請け 孫請で 出して 修理は可能ですが  工期が長い+ 中間マージンがかかるので高額になります


お問い合わせを いただいた お客様には お見積時に お伝えしておりますが

〔ポリッシュ(ダイヤカット)タイプの修理は下記のそれぞれ〕


①ダイヤカット施工

 マシニング加工による 修理で カットラインの再現  専用クリア塗装  新品同様に仕上がります。
【ポリッシュタイプの完全な再現修理は この修理方法のみです。】



②削り磨きによる施工

大半の同業他社さんは この修理方法です。傷部分を削り磨き  擬似的なヘアーラインを入れて 仕上げます。この場合 リム傷が 数センチでも ほとんどのケースが リム全周を切削します。傷の深さにより オリジナルと比べ 変形してしまう事(損傷が酷い場合は溶接補修します)と スポーク部分との境に境界線が出ます。【デザイン的に違和感なく仕上がる物もあります】

BMW

このホイールは 他所(関東)で 既に削り磨きによる修理がされていた物で 既に 変形していた為  特殊塗料による施工を断念して 全周を削り磨き→ガラスコーティング仕上げ しました。

入庫時の状態は・・・    リム外周 5箇所に傷(うちの 新しい傷以外は 他所で削られていた状態)
削られた箇所は  外側に向けて テーパー状になっており しかも 傷部分だけカットされた為
ガッタガタの酷い仕上がり

でも・・・     お客様は 私が説明するまで 全く 気づいておりませんでした。
中古車を購入された方々に  多い事実

削り磨きでも そこそこ手を入れて 傷を無くしてしまえば    素人さんにはわかりません。ましてや   全塗装してしまえば・・・

非常に 怖い 真実     悪徳な中古車ディラーと組んで 格安で テキトーに直す ホイール修理業者は  売ってしまえば(売る為に)わからない    関東方面に多いです。

綺麗に直して 修理してある事が わからない そんなケースならいいのですが

話を戻して・・    削り磨き施工でも デザイン的に 違和感なく 綺麗に仕上がる物もあります。

また、損傷が酷い場合は溶接補修してから 処置すれば 変形は防げます。


③特殊塗料による施工

ポリッシュ特有の 虹色の輝き・アルミ地金の色合いを再現した 特殊塗料を吹いて 修理する工法

傷部分も修正しますので 深い傷でも 変形はしません。

塗装での修理なので マシニング加工のラインの再現は不可で 修理箇所の周辺に若干の塗装感は出ます。(機械でスパッと まっ平らに削られた面に対して ですので 例えると 定規を使って書いた線とフリーハンドで引いた線の違い)
車両に取り付けした際には ほぼ見分けがつかないレベルです。

【特殊塗装による施工後】


【施工前】

こだわる お客様のご依頼時には ダイヤカット施工なんですが

問題は・・・     最近のダイヤカットタイプは
マシニングラインがほとんどない(ダイヤカット後に磨き加工) 、ラインがグラデーション、  ダイヤカット後に特殊シルバーがうっすら吹いてある、仕上げのクリアがマット(全艶消し)  等


ダイヤカット施工では 再現できないタイプになってきています。


Audi Q3 ガンメタ&ポリッシュ
マットクリア

サイド部分はガンメタ  リム・スポーク上面がダイヤカット   ここまでは 通常のタイプと同じですが 仕上げが マットクリア

この様な ホイールやダイヤカット施工は高いので 塗装で直してほしい   の場合

ポリッシュ塗装(特殊塗料)で 修理します。
仕上げも オリジナル同様のツルツルマット




ポリッシュ塗料    トータルリペア加盟店なら 手に入りますが・・・     ある特殊な工程でないと ダイヤカット特有の輝きは出せません。 この工法が出来るのは 当方を含めて 全国で数店舗しかありません(私の知ってる範囲での話なので・・・  中にはもっと凄い工法を開発されてる方々もおみえになるかも知れません)
【2021〜 メッキ調塗料を使用しており よりアルミ地金の色合いに近い輝きを再現しております】

ポリッシュ塗料での施工は とんでもなく手間が かかり 通常の塗装タイプなら 4本は仕上げられるほど 時間も手間もかかります
マスキングも大変
かと いって 施工金額は 4倍には 出来ません




施工前   リムほぼ全周と スポーク部分に深い損傷




施工後







マットクリアの場合 ダイヤカット面も ほとんど違和感なく 仕上げます。ツルツル加減もオリジナル同様  ざらざらしません。

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今年も あと ちょっと    
でも  施工待ちホイールが山積み(T_T)
正月休みは・・・     ないかな〜